【怖い話】祖父なりの心の整理が、俺に強制的に自分の死を意識させた。背筋がゾッとした【精神】
299:名無しのオカルト 2020/12/23(水)11:02:58.05 ID: rMFUi90Z0.net
母方ジッジは死んだけど今も健在な父方の90歳越えジッジが終活の一環的なので一家の墓にパッパとワイの名前を既に没年だけ空けて名前彫っちゃんたんやけど
リアルに自分の死をねっとりと意識する事になってクッソ背筋がゾッとした
墓を見て自分の名前が既に書いてあるっって最近では一番怖かった
リアルに自分の死をねっとりと意識する事になってクッソ背筋がゾッとした
墓を見て自分の名前が既に書いてあるっって最近では一番怖かった
【不思議な話】あの時の巫女さんがニコニコしながら僕の首を絞め「こんど○○様を困らせたらとても良い所にお連れして差し上げますわ」と……
476: 本当にあった怖い名無し 2006/09/25(月) 16:30:40 ID:Wfh9zmxa0
お稲荷さま騒動から三年ほど経った晩秋の話。
宮大工の修行は厳しく、中々一人前まで続くヤツは居ない。
また、最近は元より、今から十年以上前の当時でも志願してくる若者は少なかった。
俺は、親方からそろそろ一本立ち出来る位の職人となったと言ってもらえたが、
まだまだ親方の足元にも及ばない事は自覚していたので
出来るだけ長く親方の下で働き、勉強させてもらうと決めていた。
ある日、俺より2年遅れて弟子入りしたが、才覚をメキメキと発揮し
一年ほど前に独立した弟弟子のJが顔を見せた。
Jは仕事の腕はずば抜けた物を持っているし、本来悪いヤツではないのだが、
実家の神社が大層なモノ持ちで恵まれている上にちょっとそれを鼻に掛ける小生意気な所があり、
他の弟子たちからは疎まれていた。しかしなぜか俺にだけは良く懐き、
「兄(あに)さん、兄さん」と慕ってくれる可愛いやつだった。
「兄さん、ご無沙汰してました」「おう、Jか!元気に仕事してるか?」
「ええ、お陰さまで。兄さんも相変わらず良い仕事してるそうで、噂は良く聞きますよ。」
「よせやい。弟弟子のおめぇの方が先に一本立ちしといて歯ぁ浮くような世辞を言うない。」
「あれ?なんでお世辞って解ったんですか?」「このヤロウ!そういう事言いやがるのはその口かぁ!」
久しぶりの掛け合いだ。俺もJも大笑いしながら再会を喜んだ。
「で、どうしたい?親方に用でも出来たか?」「ええ、ちょっと...兄さんと親方にご相談が...」
「俺もか?だが親方はちょっと法事で出掛けてるから、夕方くらいに出直すか、
それか上がって待ってろい。おカミさんにも挨拶してけや。」
「あ、じゃあおカミさんに挨拶してから、また出直しますわ。」
そう言ってヤツはおカミさんに土産を渡して挨拶し、一度帰っていった。
宮大工の修行は厳しく、中々一人前まで続くヤツは居ない。
また、最近は元より、今から十年以上前の当時でも志願してくる若者は少なかった。
俺は、親方からそろそろ一本立ち出来る位の職人となったと言ってもらえたが、
まだまだ親方の足元にも及ばない事は自覚していたので
出来るだけ長く親方の下で働き、勉強させてもらうと決めていた。
ある日、俺より2年遅れて弟子入りしたが、才覚をメキメキと発揮し
一年ほど前に独立した弟弟子のJが顔を見せた。
Jは仕事の腕はずば抜けた物を持っているし、本来悪いヤツではないのだが、
実家の神社が大層なモノ持ちで恵まれている上にちょっとそれを鼻に掛ける小生意気な所があり、
他の弟子たちからは疎まれていた。しかしなぜか俺にだけは良く懐き、
「兄(あに)さん、兄さん」と慕ってくれる可愛いやつだった。
「兄さん、ご無沙汰してました」「おう、Jか!元気に仕事してるか?」
「ええ、お陰さまで。兄さんも相変わらず良い仕事してるそうで、噂は良く聞きますよ。」
「よせやい。弟弟子のおめぇの方が先に一本立ちしといて歯ぁ浮くような世辞を言うない。」
「あれ?なんでお世辞って解ったんですか?」「このヤロウ!そういう事言いやがるのはその口かぁ!」
久しぶりの掛け合いだ。俺もJも大笑いしながら再会を喜んだ。
「で、どうしたい?親方に用でも出来たか?」「ええ、ちょっと...兄さんと親方にご相談が...」
「俺もか?だが親方はちょっと法事で出掛けてるから、夕方くらいに出直すか、
それか上がって待ってろい。おカミさんにも挨拶してけや。」
「あ、じゃあおカミさんに挨拶してから、また出直しますわ。」
そう言ってヤツはおカミさんに土産を渡して挨拶し、一度帰っていった。
【怖い話】最近オウムスレよく立つのなんでなん? → オウムに似た香りがする人がこんだけいるからでは?
【怖い話】守りの兵隊さんが次々殺られて、残った兵隊さんが銃を渡してきて君が家族を守れって言ったよ。
59: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 02/08/30 15:57
洩れのお袋は中国からの引き上げ者。港まで貨車で移動したらしいんだけど、守りの兵隊さんが次々殺られて、残った兵隊さんが銃をお袋の兄貴、洩れの叔父さんに渡して、君が家族を守れって言ったそうだよ。
引用元: ・身内に起こった怖い話
【怖い話】2月の高曇りの日、山とは言え通い慣れた道。地図もコンパスも出さず、遠く木々の間に見える小屋を目標に汗を流していた。
228:名無しのオカルト ID:
大学生の頃、トレーニングを兼ねてよく冬の西穂高に登った。アプローチが楽なのと、小屋に通年人
がいるので単独行でも何となく安心だからである。何かあったらどうしようもないので本当に何とな
くだけど。独標の先、西穂までの稜線は岩と雪のミックスで冬山の爽快さといささかの緊張を楽しめ
る初心者向けのコースだ。とりあえず、今回はそんな雪山気分を味わう前、新穂高ロープウェイ山頂
駅から西穂園地を出てすぐでのお話である。
2月の高曇りの日のことである。前日までの雪でトレースも消え、股まで埋まるラッセルに苦労し
ていた。そんな日に限って重装備で来てしまったことを少し後悔したりもしていた。すでに何度も通
い慣れた道なので地図もコンパスも出さず、遠く木々の間に見える西穂の小屋を目標に汗を流してい
た。どれぐらい歩いただろうか。身体が慣れていないせいもあって、早めの休憩を入れようとした時
である。小さな段差を乗りこえた所で一本のトレースに出会った。ラッセルの具合から見て今日の足
跡だ。下山してきた人のものだろうか。誰ともすれ違わなかったことに不思議な気がしつつも、トレ
ースに乗った。人の気配に少し安心し、荷物を下ろしてテルモスの紅茶を飲んだ。トレースは樹林帯
の中を小屋に向かって続いている。僕は方向を確認して再び歩き出した。ペースもあがり、そろそろ
最後の急坂にさしかかるころかな、と思った頃、目の前に小さな小屋が現れた。最初に通過した、
ロープウェイ駅すぐ近くの小屋だった。恐怖感はなかったが、頭から?マークをたくさん出して思わ
ず座り込んでしまった。西穂山荘に向かっていたつもりが、いつの間にか出発点まで戻ってきてしま
ったのだ。いわゆるリングワンデリングという奴だ。リングワンデリングは視界の効かない吹雪の中
とかで起こるものだとばかり思っていたので驚きであった。他人のトレースだと思っていたのは、実
は自分の足跡だったのだ。どおりで歩幅が合うと思った。
このことがあっても冬の西穂通いは毎年行っていて、恥ずかしいのだが実はその後、2度同じ所で
リングワンデリングをしてしまった。いずれも2月の高曇りの日のことであった。何かあるような気
がするのは気のせいなのだろうか。
がいるので単独行でも何となく安心だからである。何かあったらどうしようもないので本当に何とな
くだけど。独標の先、西穂までの稜線は岩と雪のミックスで冬山の爽快さといささかの緊張を楽しめ
る初心者向けのコースだ。とりあえず、今回はそんな雪山気分を味わう前、新穂高ロープウェイ山頂
駅から西穂園地を出てすぐでのお話である。
2月の高曇りの日のことである。前日までの雪でトレースも消え、股まで埋まるラッセルに苦労し
ていた。そんな日に限って重装備で来てしまったことを少し後悔したりもしていた。すでに何度も通
い慣れた道なので地図もコンパスも出さず、遠く木々の間に見える西穂の小屋を目標に汗を流してい
た。どれぐらい歩いただろうか。身体が慣れていないせいもあって、早めの休憩を入れようとした時
である。小さな段差を乗りこえた所で一本のトレースに出会った。ラッセルの具合から見て今日の足
跡だ。下山してきた人のものだろうか。誰ともすれ違わなかったことに不思議な気がしつつも、トレ
ースに乗った。人の気配に少し安心し、荷物を下ろしてテルモスの紅茶を飲んだ。トレースは樹林帯
の中を小屋に向かって続いている。僕は方向を確認して再び歩き出した。ペースもあがり、そろそろ
最後の急坂にさしかかるころかな、と思った頃、目の前に小さな小屋が現れた。最初に通過した、
ロープウェイ駅すぐ近くの小屋だった。恐怖感はなかったが、頭から?マークをたくさん出して思わ
ず座り込んでしまった。西穂山荘に向かっていたつもりが、いつの間にか出発点まで戻ってきてしま
ったのだ。いわゆるリングワンデリングという奴だ。リングワンデリングは視界の効かない吹雪の中
とかで起こるものだとばかり思っていたので驚きであった。他人のトレースだと思っていたのは、実
は自分の足跡だったのだ。どおりで歩幅が合うと思った。
このことがあっても冬の西穂通いは毎年行っていて、恥ずかしいのだが実はその後、2度同じ所で
リングワンデリングをしてしまった。いずれも2月の高曇りの日のことであった。何かあるような気
がするのは気のせいなのだろうか。