【怖い話】入社して1年が経った頃、自分の車に意図的につけられた傷を発見したんです。しかもそのキズは日に日に増えていき…
引用元: ・ほんのりと怖い話スレ その113 ]©2ch.net
199: 本当にあった怖い名無し 2015/12/06(日) 02:08:55.97 ID:zFeVgzzT0
私は、関東地方のはずれにある田舎の街で、一人暮らしをしているものです。
現在、その街に所在している中小企業で、会社員をして生計を立てています。
しかし私は、昔からずっとそこで暮らしていたわけではなく、
数年前に、その会社に転勤するため、東京からその地域へと引っ越してきました。
会社には毎日車で通います。ですが、その地域そのものが、
車なしでは生活できないような僻地で、私だけではなく、
社員の全員が各自の自家用車で出勤しています。
入社してから1年ほどたち、ようやく仕事にも慣れてきたころ、
いつものように自分の車で出勤し、業務を終え、帰路に付こうと駐車場に向かうと
車のドアの部分に ̄というような、擦り傷が入っていました。
現在、その街に所在している中小企業で、会社員をして生計を立てています。
しかし私は、昔からずっとそこで暮らしていたわけではなく、
数年前に、その会社に転勤するため、東京からその地域へと引っ越してきました。
会社には毎日車で通います。ですが、その地域そのものが、
車なしでは生活できないような僻地で、私だけではなく、
社員の全員が各自の自家用車で出勤しています。
入社してから1年ほどたち、ようやく仕事にも慣れてきたころ、
いつものように自分の車で出勤し、業務を終え、帰路に付こうと駐車場に向かうと
車のドアの部分に ̄というような、擦り傷が入っていました。
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走行中に、車のボディを何かにこすりつけた覚えは全くなく、
誰かが意図して付けた傷であることは明らかでした。
私の会社は全員で40人程度の規模なのですが、同僚の方はみないい方ばかりで、
そんな陰湿ないたずらをするような社員は、正直思い当たりません。
私のアパートは、近隣中学校の通学路沿いにあるため、
「アパートに駐車しているときに、中学生がいたずらしたのだろう」
そんな風に自らを納得させ、それについて悩むのはやめました。
翌朝、車の ̄はそのままで、そのほかの箇所にも、傷はついていませんでした。
私はもう何もされることはないだろうと安心し、出勤しました。
誰かが意図して付けた傷であることは明らかでした。
私の会社は全員で40人程度の規模なのですが、同僚の方はみないい方ばかりで、
そんな陰湿ないたずらをするような社員は、正直思い当たりません。
私のアパートは、近隣中学校の通学路沿いにあるため、
「アパートに駐車しているときに、中学生がいたずらしたのだろう」
そんな風に自らを納得させ、それについて悩むのはやめました。
翌朝、車の ̄はそのままで、そのほかの箇所にも、傷はついていませんでした。
私はもう何もされることはないだろうと安心し、出勤しました。
200: 本当にあった怖い名無し 2015/12/06(日) 02:09:29.49 ID:zFeVgzzT0
しかしその日の業務を終え車に戻ると、傷は一つ増えており、
 ̄|という感じで、縦棒が加えられていました。
出勤前に傷が増えていないことを確認したはずなので、
出勤中につけられた傷であることは、おそらく間違いありません。
会社には、社外の人間が出入りすることも当然あるのですが、
私の席は窓際にあり、会社の外から誰かが
駐車場に出入りしたのであれば、すぐに気づきます。
社外の人間が付けた傷とは、やはり考えにくいです。
では、社内の人間だとするなら、いったい誰のしわざなのだろうか?
会社の雰囲気は、今時珍しく本当にアットホームな感じで、
私に敵意を向けている同僚などは、まったく見当もつきません。
そして、その次の日も、また次の日も、傷は少しずつ増えていきました。
最終的に付けられた傷は、コロス という文字になっていました。
私は途中からなんとなく、何と書こうとしているのかは、感づいていました。
途中から、恐怖心もなくなり、誰が、なぜこんなことをするのか、
ただ、不可解で仕方ありませんでした。
あれから2年ほどの月日が過ぎています。
相変わらずアットホームな会社で、仕事も順調です。
あの時以降は、私の身の周りには、特に何事も起こりません。
ただ、あのとき私の車についたあの物騒な傷は、一体なんだったのか、
忙しい日々の暮らしの中、ふいにすごく気になって、
何とも言えない不気味な感覚が湧き上がってきます。
 ̄|という感じで、縦棒が加えられていました。
出勤前に傷が増えていないことを確認したはずなので、
出勤中につけられた傷であることは、おそらく間違いありません。
会社には、社外の人間が出入りすることも当然あるのですが、
私の席は窓際にあり、会社の外から誰かが
駐車場に出入りしたのであれば、すぐに気づきます。
社外の人間が付けた傷とは、やはり考えにくいです。
では、社内の人間だとするなら、いったい誰のしわざなのだろうか?
会社の雰囲気は、今時珍しく本当にアットホームな感じで、
私に敵意を向けている同僚などは、まったく見当もつきません。
そして、その次の日も、また次の日も、傷は少しずつ増えていきました。
最終的に付けられた傷は、コロス という文字になっていました。
私は途中からなんとなく、何と書こうとしているのかは、感づいていました。
途中から、恐怖心もなくなり、誰が、なぜこんなことをするのか、
ただ、不可解で仕方ありませんでした。
あれから2年ほどの月日が過ぎています。
相変わらずアットホームな会社で、仕事も順調です。
あの時以降は、私の身の周りには、特に何事も起こりません。
ただ、あのとき私の車についたあの物騒な傷は、一体なんだったのか、
忙しい日々の暮らしの中、ふいにすごく気になって、
何とも言えない不気味な感覚が湧き上がってきます。
201: 本当にあった怖い名無し 2015/12/06(日) 02:10:20.98 ID:zFeVgzzT0
12月に差し掛かかり、冬の寒さも本格化してきた夜、
この地域の冬はとても寒いのですが、
空気がとてもきれいで、いつもたくさんの星が煌めいています。
上空を見上げると、あれは何かの星座だったのしょうか。
いつもよりも、さらにたくさんの星たちが、それぞれ思い思いの輝きを、
広い夜空にちりばめられていました。
年末に向け、だんだんと忙しくなっていく仕事の日々、
ふと、夜空をぼけーっと眺め、
特に輝きの強さが目立つ星たちを線でつなげてみると、
なんだか コロス という文字が浮かんでくる気がして、ほんのり怖くなりました。
この地域の冬はとても寒いのですが、
空気がとてもきれいで、いつもたくさんの星が煌めいています。
上空を見上げると、あれは何かの星座だったのしょうか。
いつもよりも、さらにたくさんの星たちが、それぞれ思い思いの輝きを、
広い夜空にちりばめられていました。
年末に向け、だんだんと忙しくなっていく仕事の日々、
ふと、夜空をぼけーっと眺め、
特に輝きの強さが目立つ星たちを線でつなげてみると、
なんだか コロス という文字が浮かんでくる気がして、ほんのり怖くなりました。
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