【オカルト】幼稚園のバザーで出展していたお化け屋敷に父と入ったんですが、そこで私はマネキン以外のモノに泣かされることに…

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引用元: ・ほんのりと怖い話スレ その120 ©2ch.net

203: 本当にあった怖い名無し 2016/09/22(木) 22:44:13.60 ID:Kwd0arC50
あんまり怖くない気もするけど体験した不思議なことを投下します。

初の心霊体験
幼稚園児の頃の話です。
私はとある宗教系の幼稚園に通っていました。
その幼稚園でバザーがあり、子ども用にちょっとしたくじや、机とダンボールで作っただけのなんちゃってお化け屋敷をやっていました。(今でもそのくじであてた安物のペンダントや指輪は私の小物入れに入ってますw)
今思い出しても、机を並べた上に段ボールを載せて、黒い布をかぶせただけの本当にしょぼいお化け屋敷でした…。
父と母と一緒に来ていたのですが怖がりな母は、「子供だましだからはいらない!」と主張したため、入り口で待機していることになり、私と父の二人でお化け屋敷に入ることになりました。
お化け屋敷といってもただ暗いだけで、出口のところにぽつんとマネキンの首が置いてあるだけでした。
確かショートカットの女性のマネキンで、普通に美容室に並んでいそうなものでした。特に血涙とかそういうメイクはなかったです(まあ子ども向けだから当然といえば当然ですが…。)
そんな怖くないお化け屋敷だったのに、当時の私は泣かされました。
マネキン以外のモノに…。 

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お化け屋敷の中、誰もいなかったんですよ。 
それなのに、急に後ろから服を引っ張られたんです。 
その時はお化け屋敷の演出なのだろうと思っていたのですが、お化け屋敷から出て、明るいところに出ると、その日はいていたキュロットスカートのすその一部の色が変わっているんです。 
服の上から噛みつかれたときとかって、服に唾液であととか残りますよね。 
まさにそんなかんじで、キュロットの裾にやけに小さい歯形がついていたんです。

205: 本当にあった怖い名無し 2016/09/22(木) 22:46:11.50 ID:Kwd0arC50
すいません、字数制限に引っかかったので分けます

(続き)

その当時の私はキュロットスカートのことをキャロットスカートだと思っていたので、お化け屋敷のすぐそばで「きゃろっと、かまれたー!」とか泣いていて、まわりから見れば、なぜニンジン!!?とだいぶ滑稽だったでしょうね。


おばけ役の大人がいて、驚かすために…とか考えてみても、当時三歳で背の低い方だった私のキュロットの裾にかみつくためにはだいぶ無理のある体制をとらなくてはいけないということと、
父親は何も気が付かなかったとのことだったので、おそらくおばけ役の人はいなかったのでしょう。
(父が、出入り口で受付をしていた園の先生に聞いても、中には誰もいないといわれた…。
今考えると子どもの安全面の問題から中に職員がいないのはありえないとは思うんだけど、少なくとも歯形が大人のものではない。)
後から来た人に驚かされたのかと考えても、入り口で待っていた母から、私と父が入った後誰も入らなかったといわれたので、あのお化け屋敷には私と父しかいなかったはずなんです。

それなのにはっきりと残る小さな歯型。
私は一体何にかまれたのでしょうか?

206: 本当にあった怖い名無し 2016/09/22(木) 22:48:44.89 ID:Kwd0arC50
むしろ主役はおかめ納豆

小学生のころ、町内子供会の行事で、肝試しをすることになりました。
肝試しといっても、小学生が、大人の監修のもとでやるものなので、そんな心霊スポットに行ってとか本格的なものではなく、
夏祭りでの大名行列とか、除夜の鐘を打ちに、とか、何かと訪れることが多い地域密着型のお寺で行いました。
(しかも小学生だから、時間帯は午後7時くらいだった)
まあ、身近な寺とはいっても、すぐそばにお墓はあるし、木が茂ってたから夏でも割と暗くって雰囲気はあった。
そんな雰囲気なんてすぐにぶっ壊されたけど。

私と弟、最近引っ越してきた近所の三姉妹の5人でスタート。
三姉妹は最近越してきたばかりだし、よく知ってる私が何とかしなくてはと、変に張り切ってからまわっていた私(黒歴史)
木からつるされたこんにゃくを見つけ、「生ぬるい」「美味しくなさそう」「タイミング悪い」となぜか仕掛けに駄目だし。
更に歩くと、上から水と一緒におかめ納豆のカップが落ちてくる。
もうここでホラーは死んだ。
「なんでおかめ納豆wwww」
「仕掛け壊れてるんだけど!この後どうするのwww」
「やばい、これちょっとぬるぬる残ってるwww」
「洗えよwwww逆に嫌だわwwww」
行事でテンションあがった小学生のバカ騒ぎ、もはや怖いものなど何もない。

道端で何かを拝んでいた知らないおばあちゃんにも明るく元気にご挨拶。
「こんにちはー!!」
「あ、やべ、今夜だからこんばんはだよwwwバッカwww」
「こんばんはー!こんばんはー!!」

こんなテンションのまま、お寺の横の坂をのぼっていった。
坂のてっぺんには近所の男の子(ガキ大将2号)の両親が待っていて、景品をくれるという話だった。

207: 本当にあった怖い名無し 2016/09/22(木) 22:50:01.13 ID:Kwd0arC50
(続き)

「あれ?いないね?」
坂の上についても誰もいなかった。
あたりを見回しても何もない。
坂の上だと思っていたが、きっとここは階段の踊り場のような場所で、もっと先があってそこに大人がいるに違いない。
そう思って、さらに進もうとしたら、突然肩をつかまれた。

ガキ大将2号の母親だった。

その人が言うには、坂を上がってきたらすぐに見える場所に立っていたのに、全く気が付いてくれないし、声をかけてもダメで、
急に墓場の方へ向かおうとするからヤバいと思って止めたそうだ。
そういわれても、私もそこに大人がいるはずだと思っていたし探したが、
肩をつかまれるまで全くそこにいることを知覚できなかったし、声も聞こえなかった。
とめられてやっと、坂を上ろうとしていたはずなのに、なぜか坂を下りて墓場に向かう方に歩いていたことに気が付いた。

もしかすると、何かに引っ張られていたのかもしれないなあなんて思った。

あと、肝試しの最中にあいさつしたおばあさんだが、その後行った子どもチームの人も、
コンニャク等の仕掛けをしていた人もそんな人はいなかったと不思議そうだった。

208: 本当にあった怖い名無し 2016/09/22(木) 22:51:59.92 ID:Kwd0arC50
お別れなのかそれとも…

私が小3の時に父が死んだ。
父が入院していた病院から朝方電話がかかってきた。
母は父の病院に泊りがけで家にいなかった。
車の運転ができない祖母が、私と弟をタクシーに乗せて病院に連れて行った。
当初、私と弟は父は風邪をこじらせただけだと説明されていたから、
病院から電話が来たその時までだいぶ楽観視していて、心の準備なんてできてなかった。
末期のがんだったなんて知らなかったし、電話が来たときにはもう死んでいたなんて知らなかった。
(祖母からは父の心臓が弱っているから病院に行くと説明されていて、病院に行って冷たくなった父に触って初めて分かった。)
父の死が受け入れられなくて取り乱したり、冷たくなって帰ってきた父を見ていられなくて別の部屋に行くのに、
しばらくするときっとコレは夢だからお父さんは寝てるだけなんだと父に触って確認してはその冷たさにまた別の部屋に逃げてというのを繰り返したりしてた。
そんな状況だったから、その時はきっと話せなかったんだろうな。

209: 本当にあった怖い名無し 2016/09/22(木) 22:56:30.38 ID:Kwd0arC50
(続き)

父が死んで半年くらいしたときに祖母が父の思い出話を語ってくれた。
ギターやバイクが好きだったこと、カラオケがうまかったこと、小さいころ飼っていた犬に逃げられて泣きながら張り紙を張って探したこと。
そんな話をした後にぽろっと祖母がこぼした。

「父が死んだあの日の朝方変な夢を見た」と。

祖母が言うには、夢に父が出てきたそうだ。
父が祖母に手を差し出し、「一緒に行こう」と誘ったらしい。
普段から父と仲のいい祖母だったが、なぜかその時は、どうにも嫌で、「嫌だ、私は行かない。行くならお前だけで行け。」(方言でわかりにくかったので、なおしてます)といって、父の手を振り払った。
父は悲しそうな顔をして、そのまま行ってしまったという。

祖母は「あの夢を見た時間が大体朝の5時くらいだった。医者が言うにはその時間に父が死んだんだろうってことだから、きっと最後のあいさつに来てくれたんだろうなぁ」なんて言ってニコニコしていたけど、私は笑えなかった。

父が祖母も連れて行こうとしたようにしか思えなかった。
もし、祖母が夢の中で父の手を取っていたらいったいどうなっていたのだろう。

210: 本当にあった怖い名無し 2016/09/22(木) 22:58:22.89 ID:Kwd0arC50
(続き)

後、父が死んでから半年の間に、祖母と仲の良かった親戚や近所の方がパタパタと亡くなられた(確か4人くらい?)
祖母と仲の良かったっていうことはまあそれなりに御歳も召していたっていうことだから、そこまで不自然ではないんだけど、
まるで父が祖母があっちに逝ってもさみしくないように準備をしているかのように思えた。

親戚の死亡ラッシュは、祖母の親友ともいえる方が心臓の血管が切れ倒れたことを最後に落ち着いた。
その親友の方は無事生還されたが、医者の話ではあと1分でも救急車の到着が遅かったら間違いなく死んでいたとのこと。


あの人も連れていかれていたら、きっと次は祖母の番だったのかもしれない。



とりあえず書きためたのがなくなったのでここまで。

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