【怖い話】海外のヨットレースで日本人女性が亡くなる事故がありました。その彼女の映っているビデオを編集しているとき、ある怪現象が起こったのです
引用元: ・ 海にまつわる怖い話・不思議な話
515: 本当にあった怖い名無し 03/01/30 01:17
もう10年以上前のことになりますが、海外のヨットレースで日本人女性が亡くなる事故がありました。
当時マスコミでも大きな話題となっていましたからご記憶の方もいるかと思います。
ビデオ制作関連の会社に在籍していた私は、そのレースのプロモの編集に携わっていました。事故後もレース自体は中止されることなく、プロモも事故を起こしたヨットの映像は一切使用しないと言う条件で制作が続行されました。
さて編集作業ですが、素材となるテープはレース開催前の練習風景から撮影されていますから膨大な量です。
当然、事故を起こしたヨットも亡くなられた方も相当に映り込んでいました。
当時マスコミでも大きな話題となっていましたからご記憶の方もいるかと思います。
ビデオ制作関連の会社に在籍していた私は、そのレースのプロモの編集に携わっていました。事故後もレース自体は中止されることなく、プロモも事故を起こしたヨットの映像は一切使用しないと言う条件で制作が続行されました。
さて編集作業ですが、素材となるテープはレース開催前の練習風景から撮影されていますから膨大な量です。
当然、事故を起こしたヨットも亡くなられた方も相当に映り込んでいました。
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中でも印象的なのは開催レセプション風景。
様々な関係者達にインタビューをしているのですが、件のクルー達にもカメラが向けられます。
はじめは他の仲間たちと口々に豊富や意気込みを喋っていた彼女でしたが、一人また一人とカメラの前を離れていき、最後には彼女一人きりになってしまいます。
それに気付いた彼女はカメラに向かって寂しそうに笑い、ひと言
「・・あたし・・ひとりになっちゃった・・・なんで・・」
自らのその後を暗示するかのような言葉に、哀れさと同時に少なからず背筋が寒くなる思いでした。7彼女は転覆したヨットの下から出られなくなった仲間を助けに行き、足にロープが絡まり亡くなったのです。
そして亡くなったのは彼女一人きりだったのです。
516: 本当にあった怖い名無し 03/01/30 01:18
様々な関係者達にインタビューをしているのですが、件のクルー達にもカメラが向けられます。
はじめは他の仲間たちと口々に豊富や意気込みを喋っていた彼女でしたが、一人また一人とカメラの前を離れていき、最後には彼女一人きりになってしまいます。
それに気付いた彼女はカメラに向かって寂しそうに笑い、ひと言
「・・あたし・・ひとりになっちゃった・・・なんで・・」
自らのその後を暗示するかのような言葉に、哀れさと同時に少なからず背筋が寒くなる思いでした。7彼女は転覆したヨットの下から出られなくなった仲間を助けに行き、足にロープが絡まり亡くなったのです。
そして亡くなったのは彼女一人きりだったのです。
516: 本当にあった怖い名無し 03/01/30 01:18
冗長な未編集テープを見続けると言うのは想像以上に疲れるものです。
深夜三時をまわった頃だったでしょうか、私ともう一人の編集マンは何度目かの休憩をとり編集機の前を離れたのです。
と、その時。
ズ・・ズズ・・ズ 編集機の前のビデオプリンタがひとりでにプリントし始めたのです。何かを。しかもプリントするためのコード付きのリモコンは、コードの絡まりを直すためにジャックを抜き編集マンがその手に持っているのです。
思わずモニタを見るとオフにしたはずなのに再生と早送りを不規則に繰り返しながらテープが廻っています。
何を映しているシーンなのかはノイズが多く判然とはしません。
その間もビデオプリンタは、焦れったいほどの速度で何かをプリントしています。
ズズ・・ズ・・・・・ビシッ
深夜の編集室に吐き出されたプリント紙がカットされる音が響きました。
私たちは恐る恐る、それを手に取りました。やはり、と言うべきなのでしょうか。
そこには質の粗いモノクロの映像でもはっきりと判る、亡くなった彼女の姿が映し出されていました。
そして言葉もなく立ちつくす私たちの前で、滅茶苦茶な再生、早送りを繰り返していた編集機も、まるで何かに満足したかのようにゆっくりと動きを止め、プリントされた彼女の姿をより鮮明にモニタに写し、動きを止めました。
モニタの中で彼女は、ヨットの先端に一人きりで座り、遠い水平線をじっと見つめているのでした…
深夜三時をまわった頃だったでしょうか、私ともう一人の編集マンは何度目かの休憩をとり編集機の前を離れたのです。
と、その時。
ズ・・ズズ・・ズ 編集機の前のビデオプリンタがひとりでにプリントし始めたのです。何かを。しかもプリントするためのコード付きのリモコンは、コードの絡まりを直すためにジャックを抜き編集マンがその手に持っているのです。
思わずモニタを見るとオフにしたはずなのに再生と早送りを不規則に繰り返しながらテープが廻っています。
何を映しているシーンなのかはノイズが多く判然とはしません。
その間もビデオプリンタは、焦れったいほどの速度で何かをプリントしています。
ズズ・・ズ・・・・・ビシッ
深夜の編集室に吐き出されたプリント紙がカットされる音が響きました。
私たちは恐る恐る、それを手に取りました。やはり、と言うべきなのでしょうか。
そこには質の粗いモノクロの映像でもはっきりと判る、亡くなった彼女の姿が映し出されていました。
そして言葉もなく立ちつくす私たちの前で、滅茶苦茶な再生、早送りを繰り返していた編集機も、まるで何かに満足したかのようにゆっくりと動きを止め、プリントされた彼女の姿をより鮮明にモニタに写し、動きを止めました。
モニタの中で彼女は、ヨットの先端に一人きりで座り、遠い水平線をじっと見つめているのでした…
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