【怖い話】真夜中、突然妻がむくりと起き上がり「あなた、助けて。オリオン座から電波が飛んできて私を殺そうとするの」
引用元: ・じわじわ解釈する怖い話 4話目
301: 本当にあった怖い名無し 2007/07/25(水) 04:40:46 ID:fQsd79DG0
真夜中。
わたしはなんとなく隣にいる妻の手を握っている。
冷たいな、などと思いながら細い指先を軽く揉んでいると、
突然妻がむくりと起き上がり、わたしにすがりつくと泣きながら言った。
「あなた、助けて。オリオン座から電波が飛んできて私を殺そうとするの」
わたしはなんとなく隣にいる妻の手を握っている。
冷たいな、などと思いながら細い指先を軽く揉んでいると、
突然妻がむくりと起き上がり、わたしにすがりつくと泣きながら言った。
「あなた、助けて。オリオン座から電波が飛んできて私を殺そうとするの」
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あまりのことに一瞬私は驚き言葉を失った。
しかし、即座に何が起こったか理解した。
狂ってしまったのである。社会生活を送るストレス、生活への不安。
そうしたもののせいで、精神を壊してしまったのだ。
この世にありえない幻覚を見ているのである。
泣きじゃくる妻をなだめながら、わたしはしかし冷静だった。
今必要なものは、治療だ。病院である。これは異常事態であり、
こういう状態を放置していいはずがない。
翌朝、幸い休日だったので、仕事にいく必要はなかった。
わたしは妻を抱き上げて衣装を取替え、部屋の座椅子に座らせると、
電話で精神科の予約をとった。
しかし、即座に何が起こったか理解した。
狂ってしまったのである。社会生活を送るストレス、生活への不安。
そうしたもののせいで、精神を壊してしまったのだ。
この世にありえない幻覚を見ているのである。
泣きじゃくる妻をなだめながら、わたしはしかし冷静だった。
今必要なものは、治療だ。病院である。これは異常事態であり、
こういう状態を放置していいはずがない。
翌朝、幸い休日だったので、仕事にいく必要はなかった。
わたしは妻を抱き上げて衣装を取替え、部屋の座椅子に座らせると、
電話で精神科の予約をとった。
306: 本当にあった怖い名無し 2007/07/25(水) 08:08:49 ID:kilgXnH/O
>>301どゆ意味?
318: 本当にあった怖い名無し 2007/07/25(水) 09:10:18 ID:cAJoayNiO
>>306
妻はもう死んで冷たくなっているのだから、起きて喋ったり泣いたりするはずがない。
これは幻覚だ。私は狂ってしまったのだ。
そうだ、精神科へ行こう。
妻はもう死んで冷たくなっているのだから、起きて喋ったり泣いたりするはずがない。
これは幻覚だ。私は狂ってしまったのだ。
そうだ、精神科へ行こう。
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