【怖い話】迎えにきたおれを裕太という名の少年は不審げな表情でおれの方を見た、彼がいうにはこの辺で男の子ばかり失踪する事件が起きていると… | オカルト速報 - オカルト・洒落怖・怖い話・不可思議な話まとめ -

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引用元: ・じわじわ来る怖い話 9じわ目

497: 本当にあった怖い名無し 2007/10/18(木) 15:16:43 ID:euix1vzp0
「……おにいさん、ホントに叔父さんの知り合い?」
小学校の校門の前で、裕太という名の少年は不審げな表情でおれの方を見た。
用心深い子供は嫌いじゃない。おれはにこやかに微笑み、
「初対面だもんね。そんなに簡単に信用しちゃけいけないよね」そう言って携帯を取り出し、
会社の上司である裕太の叔父の番号にかけた。二言三言交わしてから裕太に渡す。
「……もしもし、叔父さん? え、その人で間違いない? うん、わかった」
裕太はおれに携帯を返すと、ホッとした様子で笑顔を作り、
「ごめんなさい。最近このへんでイヤな事件起きてるから、気をつけるように
お母さんからも言われてるんだ」

そう言っておれの車の助手席に乗り込んだ。 
おれは車を発進させる。今日は両親が急用で帰らないので裕太は上司の家に泊まることに 
なったため、急ぎの仕事がない部下のおれが学校から送り届けるよう頼まれたのだ。 
「ねえ裕太くん、さっき言ってたイヤな事件ってなんのこと?」車を走らせながら、 
隣にいる10歳の男の子に話しかける。 
「うん、このへんでね、僕と同い年くらいの男の子ばかり、もう何人もいなくなってるんだ」 
裕太はとたんに表情を曇らせる。 
「ぼくの友達の中山くんも先月いなくなっちゃったの。中山くんの両親は一生懸命探したし、 
警察にも届けたんだけど、まだ見つかってないんだ」 
「そうなんだ。それは心配だね」その事件のことなら知っている。 
「それで、車に乗った若い男が中山くんに声をかけているのを見た人がいるんだって」 
「へえ。そうか、それでおにいさんのこと警戒したんだね」おれはもう一度微笑む。 
「うん。でも、おにいさんがそんな人じゃなくてよかった」裕太もつられて微笑んだ。 
「中山くん、早く見つかるといいね」 
「うん。ひどいこと言うやつもいるけど、ぼくは絶対無事で帰ってくるって信じてるから」 
「そうだね。きっと無事だよ」信号が赤になり、おれはブレーキを踏んだ。 
「裕太くんはきっと、本当にマサキくんと仲が良かったんだね」 
「…………」裕太がじっとこっちを見つめている。 

信号が青に変わり、おれは静かにアクセルに足をかけた。用心深い子供は嫌いじゃない。 


499: 本当にあった怖い名無し 2007/10/18(木) 16:16:34 ID:UeUJW2ob0
>>497
最近の知ってる事件なら名前を覚えてても不自然じゃないよな。
子供の名前は名字じゃなくて下の名前で報道されるし。
ってことは違うポイントか・・・

500: 本当にあった怖い名無し 2007/10/18(木) 17:33:09 ID:jSGckqPc0
>>499
しかし「おにいさん」はその事件を知らない前提で会話してたんだぞ

501: 本当にあった怖い名無し 2007/10/18(木) 17:34:55 ID:dghppqIM0
>>500
>「そうなんだ。それは心配だね」その事件のことなら知っている。
話の話題として聞いたのかも。
でも犯人だったら顔を見たのかとかも聞きたかったのかもね。

519: 本当にあった怖い名無し 2007/10/19(金) 13:50:07 ID:4Y9WZbQKO
>>497
いくら部下がヒマだからって、就業中の赤の他人に親類の子供を迎えに行かせたりするか?
というわけで、叔父さんと「おれ」の共犯だなきっと。裕太の両親に急用が入ったのも叔父さんの策略。
「おれ」が中山くんの下の名前を言ったのは、どうせこれから裕太を殺す予定だから。

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