【オカルト】川の店の近くには渓流と繋がる生簀があるんだが、そこには決まって32匹の魚がくるのだという、その理由が… | オカルト速報 - オカルト・洒落怖・怖い話・不可思議な話まとめ -

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引用元: ・∧∧山にまつわる怖い・不思議な話Part30∧∧

260: 本当にあった怖い名無し 2006/10/25(水) 23:18:20 ID:geBDURUsO
知人Aの話

Aの実家は山の中腹にあり、御両親が食堂と小料理屋を足して2で
割ったような店を営んでいた。店の横の渓流で捕れる川魚料理と
山菜料理は絶品で、訪れた際は、塩焼き、骨酒、山菜おこわなどを
御馳走になるのが楽しみだった。商売気はなく、沢山の田畑を貸し
悠々自適に暮らす夫婦の趣味の店といった雰囲気だ。以前、Aの
帰省に同行して厄介になっていた時、団体客から問い合わせが
あり、魚料理を要望された親父さんは用意できないと断った。急な
団体では仕方ないが、日を改めてという話も断るのは不思議だった。

261: 本当にあった怖い名無し 2006/10/25(水) 23:19:53 ID:geBDURUsO
電話を終えた親父さんに話をふると、面白い話をしてくれた。店の
脇には渓流と繋がる生簀がある。そこには毎日、決まって32匹の
魚がいるという。なぜ32匹?と聞くと、大昔、この集落にはAの
一族が32人いたからだと言う。当時、この辺りの山には鬼が
住んでおり、退治されかけて逃げて来たのをAの先祖が匿って
やったそうだ。傷が癒えて立ち去る時、鬼は何か礼をしたいと
言ったが、先祖は礼などいらないと断った。困った鬼は、訪ねて
来た時に持ってきた魚を、先祖が喜んで食べたことを思い出し、
渓流の魚を全て差し上げると申し出た。

263: 本当にあった怖い名無し 2006/10/25(水) 23:23:05 ID:geBDURUsO
しかし、川の魚を独り占めなんてとんでもない!と、先祖が断った
ため、毎日、新鮮な魚を一族の数だけ受け取ることで話がついた
という。生簀を良く見ると、川との接点には網などの仕切りはなく、
渓流から清らかな水が遠慮なく行き来していた。まるで昔話だが、
少なくとも俺が厄介になっている間は(話を聞いて3日間)毎朝、
誰も捕りに行ってないのに、32匹の大きなアマゴが自然に生簀に
入って逃げようともせず泳いでおり、俺はいわくつき?のアマゴの
塩焼きを不思議な気持ちで噛りついていた。

269: 本当にあった怖い名無し 2006/10/25(水) 23:56:16 ID:w9/ZrzQQ0
>>263
なんかいい話だな、元々落ち武者かなんかを助けた話が
そういう昔話になったかも知れんね。

270: 本当にあった怖い名無し 2006/10/26(木) 00:20:39 ID:PCHjMuR80
>>269
魚はいまだに自然に生け簀に入ってくるって書いてあるよ。

270: 本当にあった怖い名無し 2006/10/26(木) 00:20:39 ID:PCHjMuR80
>>263
と言うことはそのお爺さんの処では1日の最大キャパは32人って事?
ご自分で釣りはしないのかな? 確かに無欲な方ですね。
良い話をありがとうございます。

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この記事へのコメント

コメント一覧

    • 1. 名無しのオカルト
    • 2017年04月11日 11:19
    • いい話じゃないか。
      鬼さん、達者に暮らしているとイイネ。
    • 2. 名無しのオカルト
    • 2017年04月11日 15:20
    • そんなに謙虚な御先祖様の話が伝わっていたら、ガツガツできないよなあ
      鬼さんとの、
      どうぞどうぞ、いやいやそれは多すぎる、の遣り取りが目に浮かぶようだ
      美しい

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