【オカルト】馴染みの山道を一人歩いていると、行く手にいきなり見慣れない川が現れた。怪訝に思いつつ煙草を取り出し、火をつけた瞬間・・・
引用元: ・∧∧山にまつわる怖い・不思議な話Part69∧∧
153: 雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ 2013/05/08(水) 21:24:42.00 ID:DKYMwAuh0
友人の話。
馴染みの山道を一人歩いていると、行く手にいきなり川が現れた。
流れは結構早くて幅もそれなりにあり、ちょっと歩いて渡れそうにない。
「・・・妙だな、こんな所に川なんて無かった筈だけど・・・」
そう訝しく思いながら、腰を下ろして一休みすることにした。
煙草を取り出して、火を付けた次の瞬間。
サーッと水が引き始め、あっという間に川は姿を消してしまった。
驚いた彼は川のあった場所へ駆け寄り、地面を調べてみた。
土は黒色に濡れており、先程までここに水が流れていたのは間違いない。
まるで狐につままれたような思いで、かなりの時間そこで呆けていたそうだ。
水は二度と流れてこなかったという。
馴染みの山道を一人歩いていると、行く手にいきなり川が現れた。
流れは結構早くて幅もそれなりにあり、ちょっと歩いて渡れそうにない。
「・・・妙だな、こんな所に川なんて無かった筈だけど・・・」
そう訝しく思いながら、腰を下ろして一休みすることにした。
煙草を取り出して、火を付けた次の瞬間。
サーッと水が引き始め、あっという間に川は姿を消してしまった。
驚いた彼は川のあった場所へ駆け寄り、地面を調べてみた。
土は黒色に濡れており、先程までここに水が流れていたのは間違いない。
まるで狐につままれたような思いで、かなりの時間そこで呆けていたそうだ。
水は二度と流れてこなかったという。
オカ速おすすめ!
154: 雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ 2013/05/08(水) 21:24:43.00 ID:DKYMwAuh0
知り合いの話。
丑の刻参りがあるという神社へ、友達三人で肝試しに行った。
山奥にあるその社の境内へ車を乗り入れたところ、まるで釘を打っているかのような
コーン、コーンという音が本当に聞こえてきた。
恐る恐る音のする方を見てみると、ぼんやりとした灯りが暗い林の中で揺れている。
「どうする、近くに寄ってみるか?」
「止めとこうよ、これ洒落じゃ済まないよ!?」
そんな押し問答をしていると、コーンという音がピタリと止んだ。
皆、慌てて車に乗り込むと、その場から逃げ出したのだという。
その数日後、彼は激しい痛みに襲われた。
下腹部が猛烈に痛み、酷い血便が出て歩くことすらままならない。
病院へ担ぎ込まれ診察を受けると、仰天するようなことを言われた。
「大腸の途中に何か細長い尖った物が入っている」と。
すぐに手術を受けたのだが、取り出された物は、まだ真新しい釘だった。
全部で三本出てきたという。
「何処でこんな物を呑み込んだの?」と医者に問われたが、彼にそんな覚えはない。
ただ、理由はないが「……あの時の丑の刻参りの釘だ……」と感じたのだという。
話を聞いて見舞いに来た二人の友人も、青い顔をして同意したそうだ。
「あの類いって、人に見られたらいけないんだっけか?
でも三人も居たっていうのに、何で俺だけ呪われたんだろうなぁ……」
冴えない顔で彼はそうボヤいていた。
丑の刻参りがあるという神社へ、友達三人で肝試しに行った。
山奥にあるその社の境内へ車を乗り入れたところ、まるで釘を打っているかのような
コーン、コーンという音が本当に聞こえてきた。
恐る恐る音のする方を見てみると、ぼんやりとした灯りが暗い林の中で揺れている。
「どうする、近くに寄ってみるか?」
「止めとこうよ、これ洒落じゃ済まないよ!?」
そんな押し問答をしていると、コーンという音がピタリと止んだ。
皆、慌てて車に乗り込むと、その場から逃げ出したのだという。
その数日後、彼は激しい痛みに襲われた。
下腹部が猛烈に痛み、酷い血便が出て歩くことすらままならない。
病院へ担ぎ込まれ診察を受けると、仰天するようなことを言われた。
「大腸の途中に何か細長い尖った物が入っている」と。
すぐに手術を受けたのだが、取り出された物は、まだ真新しい釘だった。
全部で三本出てきたという。
「何処でこんな物を呑み込んだの?」と医者に問われたが、彼にそんな覚えはない。
ただ、理由はないが「……あの時の丑の刻参りの釘だ……」と感じたのだという。
話を聞いて見舞いに来た二人の友人も、青い顔をして同意したそうだ。
「あの類いって、人に見られたらいけないんだっけか?
でも三人も居たっていうのに、何で俺だけ呪われたんだろうなぁ……」
冴えない顔で彼はそうボヤいていた。
この記事へのコメント
コメント一覧 (1)
下血の彼は他者に掛けられた分の呪いを背負う避雷針体質なのだろう。
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