【洒落怖名作】『山の測量』女は目を閉じてAの後ろ髪を掴み、後ろから耳元に口を寄せていました。Aは吹雪の中、女の後を追いかけて行きました。 | オカルト速報 - オカルト・洒落怖・怖い話・不可思議な話まとめ -

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midashi

(管理人註:自己責任系。読んだら呪われる、というような表記があります)
639
名無しのオカルト ID:

先月のことです。Aと俺は山へ測量に入りました。

山の測量に行く時は、最低3人で行くようにしていたんですけど
行くハズだった奴がインフルエンザで倒れて、他に手の空いてる人も居なかったんで
しょうがなく2人で行くことになったわけです。
でもやっぱり不安だったんで、境界を案内してくれる地元のおっさんに
ついでに測量も手伝ってくれるように頼みました。
おっさんは賃金くれればOKという事で、俺たちは3人で山に入りました。

前日からの雪で山は真っ白でした。
でも、ポールがよく見えるので、測量は意外にサクサク進みました。

午前中一杯かかって尾根の所まで測ったところで、おっさんの携帯が鳴りました。
おっさんはしばらく話をしていましたが、通話を終えると、急に用事ができたので下りると言い出したのです。

おいおいって思ったんですけど、あとは小径に沿って土地の境界やから、そこを測っていけばイイからって言われて
小径沿いだったら大丈夫かもな、まぁしゃーないか
みたいなムードで、結局Aと俺の二人で続きをやることになりました。

ところがおっさんと別れてすぐ、急に空が曇ってきて天候が怪しくなってきました。
このまま雪になるとヤバイよな、なんて言いながら、Aと俺は早く済まそうと思ってペースを上げました。




 

640名無しのオカルト ID:

ところで、俺らの会社では山の測量するのに
ポケットコンパスって呼ばれている器具を使っています。
方位磁石の上に小さな望遠鏡が付いていて、
それを向けた方向の方位や高低角が判るようになっています。
軽くて丈夫で扱いが簡単なので、山の測量にはもってこいなんです。

俺はコンパスを水平に据え、ポールを持って立っているAの方に望遠鏡を向けて覗きました。
雪に覆われた地面と枝葉に雪をかかえた木立が見えますが、ポールもAの姿も見えません。
少し望遠鏡を動かすと、ロン毛の頭が見えたので、
次に、ポールを探して目盛りを読むためにピントを合わせました。

(あれ?)
ピントが合うと、俺はおかしなことに気付きました。
俺たちはヘルメットを被って測量をしていたのですが、
Aはなぜかメットを脱いでいて、後ろを向いています。
それにAの髪の毛は茶髪だったはずなのに、今見えているのは真っ黒な髪です。
(おかしいな)
望遠鏡から目を上げると、Aがメットを被り、こっちを向いて立っているのが見えました。
が、そのすぐ後ろの木立の隙間に人の姿が見えます。
もう一度望遠鏡を覗いて少し動かしてみました。




641名無しのオカルト ID:

女がいました。

立木に寄りかかるように後ろ向きで立っています。
白っぽい服を着ていて、黒い髪が肩を覆っていました。
(こんな雪山に・・・なんで女?)
俺はゾッとして望遠鏡から目を離しました。
「おーい!」
Aが俺の方に声を掛けてきました。
すると、それが合図だったかのように、女は斜面を下って木立の中に消えてしまいました。

「なにやってんスかー。はよして下さいよー。」
Aのその声で、俺はわれに返りました。

コンパスを読んで野帳に記入した後、俺は小走りでAのそばに行って尋ねました。
「今、お前の後ろに女立っとったぞ、気ぃついてたか?」
「またそんなこと言うて、止めてくださいよー。」
笑いながら、そんなことを言っていたAも、俺が真剣だとわかると
「・・・マジっすか?イヤ、全然わかりませんでしたわ。」
と、表情が強ばりました。




642名無しのオカルト ID:

Aと俺は、あらためて木立の方を探りましたが、木と雪が見えるばかりで女の姿はありません。
「登山してるヤツとちゃうんですか?」
「いや、そんな風には見えんかった・・」
そこで俺は気付きました。
あの女は、この雪山で一人で荷物も持たず、おまけに半袖の服を着ていたんです。
「それ、ほんまにヤバイじゃないっスか。気狂い女とか・・・」
Aはかなり怯えてました。
俺もビビってしまい、居ても立ってもいられない心持ちでした。

そんなことをしているうちに、周囲はだんだん暗くなって、とうとう雪が降ってきました。
「はよ終わらして山下ろ。こらヤバイわ。」
俺たちは慌てて測量作業を再開しました。

天候はドンドン悪化して、吹雪のようになってきました。
ポールを持って立っているAの姿も見にくいし
アッという間に降り積もる雪で、小径もわかりづらくなってきました。
携帯も圏外になっていました。
俺は焦ってきて、一刻も早く山を下りたい一心でコンパスを据え付けました。
レベルもろくに取らずに、Aの方に望遠鏡を向けようとしてそっちを見ました。

すると、さっきの女がAのすぐ後ろに立っていました。




645名無しのオカルト ID:

間あきました、すんません。
なんか、書き込めませんでした。

*****つづきです**************************************

今度は前を向いているようですが、吹雪のせいで良く見えません。
Aは気付いていないのかじっと立っていました。
「おーい!」
俺が声をかけてもAは動こうとしません。
すると、女のほうが動くのが見えました。
慌てて望遠鏡をそっちに向けてビビリながら覗くと
女は目を閉じてAの後ろ髪を掴み、後ろから耳元に口を寄せていました。
何事か囁いているような感じです。
Aは逃げようともしないで、じっと俯いていました。
女は、そんなAに囁き続けています。

俺は恐ろしくなって、ガクガク震えながらその場に立ち尽くしていました。
やがて、女はAの側を離れ、雪の斜面を下り始めました。
すると、Aもその後を追うように立木の中へ入って行きます。

「おーい!A!何してるんや!戻れー!はよ戻ってこい!」
しかし、Aはそんな俺の声を無視して、吹雪の中、女の後を追いかけて行きました。
俺は、測量の道具を放り出して後を追いました。
Aはヨロヨロと木立の中を進んでいます。

「ヤバイって!マジで遭難するぞ!」
このままでは、自分もヤバイ。
本気でそう思いました。
逃げ出したいっていう気持ちが爆発しそうでした。
周囲は吹雪で真っ白です。




647名無しのオカルト ID:

それでも、何とかAに近づきました。

「A!A!しっかりせえ!死んでまうぞ!」
すると、Aがこっちを振り向きました。
Aは虚ろな目で、あらぬ方向を見ていました。
そして、全く意味のわからない言葉で叫びました。

「*******!***!」

口が見たこともないくらい思いっきり開いていました。
ホンキで下あごが胸に付くくらい。
舌が垂れ下がり、口の端が裂けて血が出ていました。
あれは、完全にアゴが外れていたと思います。
そんな格好で、今度は俺の方に向かってきました。

「・・・****!***!」

それが限界でした。
俺は、Aも測量の道具も、何もかも放り出して、無我夢中で山を下りました。
車の所まで戻ると、携帯の電波が届く所まで走って、会社と警察に電話しました。




648名無しのオカルト ID:

やがて、捜索隊が山に入り、俺は事情聴取されました。
最初は、あの女のことを、どう説明したらよいのか悩みましたが
結局見たままのことを話しました。
警察は淡々と調書を取っていました。
ただ、Aに女が何かを囁いていた、というところは繰り返し質問されました。

翌々日、遺体が一つ見つかりました。
白い夏服に黒髪。
俺が見た、あの女の特徴に一致していました。

俺は警察に呼ばれて、あの時の状況についてまた説明させられました。
その時に、警察の人から、その遺体についていろいろと聞かされました。
女の身元はすぐにわかったそうです。
去年の夏に、何十キロも離れた町で行方不明になっていた女の人でした。
ただ、なぜあんな山の中に居たのかはわからない、と言うことでした。
俺は、あの時のことはもう忘れたい、と思っていたので
そんなことはどうでもエエ、と思って聞いていました。

けれど、一つ気になることがありました。
女の遺体を調べたところ、両眼に酷い損傷があったそうです。
俺は、Aのヤツそんなことをしたのか、と思いましたが
どうも違ったみたいで、その傷は随分古いものだったようです。
「目はぜんぜん見えんかったはずや。」
警察の人はそう言いました。




649名無しのオカルト ID:

結局、Aの行方は、今でもわかっていません。
残された家族のことを考えると、Aには生きていて欲しい、とは思いますが、
あの時のことを思い出すと、正直なところ、もう俺はAに会いたくありません。

ただ、何となく嫌な予感がするので、先週、髪を切って坊主にしました。

終わりです。




643名無しのオカルト ID:

つーか、測量してんだから雪降ったら作業を中断するだろ。 
ネタか。




650名無しのオカルト ID:

>>643 
うちの会社の場合、山の測量だと、案内人の都合も合わせないといけないので 
余程のことがないと、続行するんですわ。 
この時はちょっと酷かったですけど 
二人やったんで、逆に止めるもんがおらんかった。




651名無しのオカルト ID:

>俺は、Aのヤツそんなことをしたのか、と思いましたが
ゴメンこの意味がわからない




652名無しのオカルト ID:

>>651
Aが女の目ツブしたんかと思った。
わかりにくくてスマン。




655名無しのオカルト ID:

>>639
アレ?この話
・後ろ髪引っ張られる
・目が潰されている
・坊主にする

これって、どっかで聞いたような・・・




664名無しのオカルト ID:

>>655
すごい気になる。教えれ。




667名無しのオカルト ID:

>>664
単なる思いつきで自信ないんですけど
前スレのパート?で似たような話を見たような・・・
廃屋で何かに憑かれて神主さんが出てくるやつ。
後ろ髪を引っ張って取り憑くとかなんとか・・・




670名無しのオカルト ID:

>>667
自己責任?




672名無しのオカルト ID:

>>670
そう!それです!
さっき過去ログのpart13見てきました。その話です。





673名無しのオカルト ID:

>>670 672

ああ、やっぱりそう思いますか。
俺もその話、前に読んだことがあって
そんで、今回のことで気になりだして、髪の毛ボーズにしたんです。

Aも髪の毛のばしてたし
あの話(自己責任)の方言見てると、女が行方不明になった町に近い感じがしたし
俺はまあ勝手に、女に憑いてたモノがAに移って、それで女は死んでもたんかなぁって考えて。
で、Aは今どこにおるんやろうって思うと、なんか怖くて髪の毛切ったんです。

ここへ書き込んだのは、ちょっと感じワルイかもしれへんけど
誰かの反応を見たかったんです。
俺の不安(自己責任の話と共通点がある)が
普通レベルのものなのか、妄想レベルなのかが知りたかったんです。




866名無しのオカルト ID:

>>639
女の人が行方不明になった町って中国地方ですよね?
もしかして岡山県の市じゃないですか?
その女の人って背が高くなかったですか?
もし差し支えなければ、教えていただけませんか?
亀レスでスミマセン。




674名無しのオカルト ID:





675名無しのオカルト ID:

自己責任…
話は繋がっていたのか




676名無しのオカルト ID:

なんか集計サイトの掲示板にも自己責任と他の話の関連が書かれてたね。

転載------

すいません…投稿じゃないんですけど…
誰も言ってないと思ってたら、投票のところでどなたかが
感想に書かれてるので、前から気になっていることを
ちょっと書いてみます。

【仮説】
「ヤマニシさん(13)」って、「自己責任(13)」と同じことを言っている話じゃないですか?

<似ている点>
・普通の民家のような廃屋
・山の上に神社
・怖い神主
・口にものをつめこむ
・後ろ髪
・封印された奥座敷(?)

<推測>
Y子はネットでX男と知り合った
Y子はネットで呪い怪談「ヤマニシ」の話を聞いた(?)
Y子は現地に行っておかしくなった(呪われた?)
Y子に「ヤマニシ」を教えたX男もおかしくなった

<推測2>
「ヤマニシ」を読むとおかしくなる




677名無しのオカルト ID:

転載続き

<推測3>
「ヤマニシさん(13)」の事件が起きたのは、記述を信用するなら1998年
「ヤマニシさん(13)」の最後に言われている「ヤマニシ=実体のない呪いの話」が、実は「自己責任(13)」(BBSのヘッダを信用するなら1997年ごろ流通)だと考えてもおかしくない

<推測4>
むしろそうだったからY子は後ろ髪をばっさり切ったのでは?

<推測5>
「自己責任(13)」を読んだわたしたちも、そのトリガーがひかれていない(現地に出向くようなことはしていない)だけで、実は呪われているのでは?

<推測6>
「ヤマニシさん(13)」が実話なら、神社の奥座敷にまだ「A」がいるのでは?

以上です。

夜一人でこれを考えついたときには、めちゃめちゃ怖かったです。

http://www1.ocn.ne.jp/~jet-web/kowai/
無断転載スマソ




引用元:%quote_title%

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