【怖い話】20代くらいの若い女の人。70代くらいの細身の爺さん。 みんな、無表情で黙りこくっていて すごく異常な光景だった
29:名無しのオカルト 2008/08/22(金) 21:30:07 ID: ID:xWLnFyo+0
ヨシオ様代理投稿 「無題」1/2
深夜0時過ぎ
友人の家で酒盛りする事になって、
チャリ乗って一緒に家へ向かってたんだ
友人の住んでいるところは
どちらかというと田舎の奥まった方
最近開発されて、出来たばかりの空き家や空き地がいっぱいある
友人も最近越してきた。
その住宅街は綺麗で明るいんだが、途中妙な雰囲気のある神社と小さな川があって結構怖い
当然、夜遅いので辺りは超静か。
外出してる人なんていない
その頃は結構はっちゃっけてたんで(w)
友人と近所迷惑にならん程度にギャアギャア喚きながらチャリをこいでた
そんな感じで住宅街を中程進んだところで、人がいるのに気付いた。
直ぐにしゃべるのを止め、チャリをこぎつつ横目でその人たちを監視する。
20代くらいの若い女の人。
70代くらいの細身の爺さん。
それと3、4人の40代くらいの男の人達が薄汚れた白いワゴン車を取り囲んでいた。
一人の男がドアを開けて、女の人がそこに乗ろうとしている。
その後ろに並ぶように爺さんがいた。
みんな、無表情で黙りこくっていて
すごく異常な光景だった
こんな時間にチャリで自分らがすぐ横走ってても誰一人目もむけなかった
深夜0時過ぎ
友人の家で酒盛りする事になって、
チャリ乗って一緒に家へ向かってたんだ
友人の住んでいるところは
どちらかというと田舎の奥まった方
最近開発されて、出来たばかりの空き家や空き地がいっぱいある
友人も最近越してきた。
その住宅街は綺麗で明るいんだが、途中妙な雰囲気のある神社と小さな川があって結構怖い
当然、夜遅いので辺りは超静か。
外出してる人なんていない
その頃は結構はっちゃっけてたんで(w)
友人と近所迷惑にならん程度にギャアギャア喚きながらチャリをこいでた
そんな感じで住宅街を中程進んだところで、人がいるのに気付いた。
直ぐにしゃべるのを止め、チャリをこぎつつ横目でその人たちを監視する。
20代くらいの若い女の人。
70代くらいの細身の爺さん。
それと3、4人の40代くらいの男の人達が薄汚れた白いワゴン車を取り囲んでいた。
一人の男がドアを開けて、女の人がそこに乗ろうとしている。
その後ろに並ぶように爺さんがいた。
みんな、無表情で黙りこくっていて
すごく異常な光景だった
こんな時間にチャリで自分らがすぐ横走ってても誰一人目もむけなかった
オカ速おすすめ!
30:名無しのオカルト 2008/08/22(金) 21:31:15 ID: ID:xWLnFyo+0
ヨシオ様代理投稿 「無題」2/2
なんだか見てはいけないものを見てしまったように思えて、
慌ててチャリの速度を上げようとしたら
普段楽天的な性格の友人が強ばった表情をしながら俺を追い抜いた。
住宅をすり抜けて、
40mくらい離れたところで我慢出来ずに口を開いた
「今の・・何だったのかな」
「新居見に来てたのかも・・・」
「こんな時間に?それに、車停まってたとこ空き地の前だったよ?」
「え・・じゃあ近所の人が親戚の集まりとかで車置いてたのかも」
「だからってあの雰囲気は異常だろ・・」
「・・うん」
季節は二月
そういえばあの人達は薄着だったなと思い出す
「そいや○○(俺の名前)、気付いた?」
「え、なに?」
「あの女の人、妊婦さんだったね・・・」
「・・・・・」
その後飲む気なくなって
友人ん家で明るくなるまでゲームしてた
急に産気づいて、車で病院へ行くところだったんじゃないとかも話し合ったけど、
思い出す限りあれは臨月のお腹ではなかったし、
それに何より、あの雰囲気がそれとは明らかに違っていた。
結局あの人たちが何者だったのかはわからないけど、
それ以来夜中に外出歩くのをやめた
オチがなくてスマソ
完
なんだか見てはいけないものを見てしまったように思えて、
慌ててチャリの速度を上げようとしたら
普段楽天的な性格の友人が強ばった表情をしながら俺を追い抜いた。
住宅をすり抜けて、
40mくらい離れたところで我慢出来ずに口を開いた
「今の・・何だったのかな」
「新居見に来てたのかも・・・」
「こんな時間に?それに、車停まってたとこ空き地の前だったよ?」
「え・・じゃあ近所の人が親戚の集まりとかで車置いてたのかも」
「だからってあの雰囲気は異常だろ・・」
「・・うん」
季節は二月
そういえばあの人達は薄着だったなと思い出す
「そいや○○(俺の名前)、気付いた?」
「え、なに?」
「あの女の人、妊婦さんだったね・・・」
「・・・・・」
その後飲む気なくなって
友人ん家で明るくなるまでゲームしてた
急に産気づいて、車で病院へ行くところだったんじゃないとかも話し合ったけど、
思い出す限りあれは臨月のお腹ではなかったし、
それに何より、あの雰囲気がそれとは明らかに違っていた。
結局あの人たちが何者だったのかはわからないけど、
それ以来夜中に外出歩くのをやめた
オチがなくてスマソ
完
引用元: 弐〇〇八年・夏 『百物語』 本スレ
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