【オカルト】その日もケータイで怖い話を読んでた。「本当に怖い話」、これも一通り読み終えた。そこでまず異変が……
709:名無しのオカルト 2018/06/03(日) 23:35:16.80 ID: ID:w8FhsWuN/
10年くらい前に一度ネットに書いた話だから知ってる人も、もしかしたらいるかも。
普段はrom専なのと、ケータイからなんで、改行とか変で読み辛かったらゴメン。
あと長いです。
高校3年の夏、夕暮れ時の話。
自分は、怖い話を読むのが好きなのね。
その日もケータイで怖い話を読んでたんだ。
夕暮れ時っても、夏だから外はまだかなり明るく感じるのと、
CDコンポで音楽を流していたので、雰囲気なんてあったもんじゃない。
ありきたりな「テケテケ」だの「トイレの花子さん」だのといった、誰もが知ってるような話を一通り読み終えた。
先述したような環境だったので、全く怖くも何ともない。
そんなとき、そのページの1番下で見つけた。
「本当に怖い話」
そうカテゴライズされていた。
中を覗くとシリーズもののようだ。
結果から言うとこれも全く怖くなかった。
確か内容は、従兄弟が霊感を持っていて、「私」が従兄弟と一緒にいて起きた不思議なことを綴ったものだった。
これも一通り読み終えた。
普段はrom専なのと、ケータイからなんで、改行とか変で読み辛かったらゴメン。
あと長いです。
高校3年の夏、夕暮れ時の話。
自分は、怖い話を読むのが好きなのね。
その日もケータイで怖い話を読んでたんだ。
夕暮れ時っても、夏だから外はまだかなり明るく感じるのと、
CDコンポで音楽を流していたので、雰囲気なんてあったもんじゃない。
ありきたりな「テケテケ」だの「トイレの花子さん」だのといった、誰もが知ってるような話を一通り読み終えた。
先述したような環境だったので、全く怖くも何ともない。
そんなとき、そのページの1番下で見つけた。
「本当に怖い話」
そうカテゴライズされていた。
中を覗くとシリーズもののようだ。
結果から言うとこれも全く怖くなかった。
確か内容は、従兄弟が霊感を持っていて、「私」が従兄弟と一緒にいて起きた不思議なことを綴ったものだった。
これも一通り読み終えた。
オカ速おすすめ!
710:名無しのオカルト 2018/06/03(日) 23:38:21.20 ID: ID:w8FhsWuN/
そこでまず異変。
流してた曲が、ブツッブツッと音飛び。
そこからは急にボリュームが大きくなったり、次の曲に飛んだり、巻き戻ったり。
「本当に怖い」ってこういうこと?実害ある系?
って、暑いのに鳥肌立ちまくり。
そっからはもう一瞬。コンセントを引っこ抜いて、近くの本屋に猛ダッシュ。
とりあえず部屋にいたくないので、本屋で立ち読みしてたんだ。
その当時、ウチはだいたい7時に晩飯だったんだ。
だから頃合いをみて家に帰る。
晩飯食い終わって、リビングで姉貴とテレビを見てた。
そしたら姉貴が「今上で音しなかった?誰か来てる?」とか言い出した。
後出しになるんだが、ウチは一軒家で1階がリビングのある階。
1階と2階は外階段で繋がっていて、一度外に出なきゃ行き来はできない造り。
で、自分の部屋は2階のリビングの真上。
こんな造りなもんだから、友達なんかが勝手に上がってることもあって、溜まり場みたいになっていた。
なので、その時も「あー誰か来たのかな」と姉貴と話し、2階へ。
自分の部屋のドアはすりガラスがはめ込んであるので、中の明かりなんかは外からでも確認が出来るんだ。
階段を上がって、すりガラスを確認。電気点いてない。
姉貴の空耳か、とまたリビングに戻ってテレビを見る。
すると「ゴトゴトッ」と今度は自分も聞いた。
やっぱり誰か来てんだな、電気点けてなかっただけか、ともう一度確認に向かった。
今度は部屋のドアまで開けて、中を確認。
誰もいないんだよ。
さっきのことがあったんで、そこでまた鳥肌。
急いでリビングに戻って、高3の男がビビってるのなんかダサいんで、何食わぬ顔で「家鳴りだと思うわ」って姉貴に報告。
少ししてから「あんた手どうしたの?」って姉貴が言うもんで、え?と思いながら自分の手を確認したら、血がダラダラ垂れてるんだ。
何で自分で気付かなかったんだろってくらい、ダラッダラ。
パックリと皮膚が切れているんだけど、不思議なことに痛みは全くないのね。
流してた曲が、ブツッブツッと音飛び。
そこからは急にボリュームが大きくなったり、次の曲に飛んだり、巻き戻ったり。
「本当に怖い」ってこういうこと?実害ある系?
って、暑いのに鳥肌立ちまくり。
そっからはもう一瞬。コンセントを引っこ抜いて、近くの本屋に猛ダッシュ。
とりあえず部屋にいたくないので、本屋で立ち読みしてたんだ。
その当時、ウチはだいたい7時に晩飯だったんだ。
だから頃合いをみて家に帰る。
晩飯食い終わって、リビングで姉貴とテレビを見てた。
そしたら姉貴が「今上で音しなかった?誰か来てる?」とか言い出した。
後出しになるんだが、ウチは一軒家で1階がリビングのある階。
1階と2階は外階段で繋がっていて、一度外に出なきゃ行き来はできない造り。
で、自分の部屋は2階のリビングの真上。
こんな造りなもんだから、友達なんかが勝手に上がってることもあって、溜まり場みたいになっていた。
なので、その時も「あー誰か来たのかな」と姉貴と話し、2階へ。
自分の部屋のドアはすりガラスがはめ込んであるので、中の明かりなんかは外からでも確認が出来るんだ。
階段を上がって、すりガラスを確認。電気点いてない。
姉貴の空耳か、とまたリビングに戻ってテレビを見る。
すると「ゴトゴトッ」と今度は自分も聞いた。
やっぱり誰か来てんだな、電気点けてなかっただけか、ともう一度確認に向かった。
今度は部屋のドアまで開けて、中を確認。
誰もいないんだよ。
さっきのことがあったんで、そこでまた鳥肌。
急いでリビングに戻って、高3の男がビビってるのなんかダサいんで、何食わぬ顔で「家鳴りだと思うわ」って姉貴に報告。
少ししてから「あんた手どうしたの?」って姉貴が言うもんで、え?と思いながら自分の手を確認したら、血がダラダラ垂れてるんだ。
何で自分で気付かなかったんだろってくらい、ダラッダラ。
パックリと皮膚が切れているんだけど、不思議なことに痛みは全くないのね。
711:名無しのオカルト 2018/06/03(日) 23:41:13.14 ID: ID:2/jsRaS9i
実害が自分の身体にまで降り掛かってきたことで、いよいよ部屋に行きたくなくなった。
けど寝るのに部屋行かなきゃ、怖いからリビングで寝る、なんてのは男としてのプライドが許さなかった。笑
11時くらいになって自室に戻る。すぐに部屋の電気点けて、当時付き合ってた彼女に電話したんだ。
彼女はかなりの怖がりなんで、今日の出来事を話してビビらせてやろうって思った。
案の定、彼女はビビリまくり。他人が怖がってくれると、自分の怖さがかなり薄らいで、むしろ楽しくなってきた。
ウッキウキで話してると、
「本当やめてよ!ねぇ?聞いてる?やめてってば!」と怒り始めた。
あー、やり過ぎたかなと思って
「ゴメンゴメン。もうしないから!他の話ししよ」って謝った。
しかし「ねぇ!本当怖いから!やめて!やめてよ!」ってずーっと。
「もしもし?聞こえてる?」
「やめてってば!怖いから!」
「もしもーし?聞こえてない?1回切るよ?」
ってな流れがあって、一度通話を切って、すぐにリダイヤル。
すると彼女が「あー良かった。通じた。笑」って至って普通に言うわけ。
何があったか聞くと
「怖い話やめてって言ってるのに、話しやめなくて、急にブツッてそっちの音聞こえなくなったんだよね。そしたら、コツッコツッて、ハイヒールで歩くような足音みたいなの聞こえてきて、本当に怖いから切っちゃった。笑」
「で、その後電話かけ直したら、ツーッて通話中の音になってるから、そっちからもかけてきてて、お互い通話中になっちゃって通じないんだ、と思って電話かかってくるの待ってたんだよー笑」
なんて言うわけ。
けど寝るのに部屋行かなきゃ、怖いからリビングで寝る、なんてのは男としてのプライドが許さなかった。笑
11時くらいになって自室に戻る。すぐに部屋の電気点けて、当時付き合ってた彼女に電話したんだ。
彼女はかなりの怖がりなんで、今日の出来事を話してビビらせてやろうって思った。
案の定、彼女はビビリまくり。他人が怖がってくれると、自分の怖さがかなり薄らいで、むしろ楽しくなってきた。
ウッキウキで話してると、
「本当やめてよ!ねぇ?聞いてる?やめてってば!」と怒り始めた。
あー、やり過ぎたかなと思って
「ゴメンゴメン。もうしないから!他の話ししよ」って謝った。
しかし「ねぇ!本当怖いから!やめて!やめてよ!」ってずーっと。
「もしもし?聞こえてる?」
「やめてってば!怖いから!」
「もしもーし?聞こえてない?1回切るよ?」
ってな流れがあって、一度通話を切って、すぐにリダイヤル。
すると彼女が「あー良かった。通じた。笑」って至って普通に言うわけ。
何があったか聞くと
「怖い話やめてって言ってるのに、話しやめなくて、急にブツッてそっちの音聞こえなくなったんだよね。そしたら、コツッコツッて、ハイヒールで歩くような足音みたいなの聞こえてきて、本当に怖いから切っちゃった。笑」
「で、その後電話かけ直したら、ツーッて通話中の音になってるから、そっちからもかけてきてて、お互い通話中になっちゃって通じないんだ、と思って電話かかってくるの待ってたんだよー笑」
なんて言うわけ。
712:名無しのオカルト 2018/06/03(日) 23:41:57.11 ID: ID:2/jsRaS9i
いや、ちょっと待てよ。自分はこっちから電話切ったんだぞ?
しかも直前まで彼女の「やめてってば!怖いから!」なんて声も聞いてるんだ。
話しが合わないんだよ。
なんなら時系列的にも合わないんだよ。彼女が聞いたハイヒールの足音は誰のだ。自分が聞いてた声は誰のなんだ。
これでこの話は終わり。
だけどこの後、大学生になって大学で、バイト先で、
自分が行く先々でハイヒールの足音が聞かれてる。
自分では聞いたこと無いんだが、ずっと着いて来てたらしい。
その話もまたの機会に。
幸いなことにその現象は4年くらい、大学卒業するくらいには無くなったよ。
しかも直前まで彼女の「やめてってば!怖いから!」なんて声も聞いてるんだ。
話しが合わないんだよ。
なんなら時系列的にも合わないんだよ。彼女が聞いたハイヒールの足音は誰のだ。自分が聞いてた声は誰のなんだ。
これでこの話は終わり。
だけどこの後、大学生になって大学で、バイト先で、
自分が行く先々でハイヒールの足音が聞かれてる。
自分では聞いたこと無いんだが、ずっと着いて来てたらしい。
その話もまたの機会に。
幸いなことにその現象は4年くらい、大学卒業するくらいには無くなったよ。
引用元:怖い話、体験談
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