【短篇集】サクッと読める怖い話『不倫やっちゃぁだめ』『しきりと部屋の様子を窺う』『母親かと』
117:名無しのオカルト ID:
叔母さんが東京で友達とアパート暮らししてた時の話し。
友達と服飾を目指し勉強中だった叔母は、友達とも毎日帰宅が深夜だった。
今では、珍しくなった木造で外側にカンカンと音が出る鉄の階段がついて、
叔母達は2階に住んでいた。
1階のすりガラスにはいつも お下げが見を結った若い女性が写り
料理作っていたり、動き廻っている姿を深夜に関わらず良く見ていたそうだ。
約1年半ほど経った頃、おば達の生活は相変わらず深夜帰宅で、
下にいる女性も直接会ったことは無かったが、
生活音・ガラスに映るシルエットで無事に暮らしていたようだ。
家賃をうっかり滞納したため、ある日大家が催促に来た。
世間話で、「1階にいる女性の話」をしたところ、
見る間に大家の顔色が青ざめ、家賃も忘れて、出ていったそうだ。
しばらくして大家が実情を話してくれたそうだ。
なんでも、不倫の末自殺した女性なのだそうだ。
もう何年も1階には人が住んでいないとのこと。
不倫開いては深夜に来ることが多かったので、
お下げの女性は深夜良く料理を作っていたそうだ。
不倫やっちゃあダメだよね。
友達と服飾を目指し勉強中だった叔母は、友達とも毎日帰宅が深夜だった。
今では、珍しくなった木造で外側にカンカンと音が出る鉄の階段がついて、
叔母達は2階に住んでいた。
1階のすりガラスにはいつも お下げが見を結った若い女性が写り
料理作っていたり、動き廻っている姿を深夜に関わらず良く見ていたそうだ。
約1年半ほど経った頃、おば達の生活は相変わらず深夜帰宅で、
下にいる女性も直接会ったことは無かったが、
生活音・ガラスに映るシルエットで無事に暮らしていたようだ。
家賃をうっかり滞納したため、ある日大家が催促に来た。
世間話で、「1階にいる女性の話」をしたところ、
見る間に大家の顔色が青ざめ、家賃も忘れて、出ていったそうだ。
しばらくして大家が実情を話してくれたそうだ。
なんでも、不倫の末自殺した女性なのだそうだ。
もう何年も1階には人が住んでいないとのこと。
不倫開いては深夜に来ることが多かったので、
お下げの女性は深夜良く料理を作っていたそうだ。
不倫やっちゃあダメだよね。
オカ速おすすめ!
118:名無しのオカルト ID:
知り合いのおばあさんが体験した話。
そのおばあさんの家は旧家で、中庭があるらしいんですが、ある日なにげなく
部屋から窓の外を眺めていたら、着物を着た女の人が立っているのに気が付いた
そうです。その出で立ちは、現代風の綺麗な着物ではなく、明治期くらいの
女性が日常着ていたような感じの地味な着物で、髪型も古めかしい結い方。
その女性は庭の中をうろうろし、ふとおばあさんのいる部屋の窓に近寄って
きて覗き込み、しきりと部屋の様子を窺っていたとか。
そうしてしばらくすると、すぅと消えてしまったそうです。
恐くないけど、おばあさん自身はとても恐怖を覚えたそうです。
そのおばあさんの家は旧家で、中庭があるらしいんですが、ある日なにげなく
部屋から窓の外を眺めていたら、着物を着た女の人が立っているのに気が付いた
そうです。その出で立ちは、現代風の綺麗な着物ではなく、明治期くらいの
女性が日常着ていたような感じの地味な着物で、髪型も古めかしい結い方。
その女性は庭の中をうろうろし、ふとおばあさんのいる部屋の窓に近寄って
きて覗き込み、しきりと部屋の様子を窺っていたとか。
そうしてしばらくすると、すぅと消えてしまったそうです。
恐くないけど、おばあさん自身はとても恐怖を覚えたそうです。
119:名無しのオカルト ID:
僕の親友の小学校時分の話。
今から二十年も前のある日。
両親が共働きだった彼は、学校から帰ると
一人、居間でテレビを見ていた。
しばらくすると、玄関の引き戸が開く音がするので
母親が帰ってきたと思った彼は、驚かせてやろうと
居間の入口の引違い襖のそばにしゃがみ、足音がよく
聞こえるようにと襖に耳を押しつけて母親を待ちかまえた。
足音は玄関をあがり、板敷きの廊下を居間に向かって近づいてきて
彼が身を潜める襖の前にきた。
しかし、その足音は入口まできたものの、襖を開けようとしない。
おかしいと思った彼は外の様子をうかがおうと、
いっそう強く襖に耳を押しつけた。 すると
……ガリ……ガリ……ガリ…。
廊下の向こう側からゆっくりと爪で襖をひっかく音がする。
驚いた彼はしばらくその場で硬直したが
意を決して襖を開けると、ものすごい勢いで
廊下を玄関に向かって走るハイヒールの音だけがした。 そうだ。
その後彼は自宅で幾度と無く女の幽霊(?)に悩まされることになる。
作り込みいっさい無しのほんとの話。
今から二十年も前のある日。
両親が共働きだった彼は、学校から帰ると
一人、居間でテレビを見ていた。
しばらくすると、玄関の引き戸が開く音がするので
母親が帰ってきたと思った彼は、驚かせてやろうと
居間の入口の引違い襖のそばにしゃがみ、足音がよく
聞こえるようにと襖に耳を押しつけて母親を待ちかまえた。
足音は玄関をあがり、板敷きの廊下を居間に向かって近づいてきて
彼が身を潜める襖の前にきた。
しかし、その足音は入口まできたものの、襖を開けようとしない。
おかしいと思った彼は外の様子をうかがおうと、
いっそう強く襖に耳を押しつけた。 すると
……ガリ……ガリ……ガリ…。
廊下の向こう側からゆっくりと爪で襖をひっかく音がする。
驚いた彼はしばらくその場で硬直したが
意を決して襖を開けると、ものすごい勢いで
廊下を玄関に向かって走るハイヒールの音だけがした。 そうだ。
その後彼は自宅で幾度と無く女の幽霊(?)に悩まされることになる。
作り込みいっさい無しのほんとの話。
引用元: 死ぬ程洒落にならない話集めてみない?PART3!
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