【オカルト二篇】奥さんは夜になると平癒祈願のに毎日通った / 石の気持ちがわかる少女【石じじい】
592:名無しのオカルト 2019/04/25(木) 21:26:16.31 ID: ID:+5RPUdAw0.net
石じじいの話です。
漁村の話です。
ある漁村に、長患いの男性がいました。
医者にかかっていましたが、薬を飲んでもいっこうによくならない。
そういった状況なので、その男性の奥さんは、夜になるとお寺(お宮?)に平癒祈願のために毎日通っていたそうです。
しかし、その甲斐もなく、もう明日の朝までもたないだろうという状態になりました。
もうだめだろうということで、親戚が家に集まっていましたが、奥さんはその夜もおまいりにいったのです。
しかも、自分の子供である女の子も連れて。
こんな夜に、なにも、もうそんなことをしなくても!この期に及んで!と親戚の人たちは文句を言ったそうです。
彼女は、その夜帰ってきませんでした。娘も。
翌朝、男性は奇跡的に持ち直し、元気を取り戻しはじめたのです。
どこかの家に寄せてもらっていたのだろうと考えてた人々は、奥さんを探しはじめましたが、近所には見当たりません。
近くの家を訪れてもいない。
そのうち、町の人がやってきて、その奥さんの水死体が浜に上がったことを伝えました。
奥さんに連れられて行った女の子は、同じ浜にうずくまって眠っていたそうです。
女の子に尋ねたところ、その夜、奥さんは彼女を浜に残して、「これからお父さんの薬をもらってきます。すぐにもどってくるからここで待っていなさい。眠くなったら眠るといいでしょう。」
と言って、海に入って行ったと。
人々は、旦那さんの為に願をかけて入水自殺したのだろうと大いに悲しみ、また賞賛したそうです。
漁村の話です。
ある漁村に、長患いの男性がいました。
医者にかかっていましたが、薬を飲んでもいっこうによくならない。
そういった状況なので、その男性の奥さんは、夜になるとお寺(お宮?)に平癒祈願のために毎日通っていたそうです。
しかし、その甲斐もなく、もう明日の朝までもたないだろうという状態になりました。
もうだめだろうということで、親戚が家に集まっていましたが、奥さんはその夜もおまいりにいったのです。
しかも、自分の子供である女の子も連れて。
こんな夜に、なにも、もうそんなことをしなくても!この期に及んで!と親戚の人たちは文句を言ったそうです。
彼女は、その夜帰ってきませんでした。娘も。
翌朝、男性は奇跡的に持ち直し、元気を取り戻しはじめたのです。
どこかの家に寄せてもらっていたのだろうと考えてた人々は、奥さんを探しはじめましたが、近所には見当たりません。
近くの家を訪れてもいない。
そのうち、町の人がやってきて、その奥さんの水死体が浜に上がったことを伝えました。
奥さんに連れられて行った女の子は、同じ浜にうずくまって眠っていたそうです。
女の子に尋ねたところ、その夜、奥さんは彼女を浜に残して、「これからお父さんの薬をもらってきます。すぐにもどってくるからここで待っていなさい。眠くなったら眠るといいでしょう。」
と言って、海に入って行ったと。
人々は、旦那さんの為に願をかけて入水自殺したのだろうと大いに悲しみ、また賞賛したそうです。
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776:名無しのオカルト 2019/06/28(金) 16:46:55.08 ID: ID:8Nr6jLQ+0.net
石じじいの話です。
石の気持ちがわかる人がいたそうです。
その人は、少女でした。
石を握って眠ると、その石の考えがわかるのだと。
もちろん、周りの人は相手にしませんでした。
きYXい、だろうから、町の脳病院に連れて行った方が良い、と言う人もいました。
石を扱うじじいとしては、その少女に興味を持って、いろいろと尋ねてみたそうです。
彼女によれば、どんな石でも、それに誠実に問いかければ、こたえてくれる、ということでした。
石にとってはこの世界は「静寂」にあふれている。
それを乱すものがある。それが人間の思念である、と。
もちろん、そのような言葉を使って少女が説明したわけではありません。
少女の話したことのじじいの解釈です。
石は冷静に人間の生活を見ているから、なんでも知っているのだ。
石は、まわりの世界に感応して、いろいろなことを知るのだ、と。
ある時、その少女は、彼女の両親の「恥ずべき良からぬ行為」を言い始めました。
親や兄弟、親戚は、ちKXい子供の妄想である、と困りました。
こんな子供は世間様に対して恥ずかしいと。
その後も、少女は色々なことを言うので、家族の者たちは彼女を家に閉じ込めました。
その後、少女は遠くの山のため池で水死しているのが発見されました。
狂って入水したか、遊んでいてあやまって池に落ちた、のだろうということでした。
軟禁されていた少女が一人で遠くの山にまで行って溺れ死ぬという。
*一部、伏せ字としてあります。
石の気持ちがわかる人がいたそうです。
その人は、少女でした。
石を握って眠ると、その石の考えがわかるのだと。
もちろん、周りの人は相手にしませんでした。
きYXい、だろうから、町の脳病院に連れて行った方が良い、と言う人もいました。
石を扱うじじいとしては、その少女に興味を持って、いろいろと尋ねてみたそうです。
彼女によれば、どんな石でも、それに誠実に問いかければ、こたえてくれる、ということでした。
石にとってはこの世界は「静寂」にあふれている。
それを乱すものがある。それが人間の思念である、と。
もちろん、そのような言葉を使って少女が説明したわけではありません。
少女の話したことのじじいの解釈です。
石は冷静に人間の生活を見ているから、なんでも知っているのだ。
石は、まわりの世界に感応して、いろいろなことを知るのだ、と。
ある時、その少女は、彼女の両親の「恥ずべき良からぬ行為」を言い始めました。
親や兄弟、親戚は、ちKXい子供の妄想である、と困りました。
こんな子供は世間様に対して恥ずかしいと。
その後も、少女は色々なことを言うので、家族の者たちは彼女を家に閉じ込めました。
その後、少女は遠くの山のため池で水死しているのが発見されました。
狂って入水したか、遊んでいてあやまって池に落ちた、のだろうということでした。
軟禁されていた少女が一人で遠くの山にまで行って溺れ死ぬという。
*一部、伏せ字としてあります。
引用元:海・山にまつわる怖い話・不思議な話 2
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