【オカルト】深夜ふと目を開けたとき、真っ赤な女性のシルエットが宙に浮いていました。
229:名無しのオカルト ID:
笑える話と言うか、怖い話と言うか…ともかく身内と私自身にあったことです。
今から10年ほど前でしょうか。
深夜ふと目を開けたとき、真っ赤な女性のシルエットが宙に浮いていました。
そのシルエットは、そのまますうっと消えました。
一瞬ぎょっとしましたが、私はカーテンの隙間から差し込んだ光か何かを見間違え
たのだろうと思い、そのまま寝ました。
身近にいろいろ起こったのは、それからでした。
今から10年ほど前でしょうか。
深夜ふと目を開けたとき、真っ赤な女性のシルエットが宙に浮いていました。
そのシルエットは、そのまますうっと消えました。
一瞬ぎょっとしましたが、私はカーテンの隙間から差し込んだ光か何かを見間違え
たのだろうと思い、そのまま寝ました。
身近にいろいろ起こったのは、それからでした。
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230:名無しのオカルト ID:
私の家には当時、両親と弟、それに私の4人が住んでいました。
もう一人の弟はすでに家を離れており、誰も使っていない彼の寝室にはベッドが一
つ置いてありました。
ある晩食事をしていると母に、その誰も使っていない部屋に入ったか尋ねられま
した。
いや、と答えると母は怪訝な顔をします。
なにがあったのか聞くと、母はこう答えました。
「○○(独立した弟の名前です)の部屋のベッドな、なんか乱れていて…まるで誰
かが寝たあとみたいに」
もう一人の弟はすでに家を離れており、誰も使っていない彼の寝室にはベッドが一
つ置いてありました。
ある晩食事をしていると母に、その誰も使っていない部屋に入ったか尋ねられま
した。
いや、と答えると母は怪訝な顔をします。
なにがあったのか聞くと、母はこう答えました。
「○○(独立した弟の名前です)の部屋のベッドな、なんか乱れていて…まるで誰
かが寝たあとみたいに」
231:名無しのオカルト ID:
なにやら気味が悪いということで、母が魔除けのつもりで塩と剃刀の刃をその誰も
使っていない部屋に置きました。
その翌日です。
居間の食卓に置いてあった新聞を広げると、中の数ページが切れていたのです。
丁度、剃刀で切ったかのように鋭く…。
使っていない部屋に置きました。
その翌日です。
居間の食卓に置いてあった新聞を広げると、中の数ページが切れていたのです。
丁度、剃刀で切ったかのように鋭く…。
232:名無しのオカルト ID:
その後、ちょっとした災難が続きました。
同居している弟が不注意から指に火傷をしました。
また私も、激しい頭痛に襲われ数日会社を休みました。熱はなく、風邪とかのたぐ
いではなかったと思います。
同居している弟が不注意から指に火傷をしました。
また私も、激しい頭痛に襲われ数日会社を休みました。熱はなく、風邪とかのたぐ
いではなかったと思います。
233:名無しのオカルト ID:
オチと言いますか、先に申し上げます。
誰も使っていないはずの部屋のベッドが乱れていたのは、父が昼寝したためでし
た。父はわりとずぼらな性格で、乱れたシーツなどを直さなかった…ただそれだけ
のことでした。
また、新聞紙が切れていた件は、どうも母親がそこで食パンを切ったためだったよ
うです。なにぶん昨日の今日だったため、怪現象に結びつけて考えてしまったよう
でした。
やはり、怖い怖いと思っていると、なにごともそんなふうにとらえてしまう、とい
うことなんでしょうね。
誰も使っていないはずの部屋のベッドが乱れていたのは、父が昼寝したためでし
た。父はわりとずぼらな性格で、乱れたシーツなどを直さなかった…ただそれだけ
のことでした。
また、新聞紙が切れていた件は、どうも母親がそこで食パンを切ったためだったよ
うです。なにぶん昨日の今日だったため、怪現象に結びつけて考えてしまったよう
でした。
やはり、怖い怖いと思っていると、なにごともそんなふうにとらえてしまう、とい
うことなんでしょうね。
234:名無しのオカルト ID:
で、その後なのですが。
弟が火傷の治療のため、車で病院に行くということで、私もいっしょに行くことに
しました。原因不明の頭痛はまだ続いていたのです。
車を駐車場に入れ、二人でロビーに向かって歩きながら、私はふと、弟に言いまし
た。
「しかし、ここのところ妙なことが続いたな」
「うん」
「この間の夜も、変な赤い女を見たし…ま、見間違いだろうけど」
「…」
ふいに弟は立ち止まり、しばらく口ごもってから言いました。
「俺が見たのも、赤い女だった…」
その後は、特に変わったことはおきていません。
先に述べましたようにベッドの乱れも、新聞紙が切れていたのも、怪奇現象でもな
んでもありませんでした。
私の頭痛も、よくある体調不良だったのかもしれません。
しかしその「赤い女」についてだけは、いまだに納得の行く説明ができないので
す。
弟が火傷の治療のため、車で病院に行くということで、私もいっしょに行くことに
しました。原因不明の頭痛はまだ続いていたのです。
車を駐車場に入れ、二人でロビーに向かって歩きながら、私はふと、弟に言いまし
た。
「しかし、ここのところ妙なことが続いたな」
「うん」
「この間の夜も、変な赤い女を見たし…ま、見間違いだろうけど」
「…」
ふいに弟は立ち止まり、しばらく口ごもってから言いました。
「俺が見たのも、赤い女だった…」
その後は、特に変わったことはおきていません。
先に述べましたようにベッドの乱れも、新聞紙が切れていたのも、怪奇現象でもな
んでもありませんでした。
私の頭痛も、よくある体調不良だったのかもしれません。
しかしその「赤い女」についてだけは、いまだに納得の行く説明ができないので
す。
237:名無しのオカルト ID:
私はまったく霊感のない人間なのですが、両親はあたりまえのように霊を見ます。
朝の食卓の会話で「昨日(死んだ)おじいちゃん来てたよ」と言うような両親なのです。
母は若い頃、病気をしたのですが本人が病気とは気付かず、
ただの疲れだと思っていたようです。
とうとう母は家の中で倒れ、いつしか眠りに入りました。
すると草原に川があり、大きな橋がかかっていて、
橋の向こうにはたくさんの人がいて母を見ています。
まるで呼んでいるようなので、母は橋を渡ろうとしました。
すると「来るなっ!!」という声。
その声は数年前に亡くなった、母の父親の声だったそうです。
その言葉で母は目をさましました。
朝の食卓の会話で「昨日(死んだ)おじいちゃん来てたよ」と言うような両親なのです。
母は若い頃、病気をしたのですが本人が病気とは気付かず、
ただの疲れだと思っていたようです。
とうとう母は家の中で倒れ、いつしか眠りに入りました。
すると草原に川があり、大きな橋がかかっていて、
橋の向こうにはたくさんの人がいて母を見ています。
まるで呼んでいるようなので、母は橋を渡ろうとしました。
すると「来るなっ!!」という声。
その声は数年前に亡くなった、母の父親の声だったそうです。
その言葉で母は目をさましました。
引用元:身内に起こった怖い話 4話目
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