【風習・信仰】近所の祭の起源は、生け贄の儀式 / 生贄も呪術も神話も、死から遠ざかろうとした心理的風景の表現か。

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178名無しのオカルト 2012/09/19(水) 17:50:34.07 ID: ID:SAFO2zeR0

うう……盛り上がらんな……
とりま近所の田舎神社のお祭りの話

田舎の神社って言ってもチョー古いけど結構リッパな感じ
西に土壁に囲まれた本殿?中央に高床式?の神楽殿、広い敷地を挟んで
社務所←結構最近建った

その神社で行われる祭りってのが、物凄い数の餅を藁で編んだ
直径3メートルくらいの藁玉?の周りに餅くっ付けて町を練り歩く
どおって事無い祭りなんだけど、昔はその藁玉を川に投げ入れてたらしい。

ピーンと来た人は分かると思うけどこの祭りの起源って
川の水神、龍にささげる「生け贄」の儀式なのね
昔はもちろん若い娘を生け贄にしてたんだけど餅に変わったー♪みたいな
で、他にもこんな感じの起源を持った祭りって無いかなー?とか思ったの
誰か無いかね?

あと、ふと思った、「雛祭り」これの派生で
「流し雛」ってあるじゃんアレ昔「人を流してた」って思ったら
ゾゾゾ……ってしない?wまー人流さないけどww




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179名無しのオカルト 2012/09/19(水) 19:03:36.74 ID: ID:8DXjZS9k0

有名なのは中国の饅頭(マントウ)の起源は川の氾濫を鎮めるために首を捧げていた風習の代わりに孔明が肉詰め饅頭を作ったという話があるよね。




180名無しのオカルト 2012/09/19(水) 20:04:26.25 ID: ID:SAFO2zeR0

ああーTVで見たことある!
確か流す饅頭の大きさがホントに人の頭くらいあった、
てか、首をささげるって何か凄よね……
やっぱ、逃げれないように致命傷与えてから「生け贄」にするのが
ポピュラーなんだろうか?
イメージ的に生きたまま手足縛って川にブチ込むって勝手に思ってたけど・・・
頭部にダメージ負った生け贄のミイラとか多かったな、そういえば……




182名無しのオカルト 2012/09/19(水) 20:56:00.08 ID: ID:8DXjZS9k0

>>180
例えば漢字だってもともとは古代中国の類感呪術からきてる。
”道”という字も敵の首を埋めて国境の結界を結んだとか、
”方”は木に架けられた死体で、それを四方に置いて悪霊の侵入を防いでいたとかね。

屠殺には動物をなるべく苦しめずに殺すって考え方があるし、生贄にもそういう人間的な考えがあったかもしれないね。
逆に生贄の悲痛の念を神に捧げるという残酷なのもあったかもしれない、そういう発想もまた人間的だがね。




183名無しのオカルト 2012/09/19(水) 22:12:34.22 ID: ID:SAFO2zeR0

死や災いを遠ざけるために「死」を利用する人類って考えると
面白いね、生命にとって死は絶対的な恐怖っぽいし。
呪術、生け贄は当時の人類の恐怖や畏怖に対する1つの表現方法って所かな?

例えば、カグツチ(火の神)を産んでイザナミは死んでしまった
って表現した日本神話
例えば、「太陽を一万個集めたほど明るく煙と火が絡み合った光り輝く柱」
って表現されたマハーバーラタのインドラの雷
これら2つは火山噴火だって言われてて
俺は当時の人が当時の感性で一生懸命その現象を表現したのだと思う
何かの小説のあとがきで見た「江戸時代の人はスターウォーズを産み出せない」
てのに似てる、つまりその時代の感性で呪術(表現方法)も変わるって思考実験をしてみた。

例えば、同時多発テロ9.11以降
「飛行機の機内に持ち込めるライターの数が1人1個に制限された」って話。
こんな物でテロが抑止出来るのか?
もちろん出来るわけがない。
専門家はコレを現在も行われる人の「呪術」「おまじない」の類だと表現した。

そこで、例えば俺がまったく新しい形の表現方法で呪術をかける。
もしくは今現在その方法を呪術を実行していると告白してみる。




184名無しのオカルト 2012/09/19(水) 23:52:23.62 ID: ID:8DXjZS9k0

動物たちはもっと反射的に死を避ける。
死を想念の中で恐れ忌み避けるようになったのは人間独特のものだろう。
それは人間の時系列で長期的に記憶する脳の機能が発達した作用したからに思える。
死を拒み生き永らえようとするからこそ人間は文明を産みだし数を増やした。

イザナギがイザナミと黄泉比良坂で離縁したのも、アダムとイブがエデンの園から追放されたのも、
そんな死から遠ざかろうとした心理的風景の現れなんだと思うね。
けれど君の火山の話もそうだけど神話はいろんな風に解釈ができるからなあ。
まあそういう見方もできるよねってところに落ち着く。

呪術のミソはいかに人を共感させ情動を喚起させるかというところにある。
例えば、なんでもないようなただの空き地に注連縄を結んでやると人が入ってこなくなるという風に。

わざわざ告白してどうするwまあ自分もそれに勘づいた上でのっかってるわけだが。
さて、そもそもそれがそれが君自身の意志によるものなのかどうか?w




185名無しのオカルト 2012/09/20(木) 00:18:04.75 ID: ID:4Obi7ZINO

日本神話はむしろギリシャ神話のが類似性あるな
ギリシャ出身の小泉八雲も指摘してたけど…

・イザナギの命の黄泉訪問≒オルフェウスの黄泉訪問(妻の奪還が目的→見るなのタブー違反で失敗)
・天岩戸隠れ≒ペルセポネーの掠奪と母デーメーテールの嘆き(女神が悲しみから穴蔵に篭り、土地が荒れる)

他にも、イザナミの命は「ヨモツヘグイ(黄泉の飯を食う)」したため現世に帰れないと言い、
ペルセポネーは現世へ帰される際、腹が空いて冥界のザクロの実を3つ食べたので
3ヶ月冥界で過ごす羽目になる(この間デーメーテールが悲しむため草木が枯れる=冬の到来)なんてのも




186名無しのオカルト 2012/09/20(木) 00:55:28.01 ID: ID:atfhohnV0

正にソコ動物ではなく人、一部の生命にしか与えられなかった
自己意識、自らが存在すると言う理解の核心を持った人ですよ。

ネアンデルタール人も死者を弔ったって話を聞きますし。
現生人類の直接の先祖じゃない類人猿ですよ。つまり「知性」
「自己意識」は自分以外を意識(理解)するって事に繋がる、
つまり「超自然的な存在」を意識する。
例えば心の内、恐怖(悪魔、悪霊)壮大な山の風景から(山岳信仰)

そして各地に残る国産み、185さんの言う「神話」の共通性
ベルセルクってマンガにずばりそのままの言葉があった。
「言葉や呼び名、信仰が違っても太陽は太陽、神様は神様」うろ覚えw

つまりやり方はどうアレ「生け贄」は生け贄だし「呪術」は呪術
さてソコで、184さんの言う「呪術のミソはいかに人を共感させ情動を喚起させるか」
つまり信じ込ませるか、そこで心理学で言う無意識の意識化ってのをやってみる

ここの板を見る人はオカルトに対してある程度の受容、素質がある人だと思う。
逆に言うと免疫も備えてる。

でも既に呪われていてその兆しはホンの些細なモノとして現われる
例えばモノを無くしてしまう、例えば夕食が美味しくなかった。
ホンの些細な、普段なら気に留めない出来事が実は呪いの兆候だと今知ってしまう。




188名無しのオカルト 2012/09/20(木) 01:08:25.01 ID: ID:Ih517BXM0

>>185
ギリシャ神話は確かに似てる話ありますよね。

あと旧約聖書も日本神話ととても似てる話があるんですよ。

ヤコブとその兄・エサウとの関係は、
山幸彦とその兄・海幸彦との関係と相似形を成してるかのごとくですし、
海幸・山幸兄弟の両親および伯母にあたる、天孫ニニギ命とコノハナサクヤ姫とイワナガ姫の婚姻にまつわるエピソードも、
ヤコブとラケル、ラケルの姉レアに絡んだ婚姻エピソードとあまりに類似していて、読んでいてゾクゾクするほどです。




189名無しのオカルト 2012/09/20(木) 02:12:40.45 ID: ID:FTh0bELM0

>>185
冥界下りに限らず世界中の神話の共通性はたくさんあるね。
バナナ型とかハイヌウェレ型とか。
そんなもんでユングの元型論が生まれたわけだしね。

>>186
その最後の下りはどうだ見てくれといわんばかりのマインドコントロールだなあw
まあ人を惑わすようなまじないをするつもりなら俺もそれなりの対処させてもらうよ。
包丁は正しく使わないと人殺しの道具にもなるからなあ。




198名無しのオカルト 2012/09/20(木) 11:16:37.47 ID: ID:hI/Er9hy0

諏訪の御柱大祭とか、死人が出る(のが珍しくない)お祭りって
ああいうのは生け贄を捧げる儀式も兼ねてるの?

あと、衆人が先を争って我先に御利益にありつこうと醜い争いを
繰り広げる祭りってよくあるけど、例えばどこだか忘れたけど
正月あたりにやる福男とか、ああいうのは神様が醜い下郎共を
ニヤニヤとヲチする感覚なのかな
信心深いまたは迷信深い方々の、もっともらしいこじつけ解釈が聞きたい




引用元:【神社】寺社にまつわるオカルト話19【寺】
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この記事へのコメント

 コメント一覧 (2)

    • 1. 名無しのオカルト
    • 2020年10月29日 04:29
    • 逆だろ。永遠の命を生きるのを望んでたのはごく一部の権力者。
      四苦八苦と災厄、生きてる無常観と無力感に包まれた現世で悠久の時間を生き永らえようと考える奴はいない。

      多くの人間は死を受け入れつつ理解しようとしてた。神、庇護、祭り、安定、安息、自由、苦しみがない世界、それらをくくって極楽と呼び、神や仏にすがって今の苦しみを和らげ、死んだ後に現世の苦しみとは無縁の世界に行ける希望を抱いていた。
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    • 2. 名無しのオカルト
    • 2020年10月29日 11:15
    • 雛祭りって流し雛が原型だと習ったけど、流し雛が派生なの?
      ヒトガタに厄を移して流すんでしょ?「人を流してた」って考える奴がいることに驚き。
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