【怖い話二篇】持ち主のいないラジオ /登山される方は「死人に口無し」と言う言葉を忘れないで下さい。
73:名無しのオカルト ID:
持ち主のいないラジオ
あれは確か1977年の7月下旬から8月上旬でしたから,もう20年ほど前のことでした。
私は友人と3人で北アルプスの裏銀座コースという3000m級の尾根を縦走していました。
縦走というのは山の頂上を巡り歩く山登りのことです。
第2泊目,野口五郎小屋という所に泊まったのですが,割合すいていて,自家発電
による電灯,TVもあり,食事も良く快適でした。それでも登山者は早朝に出発する
ものですから夜9時前には消灯して寝るのが普通です。寝るところはセンベイ布団は
ありますが,いわゆるザコ寝です。
皆が寝入って静かになった頃,ラジオを聴いているヤツがいるのです。小さな音で
したが,静かなだけに気になりました。皆が疲れているのに迷惑だな,と思いながら
もそのうちスイッチを切ってくれるだろうと待っていました。しかし,だんだん腹が
立って,起きあがって小屋の従業員に,注意してくれるように言いに行きました。
しかし,誰もラジオなど聴いている客などいなかったのです。他の客も起き出して
調べたところ,あるリュックの中のラジオが鳴っていたことがわかりそのスイッチを
切って事は収まるはずでした・・・
従業員がぽつりと漏らしました。そのリュックの持ち主は今夜の客の中にいないん
です。恐らく本人の荷物を置いたまま,身軽で下山したのではないか,と言うのです。
野口五郎岳から一日で麓に下山できるコースはありません。夏場とはいえ装備無しで
下山するなど自殺行為とも言えます。ラジオのスイッチはずーと入りっぱなしだった
のかもしれないし,荷物を動かした際に入ってしまったのかもしれません。
静けさの暗闇の山頂で聞こえたラジオは,電波状況のため音量にウエーブがかかって
いて,断片的に番組提供者名が聞こえていました「・・・霊友会です・・」
あれは確か1977年の7月下旬から8月上旬でしたから,もう20年ほど前のことでした。
私は友人と3人で北アルプスの裏銀座コースという3000m級の尾根を縦走していました。
縦走というのは山の頂上を巡り歩く山登りのことです。
第2泊目,野口五郎小屋という所に泊まったのですが,割合すいていて,自家発電
による電灯,TVもあり,食事も良く快適でした。それでも登山者は早朝に出発する
ものですから夜9時前には消灯して寝るのが普通です。寝るところはセンベイ布団は
ありますが,いわゆるザコ寝です。
皆が寝入って静かになった頃,ラジオを聴いているヤツがいるのです。小さな音で
したが,静かなだけに気になりました。皆が疲れているのに迷惑だな,と思いながら
もそのうちスイッチを切ってくれるだろうと待っていました。しかし,だんだん腹が
立って,起きあがって小屋の従業員に,注意してくれるように言いに行きました。
しかし,誰もラジオなど聴いている客などいなかったのです。他の客も起き出して
調べたところ,あるリュックの中のラジオが鳴っていたことがわかりそのスイッチを
切って事は収まるはずでした・・・
従業員がぽつりと漏らしました。そのリュックの持ち主は今夜の客の中にいないん
です。恐らく本人の荷物を置いたまま,身軽で下山したのではないか,と言うのです。
野口五郎岳から一日で麓に下山できるコースはありません。夏場とはいえ装備無しで
下山するなど自殺行為とも言えます。ラジオのスイッチはずーと入りっぱなしだった
のかもしれないし,荷物を動かした際に入ってしまったのかもしれません。
静けさの暗闇の山頂で聞こえたラジオは,電波状況のため音量にウエーブがかかって
いて,断片的に番組提供者名が聞こえていました「・・・霊友会です・・」
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185:名無しのオカルト ID:
私の実家は日本有数の豪雪地帯です。
冬は農閑期なのですが昔から男衆は出稼ぎには
行きませんでした。臨時収入があるからです。
その村の裏手は冬山登山のメッカで男衆は
案内役を買って出ます。ガイド料としての
収入もあるのですが実は更なる収入源があるのです。
ガイドはわざと難所に誘導し、連絡を事前に受けていた
別の男衆達が、なんと人工なだれを起こすのです。
そして警察に連絡、山狩りが召集され、ガイド料の
何倍の捜査協力手当てが舞い込むカラクリなのです。
全ての冬山登山観光地がそうであるとは言いませんが
登山される方は「死人に口無し」と言う言葉を
忘れないで下さい。
冬は農閑期なのですが昔から男衆は出稼ぎには
行きませんでした。臨時収入があるからです。
その村の裏手は冬山登山のメッカで男衆は
案内役を買って出ます。ガイド料としての
収入もあるのですが実は更なる収入源があるのです。
ガイドはわざと難所に誘導し、連絡を事前に受けていた
別の男衆達が、なんと人工なだれを起こすのです。
そして警察に連絡、山狩りが召集され、ガイド料の
何倍の捜査協力手当てが舞い込むカラクリなのです。
全ての冬山登山観光地がそうであるとは言いませんが
登山される方は「死人に口無し」と言う言葉を
忘れないで下さい。
引用元:山にまつわる怖い話
この記事へのコメント
コメント一覧 (5)
occlut_soku
がしました
しかも昔から毎年雪崩死亡事故起こしてたら冬山登山には向かない山として
冬場は閉鎖されたり指導が入ったりはしないのか?
登山事情には詳しくないから知らんけど
occlut_soku
がしました
それも無茶ぶりだよな。
occlut_soku
がしました
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