【オカルト】また見覚えのない部屋で目覚めた。決意してベッドを降りて初めて「怖い」と思った。ベッド自体見覚えのない物だったのだ。

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56: 青田 ◆91XhvMgA 02/08/30 15:34
友人の話。

彼女は小学1年生の時、父親の仕事の都合でアメリカに越した。
越したところは大きな家で、彼女は念願の自分の部屋を持つことができた。

引っ越したばかりで何もなく、部屋には初めから置いてあったベッドがあるのみ。
その大きなベッドをすっかり気に入った彼女は初日から
「一人で寝るー!」と言ってその部屋で寝ることにした。

(つづく)

引用元: ・身内に起こった怖い話

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57: 青田 ◆91XhvMgA 02/08/30 15:36
(つづき)

時差ボケのせいか、なかなか寝付けない。
少しウトウトしていたが、すぐに浅い眠りから目覚めた。
(のど渇いた)
身を起すと、彼女は
(あれ?)
と違和感を感じた。

なんだか部屋の様子が違う。

暗くて見渡せないが、「こんなに広い部屋だったっけ?」
と感じた。

ベッドの上でボーッとしていると、急に疲れが襲って来て、彼女は
また眠りに落ちていった。

(つづく)

60: 青田 ◆91XhvMgA 02/08/30 15:58
(つづき)

アメリカに越してから、数週間が経ち、彼女の一家は忙しい日々を送っていた。
現地校に通う事となった彼女は言葉がわからず苦労していたし、父は仕事で
毎晩遅く、母も父の同僚の奥さん連中との付き合いや、子供の学校、医療や日々
の生活の事で追われていた。

そんなある晩、彼女は夜中に目が覚めた。
ベッドから身を起し、眠い目をこすって部屋を見渡すと、部屋の雰囲気が違う。

よく見ると、部屋のそのものが違う。

暗闇に目を凝らすと、異様に広い空間が広がっている。
部屋の広さは寝室というよりは、ホールの様だった。

(いやだこれ、夢だ)
そう考えて、ふとんを被って寝てしまった。

(つづく)

61: 青田 ◆91XhvMgA 02/08/30 15:59
(つづき)

また何週間か過ぎたが、同じ様な事が何度も起きた。

彼女は両親にその事を話そうと何回も思ったが、父も母も不慣れな海外生活に
疲れてピリピリしていて、とても話せる状況ではなかった。

ある晩、また「例の部屋」で目覚めた彼女はある決意をした。

(今日はベッドから出てみよう)
半分夢だと決め付けていた彼女は、自分自身でその部屋の正体を確かめてみる
つもりだった。

そっとベッドから降りる。
ベッドから降りて、彼女は初めて「怖い」と思った。
ベッド自体、彼女のベッドではなかったのだ。

(つづく)

62: 青田 ◆91XhvMgA 02/08/30 16:00
(つづき)

大きな部屋は暗闇に包まれ、その全貌がわからない。
床にガラスの破片の様なものがたくさん落ちていて、歩く度に
ジャリジャリと音がした。
ベッドを中央にして部屋の両端にドアがあったので、彼女はその一つに
近づいて行った。

ドアのノブに手をかけ、開けようとすると、耳元で
「##%$$1212!&’!!!」
英語で誰かが怒鳴った。

(つづく)

63: 青田 ◆91XhvMgA 02/08/30 16:01
(つづき)

(えっ、えっ、何?)
と驚きながら、彼女がまたドアを開けようとすると
「##%$$1212!&’!!!」
と耳元で怒鳴り声。

怖かったが、気にせずドアを開けた。

ドアの向こうには部屋があった。
今彼女がいる部屋と全く同じ造りの部屋が。

そして部屋の向こう側にはドアがあり、そのドアの前に誰かが後ろ向きで立っている。
どうやら彼女と同じ様にドアを開け、ドアの向こうを覗いている様だった。

その人物は彼女が着ているのと同じパジャマを着て、同じ髪型をしている。
うしろ向きで顔は見えないが
(あれ、自分?)

そう、それは彼女自身の後ろ姿だった。

(つづく)

64: 青田 ◆91XhvMgA 02/08/30 16:02
(つづき)

しばらく様子を見ていると、彼女の背後から風が吹いた。
後ろを向くと、部屋の反対側のドアが開き、隙間から誰かが覗いている。

よく見ると、巨大な黒人男性の首が、4つ縦に並んで彼女のことを見下ろしていた。

(やだ、怖い)
彼女は開きかけのドアを開けると、隣の部屋に逃げこんだ。

ドン!!

何かにぶつかって倒れた。
上を見上げると、後ろ向きの人物がいた。

(あ、私がもう一人いる)
と思っていると、その人物がこちらを向いた。

しかし、それは自分ではなかった。
発疹だらけの顔の少女。
腫れて開かない目で彼女のことを睨みつけ、
「##%$$1212!&’!!!」
と怒鳴った。

彼女はそこで意識を失った。

(つづく)

66: 青田 ◆91XhvMgA 02/08/30 16:03
(つづき)

父の仕事の都合で、その土地には半年しかいなかったという。
あとで調べると、その家があった場所には19世紀頃その土地の名主の
大きな屋敷が建っていたらしい。

その屋敷でどんな事が起こったのか、知ることはできなかったが、
彼女が言うには、あの少女の部屋と自分の部屋が同じ空間に立地していた
のではないかとのことだ。

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