【ほんのり二篇】耳元で突然「アフ-アフ-アフ-」 / 猫だーと近づいていくとなんか変。全く厚みがなかった。
158: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2001/08/21(火) 00:06
15年も昔の話しだが、大学受験のために上京した俺は
大塚にあるビジネスホテルに泊まった。
はじめての東京、はじめて一人で泊まるホテルに舞い上がっていた俺は
チェックインして部屋に入るとすぐにベットにダイブした。
すると勢い余って壁に激突、飾ってあった絵が落ちてしまった。
やばいと思ってすぐ絵を拾うと額縁の中でちょっと傾いた様に見える。
直そうと額縁の裏をあけてびっくり、思わず「なんだこりゃあ! 」
と叫んでいた。額縁の裏にはビッシリと御札やお守りが詰まっていた。
真新しいお守りや少し黄ばんだ御札など入れた時期もばらばらの様だった。
しばらく呆然と見下ろしている俺の耳元で突然「アフ-アフ-アフ-」と
女の人がゲップをしている様な声がした。俺は荷物をつかむと弾かれる様に
ホテルを飛び出した。
大塚にあるビジネスホテルに泊まった。
はじめての東京、はじめて一人で泊まるホテルに舞い上がっていた俺は
チェックインして部屋に入るとすぐにベットにダイブした。
すると勢い余って壁に激突、飾ってあった絵が落ちてしまった。
やばいと思ってすぐ絵を拾うと額縁の中でちょっと傾いた様に見える。
直そうと額縁の裏をあけてびっくり、思わず「なんだこりゃあ! 」
と叫んでいた。額縁の裏にはビッシリと御札やお守りが詰まっていた。
真新しいお守りや少し黄ばんだ御札など入れた時期もばらばらの様だった。
しばらく呆然と見下ろしている俺の耳元で突然「アフ-アフ-アフ-」と
女の人がゲップをしている様な声がした。俺は荷物をつかむと弾かれる様に
ホテルを飛び出した。
引用元: ・ほんのりと恐い話スレ、その3~~
オカ速おすすめ!
161: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2001/08/21(火) 01:02
恐くもない話なんだけど。
先日、団地のそばを歩いていたら、黒猫が歩いていた。
僕は猫好きなので「猫だー」と近づいていくと、何か変。
10メートルほどの距離まで近づいてよく見てみると、
その猫に全く厚みがないのに気が付いた。
例えて言うなら、と言うかまさにそのものなんだけど、
黒ラシャ紙で作った切り絵状の猫が歩いていたのだ。
猫が向きを変えると、一気に平たくなる。
「あ、やばいな」と思ったので無視して通り過ぎると、
ペラペラの黒猫が路地の方に歩いてゆくのが横目に見えた。
そのようなものも密かに住んでいるのだな、と思った夏の日。
先日、団地のそばを歩いていたら、黒猫が歩いていた。
僕は猫好きなので「猫だー」と近づいていくと、何か変。
10メートルほどの距離まで近づいてよく見てみると、
その猫に全く厚みがないのに気が付いた。
例えて言うなら、と言うかまさにそのものなんだけど、
黒ラシャ紙で作った切り絵状の猫が歩いていたのだ。
猫が向きを変えると、一気に平たくなる。
「あ、やばいな」と思ったので無視して通り過ぎると、
ペラペラの黒猫が路地の方に歩いてゆくのが横目に見えた。
そのようなものも密かに住んでいるのだな、と思った夏の日。
この記事へのコメント
コメント一覧 (1)
occlut_soku
がしました
コメントする