【オカルト】亡くなった叔父さんは気さくで好かれてたが伯母は遺品の写真を見てある言葉を吐き捨てた。
※関連記事(同じ話者):【オカルト】「あんた達、化物連れて帰って来たんだよ」。奥さんは庭へ出て焚き火をし皿や酒を用意した……|オカルト速報
193: ◆dXcfrJBpgk 2021/09/12(日) 22:36:44.91 ID:eEhqSjEP0
193: ◆dXcfrJBpgk 2021/09/12(日) 22:36:44.91 ID:eEhqSjEP0
もう少し詳細に話すけど、その叔父さんは機械に長けてる人だった。
子供の頃、その叔父さんに会うのは盆暮れ正月、親戚同士が集まる時期だけだった。
その叔父さんは気さくで、俺を含めた甥っ子や姪っ子に好かれてた。
子供ながらに、叔父さんがくれるお年玉も高額だったのもあるけど、叔父さんは子供達が好きだったんだと思う。
実際に当時の叔父さんは子供達に夢を与える仕事をしていた。
子供の頃、その叔父さんに会うのは盆暮れ正月、親戚同士が集まる時期だけだった。
その叔父さんは気さくで、俺を含めた甥っ子や姪っ子に好かれてた。
子供ながらに、叔父さんがくれるお年玉も高額だったのもあるけど、叔父さんは子供達が好きだったんだと思う。
実際に当時の叔父さんは子供達に夢を与える仕事をしていた。
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194: ◆dXcfrJBpgk 2021/09/12(日) 22:56:05.42 ID:eEhqSjEP0
叔父さんが亡くなったあと、叔父さんが暮らしていた借家へ遺留品を両親、親戚数名で片付けに行った。
平屋の借家で閑静な叔父さんの家は庭も手入れされてて、何故自○するようになったのか不思議だった。
今まで自暴自棄になった人は今までも見てきたけど、それと違うと今は思う。
室内に入ると、いろんな物があるもののきちんと整頓されてた。
玄関からまっすぐの所の居室に飾られた額に入った写真が俺の目に飛び込んだ。
その写真に写るの笑顔の叔父さんと知らない女性だった。
でもそこに写る女性は赤いモヤみたいに包まれていて、身長や体格がわかる程度だった。
平屋の借家で閑静な叔父さんの家は庭も手入れされてて、何故自○するようになったのか不思議だった。
今まで自暴自棄になった人は今までも見てきたけど、それと違うと今は思う。
室内に入ると、いろんな物があるもののきちんと整頓されてた。
玄関からまっすぐの所の居室に飾られた額に入った写真が俺の目に飛び込んだ。
その写真に写るの笑顔の叔父さんと知らない女性だった。
でもそこに写る女性は赤いモヤみたいに包まれていて、身長や体格がわかる程度だった。
195: ◆dXcfrJBpgk 2021/09/12(日) 23:04:42.63 ID:eEhqSjEP0
その写真を親戚は他の遺留品と黙々とダンボールに詰め始めた。
その時に一緒に片付けに来てた伯母が
「あのおんな」と
吐き捨てるように言ったのを覚えてる。
その日のうちに室内の遺留品を片付け、清掃をし帰宅した。
その時に一緒に片付けに来てた伯母が
「あのおんな」と
吐き捨てるように言ったのを覚えてる。
その日のうちに室内の遺留品を片付け、清掃をし帰宅した。
196: ◆dXcfrJBpgk 2021/09/12(日) 23:09:07.50 ID:eEhqSjEP0
帰宅して、俺はお袋に聞いた。
「なんで叔父さんは○んだの?あの写真に一緒に写ってた人は誰なの?」
お袋は涙を浮かべて答えてくれた。
「なんで叔父さんは○んだの?あの写真に一緒に写ってた人は誰なの?」
お袋は涙を浮かべて答えてくれた。
197: ◆dXcfrJBpgk 2021/09/12(日) 23:14:39.26 ID:eEhqSjEP0
まず、一緒に写る女性は知らないと、亡くなる前に当時付き合ってる女性が居たのは聞いてたと。
俺はその時見た赤いモヤの女性の写真が恐ろしいものだと認識した。
「実はね、」
お袋は話し始めた。
俺はその時見た赤いモヤの女性の写真が恐ろしいものだと認識した。
「実はね、」
お袋は話し始めた。
198: ◆dXcfrJBpgk 2021/09/12(日) 23:19:26.05 ID:eEhqSjEP0
ここから戦後の関東の話しになるんだけど、お袋からいろいろ話しを聞いたんだ。
ほんとゆっくりで申し訳ないけど、これからも書きますのでよろしくおねがいします。
今回も見てくれてありがとうございました。
ほんとゆっくりで申し訳ないけど、これからも書きますのでよろしくおねがいします。
今回も見てくれてありがとうございました。
202: ◆dXcfrJBpgk 2021/09/14(火) 23:47:23.79 ID:+5mXhhLn0
「お爺さんが、亡くなった叔父さんが若い頃に初めて連れてきた彼女との結婚を絶対にダメだ!」
と拒絶したのが始まりだったらしい。
叔父さんは家を出た、というか口論になって勘当され、一人暮らしを始めたと。
俺のなかでは、と言うか温厚なおじいちゃんという認識だっただけに、驚いた。
と拒絶したのが始まりだったらしい。
叔父さんは家を出た、というか口論になって勘当され、一人暮らしを始めたと。
俺のなかでは、と言うか温厚なおじいちゃんという認識だっただけに、驚いた。
204: ◆dXcfrJBpgk 2021/09/15(水) 00:06:57.39 ID:VUaUzGbe0
ただ、お爺さんの家は立派で額に飾られた古い絵や、お爺さんの若い頃の写真、そして額に入った数々の勲章。
ガキだった俺にはそれが何を意味するものかとかより、田舎な場所で、虫を摂ったり畑や田んぼを走りまわることしか考えてなかった。
俺の母親は話しを続けた。
「お爺さんはね、戦争から帰ってお前がわかるように無口になったんだよ、でも私はその当時産まれたばかりだったから、ことを兄や姉から聞いたんだ」
お袋は兄が二人の弟一人の四人兄弟、亡くなったのは末っ子で、お袋は可愛がってたらしい。
お袋はいつも、亡くなった叔父さんのことを、俺の前でさえも○○ちゃん、○○ちゃんって呼んでたから、俺も同じように叔父さんに話しかけるときにそう呼んでた。
優しい叔父さんだったから、思い出すと目が潤むや、
ガキだった俺にはそれが何を意味するものかとかより、田舎な場所で、虫を摂ったり畑や田んぼを走りまわることしか考えてなかった。
俺の母親は話しを続けた。
「お爺さんはね、戦争から帰ってお前がわかるように無口になったんだよ、でも私はその当時産まれたばかりだったから、ことを兄や姉から聞いたんだ」
お袋は兄が二人の弟一人の四人兄弟、亡くなったのは末っ子で、お袋は可愛がってたらしい。
お袋はいつも、亡くなった叔父さんのことを、俺の前でさえも○○ちゃん、○○ちゃんって呼んでたから、俺も同じように叔父さんに話しかけるときにそう呼んでた。
優しい叔父さんだったから、思い出すと目が潤むや、
206: ◆dXcfrJBpgk 2021/09/15(水) 00:29:20.27 ID:VUaUzGbe0
その時、化物の話しを思い出した。
なんでこうなったかお袋にあらためて聞いてみた。
「わからない、でも○○ちゃんお爺さん見返してやろうと、お金はいっぱい持ってたからね」
俺はさらに聞いた、亡くなった当初、その保険屋の彼女ともまだ付き合ってたんでしょ、と
「そうみたい、でも部屋を片付ける前に、事件性が無いか警察が部屋を調べたらしいんだけど、何も事件性のあるものは見つからなかったみたいで、遺書もね」
ガキの俺にも理解できなかった。
なんでこうなったかお袋にあらためて聞いてみた。
「わからない、でも○○ちゃんお爺さん見返してやろうと、お金はいっぱい持ってたからね」
俺はさらに聞いた、亡くなった当初、その保険屋の彼女ともまだ付き合ってたんでしょ、と
「そうみたい、でも部屋を片付ける前に、事件性が無いか警察が部屋を調べたらしいんだけど、何も事件性のあるものは見つからなかったみたいで、遺書もね」
ガキの俺にも理解できなかった。
207: ◆dXcfrJBpgk 2021/09/15(水) 00:40:27.95 ID:VUaUzGbe0
ガキの俺ながらに、納得出来ず
「なんで警察は身内が入る前に叔父さんの家に入り自○って言ったの?その女ははどこにいんの?何て言ってんの?なんで遺書がねぇのさ!」
強い口調でまくし立ててしまい、
お袋は号泣しながら
「○○ちゃん、ごめんね、ごめんね、守ってあげられなくて、」
俺は泣き崩れるお袋にもう何も聞くこともできなくなり、バイクで出かけた。
「なんで警察は身内が入る前に叔父さんの家に入り自○って言ったの?その女ははどこにいんの?何て言ってんの?なんで遺書がねぇのさ!」
強い口調でまくし立ててしまい、
お袋は号泣しながら
「○○ちゃん、ごめんね、ごめんね、守ってあげられなくて、」
俺は泣き崩れるお袋にもう何も聞くこともできなくなり、バイクで出かけた。
208: ◆dXcfrJBpgk 2021/09/15(水) 00:56:46.45 ID:VUaUzGbe0
バイクを走らせながら、いろんなことを考えてた。
気が付くと国道136線の七里ヶ浜に居た、そこは何故かバイク仲間とよく行った場所で、江ノ電が終電を迎えると物寂しく感じる場所。
でも俺はこの場所が好きだった。
ぽつんと一台だけある自販機の前にバイクを停め、いつも買ってたミルクティーを手に海岸へ降りた。
波は静かで薄曇りだった。
俺はミルクティーを握りしめて砂浜に座った。
「ごめんな」
確かに叔父さんの声だった、俺は辺りを見回したが、その姿は無かった。
腑に落ちない気持ちが込み上げ、俺は誰も居ない砂浜で号泣してた。
気が付くと国道136線の七里ヶ浜に居た、そこは何故かバイク仲間とよく行った場所で、江ノ電が終電を迎えると物寂しく感じる場所。
でも俺はこの場所が好きだった。
ぽつんと一台だけある自販機の前にバイクを停め、いつも買ってたミルクティーを手に海岸へ降りた。
波は静かで薄曇りだった。
俺はミルクティーを握りしめて砂浜に座った。
「ごめんな」
確かに叔父さんの声だった、俺は辺りを見回したが、その姿は無かった。
腑に落ちない気持ちが込み上げ、俺は誰も居ない砂浜で号泣してた。
209: ◆dXcfrJBpgk 2021/09/15(水) 01:17:27.26 ID:VUaUzGbe0
俺は、涙を拭き落ち着きを取り戻すと、波打ち際にいる数人の若者の姿が目に入った。
涙で霞んだ目を凝らし、なんでこんな時間にと不思議にと思いながら見ていると、着てる服が当時のものでないことに気付いた。すると、
「ばけもの」
耳元で確かにそう聴こえて、俺はとっさに立ち上がり、国道へと砂浜を走り始めた。
半信半疑ながら足を止め、振り向くとその若者たちの姿はもう無かった。
僅か数十秒のはずなのに、海に流されたりしてたなら、助けを求める声とかするはずなのに、海の上で溺れてるなら、一人くらい目視できる月夜なのに、一切確認出来なかった。
涙で霞んだ目を凝らし、なんでこんな時間にと不思議にと思いながら見ていると、着てる服が当時のものでないことに気付いた。すると、
「ばけもの」
耳元で確かにそう聴こえて、俺はとっさに立ち上がり、国道へと砂浜を走り始めた。
半信半疑ながら足を止め、振り向くとその若者たちの姿はもう無かった。
僅か数十秒のはずなのに、海に流されたりしてたなら、助けを求める声とかするはずなのに、海の上で溺れてるなら、一人くらい目視できる月夜なのに、一切確認出来なかった。
211: ◆dXcfrJBpgk 2021/09/18(土) 00:28:20.29 ID:yvLvTDUO0
俺は国道に上がり、歩道のロープに両手をかけて、さっきまで居た自分の場所と海を見た。
その若者たちの姿は砂浜にも海にも見えず、バイクへと戻った。
理解できないことがあったから、理解できないモノを視たと自分に言い聞かせた。
(略)
その若者たちの姿は砂浜にも海にも見えず、バイクへと戻った。
理解できないことがあったから、理解できないモノを視たと自分に言い聞かせた。
(略)
210: ◆dXcfrJBpgk 2021/09/15(水) 01:37:08.92 ID:VUaUzGbe0
この後、どうなったのかはまた後日書きます。
けど、余談ですが、この場所に安易に行かないほうがいいです。
何故なら何度も俺は水難事故を目撃した場所だから。
5年くらい前にも消防やレスキューが砂浜を数人でタンカで運んでる現場を見てるから。
翌日死亡事故のニュースになってた。
このスレを見てくれてるひとの中で、海に詳しくない人は知らないだろうけど、一見砂浜でビーチな感覚で波打ち際から入ると、たった数メートルで突然足が付かなくなる深さがある海岸、遠浅があるんだ。
昼間、潮の満ち引きで確認できるけど、夜間ならまずわからない。
遊泳禁止な場所はそういうとこ。
余談だけど、気をつけてね。
おやすみなさい。
けど、余談ですが、この場所に安易に行かないほうがいいです。
何故なら何度も俺は水難事故を目撃した場所だから。
5年くらい前にも消防やレスキューが砂浜を数人でタンカで運んでる現場を見てるから。
翌日死亡事故のニュースになってた。
このスレを見てくれてるひとの中で、海に詳しくない人は知らないだろうけど、一見砂浜でビーチな感覚で波打ち際から入ると、たった数メートルで突然足が付かなくなる深さがある海岸、遠浅があるんだ。
昼間、潮の満ち引きで確認できるけど、夜間ならまずわからない。
遊泳禁止な場所はそういうとこ。
余談だけど、気をつけてね。
おやすみなさい。
464: 本当にあった怖い名無し 2021/11/01(月) 00:05:47.85 ID:btmyt72tO
>>210
>一見砂浜でビーチな感覚で波打ち際から入ると、たった数メートルで突然足が付かなくなる深さがある
こういう状態のことは遠浅じゃなくドン深というらしいです
>一見砂浜でビーチな感覚で波打ち際から入ると、たった数メートルで突然足が付かなくなる深さがある
こういう状態のことは遠浅じゃなくドン深というらしいです
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それ以外この文章でははノイズなので忘れていい
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