【怖い話】夕闇の中、車を運転していた。女性が道路に立っている事に気がついたんだけど、それを見て私は嫌な事を思い出したのだ。
引用元: ・ほんのりと怖い話スレ その22
558: 1/2 05/02/24 17:12:46 ID:YWydOAQZ0
先日車を運転していた時のこと。
ちょっと薄暗くなってきた夕方5~6時くらいだったかな。
T字路にぶつかり、右折するタイミングを待っていた。
ぶつかった道が優先道路なので私は一時停止。
夕方の渋滞で皆イライラしているのか、なかなか割り込ませてもらえない。
特に急いでいる訳でもないので、のんびり待つことにした。
ふと、左の方に目をやると私の車から30メートルほど離れた辺りに
女性が立っている。
ちょっと薄暗くなってきた夕方5~6時くらいだったかな。
T字路にぶつかり、右折するタイミングを待っていた。
ぶつかった道が優先道路なので私は一時停止。
夕方の渋滞で皆イライラしているのか、なかなか割り込ませてもらえない。
特に急いでいる訳でもないので、のんびり待つことにした。
ふと、左の方に目をやると私の車から30メートルほど離れた辺りに
女性が立っている。
オカ速おすすめ!
薄暗くなってきたのでハッキリとは見えなかったけど、
歩道と車道の境目にうつむいて棒立ち。
おまけに髪が長くて顔がよく見えない。
足元にはガードレールに添ってツツジが植えてあったので、
足があるかは確認できなかった。
まだ夕方だから人通りもあり、その女性のそばを通り過ぎる人も何人かいた。
でも車道ギリギリの所でうつむいている彼女を見る事はない。
もしかして他の人には見えていないのだろうか…。
そこまで考えたところで、嫌な事を思い出した。
560: 1/2 05/02/24 17:15:16 ID:YWydOAQZ0
歩道と車道の境目にうつむいて棒立ち。
おまけに髪が長くて顔がよく見えない。
足元にはガードレールに添ってツツジが植えてあったので、
足があるかは確認できなかった。
まだ夕方だから人通りもあり、その女性のそばを通り過ぎる人も何人かいた。
でも車道ギリギリの所でうつむいている彼女を見る事はない。
もしかして他の人には見えていないのだろうか…。
そこまで考えたところで、嫌な事を思い出した。
560: 1/2 05/02/24 17:15:16 ID:YWydOAQZ0
確かつい最近、女性が立っている辺りで死亡事故があったはず。
乗用車と貨物車が衝突して、乗用車に乗っていた女性が
亡くなったと聞いた。
今まで幽霊なんて見たことなかったけど、
そこで立ってる女性は『THE 幽霊』ってくらい幽霊っぽい佇まい。
もしかして…事故で亡くなった女性なのか?
離れているせいか、軽く寒気を覚えたが恐ろしさは無い。
もう少し観察したくなり、私は車の周りに目をやった。
後ろに車が来ていたりしたら私はかなりの邪魔者だ。
幸いにも周囲に車はなく、目の前の道路はトロトロ走る車が続いている。
「よし…!」
再び彼女の方を見る。
その瞬間、軽い悲鳴をあげてしまったかもしれない。
彼女は顔を上げてこちらの方を見ていたのだ。
私が見ている事に気付かれてしまったのだろうか?
『早く逃げなきゃ…』しかし焦っていたため、エンストしてしまった。
もうこの頃には半泣き。
ギアを戻し、手を震わせながらエンジンをかける。
彼女はどうしているだろうか?
再び彼女の方へ目をやると、彼女はこちらに向かって走っていた!
手にはリードを持ち、ミニチュアダックスを連れて…。
乗用車と貨物車が衝突して、乗用車に乗っていた女性が
亡くなったと聞いた。
今まで幽霊なんて見たことなかったけど、
そこで立ってる女性は『THE 幽霊』ってくらい幽霊っぽい佇まい。
もしかして…事故で亡くなった女性なのか?
離れているせいか、軽く寒気を覚えたが恐ろしさは無い。
もう少し観察したくなり、私は車の周りに目をやった。
後ろに車が来ていたりしたら私はかなりの邪魔者だ。
幸いにも周囲に車はなく、目の前の道路はトロトロ走る車が続いている。
「よし…!」
再び彼女の方を見る。
その瞬間、軽い悲鳴をあげてしまったかもしれない。
彼女は顔を上げてこちらの方を見ていたのだ。
私が見ている事に気付かれてしまったのだろうか?
『早く逃げなきゃ…』しかし焦っていたため、エンストしてしまった。
もうこの頃には半泣き。
ギアを戻し、手を震わせながらエンジンをかける。
彼女はどうしているだろうか?
再び彼女の方へ目をやると、彼女はこちらに向かって走っていた!
手にはリードを持ち、ミニチュアダックスを連れて…。
561: 本当にあった怖い名無し 05/02/24 17:32:39 ID:3abuGeIE0
チャリこいでたら、道に突っ立ってたロングスカートのおばさんが
こっちに向かってえらく丁寧に頭をさげてきた。笑顔で。
全然見覚えのないおばさん。
誰彼かまわずではなく、明らかに私だけに頭さげてた。
むかし、私は幽霊(?)と人間の区別があまりつかない子だったらしい。
おかしな幽霊だったのか、おかしな人間だったのか、わからないまま。
こっちに向かってえらく丁寧に頭をさげてきた。笑顔で。
全然見覚えのないおばさん。
誰彼かまわずではなく、明らかに私だけに頭さげてた。
むかし、私は幽霊(?)と人間の区別があまりつかない子だったらしい。
おかしな幽霊だったのか、おかしな人間だったのか、わからないまま。
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