オカルト速報:不可解な体験、謎な話カテゴリの記事

兎に角、先を急いだ。 鈴の音に追いつかれたら、どうなってしまうのだろう。 小屋の中に居る「何か」に気付かれたらどうしよう。と恐怖しながら。  

このエントリーをはてなブックマークに追加

引用元: 死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?275

242: 本当にあった怖い名無し 2011/08/04 10:16:53 ID:2Ptl0RW60

何年か前、丁度この時期に、妹から聞いた話だ。
それは、妹が近所のお寺から帰宅する途中の事だった。
照りつける夏の日差しと、けたたましい蝉の声にうんざりしながら、
妹は近道をしようと裏道に入った。
然し、何かがおかしい。如何やら道を間違えてしまったようで、
見た事が無い風景が広がっていた。
住宅街を歩いていた筈なのに、いつの間にか左右に田んぼが広がっており、
周囲は竹林で囲まれていた。
前方には小屋があり、モーター音のようなものが聞こえてくる。
人影は、無い。
進んでも抜けられる保証は無いと悟った妹は、直ぐに引き返そうと思った。

だが、その時、妹の耳に「りぃん」と鈴の音が届いた。
背筋に冷たいものを感じた妹は、踵を返さずに進む事にした。
妹が歩を進めると、「りぃん、りぃん」と鈴の音が響く。
最初は鍵に付いたアクセサリの所為だと思っていた。
否、思い込もうとした。だが、そもそも、鍵に鈴など付いていない。
徐々に大きくなっていく鈴の音は、明らかに背後から聞こえていた。



懐中電灯に照らした先に奇妙なものがいた。身長が俺達より小さく、わりに頭が大きい。目が非常に大きく、鼻と口は小さい。

このエントリーをはてなブックマークに追加

引用元: 死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?275

207: 本当にあった怖い名無し 2011/08/03 19:22:36 ID:VWMsqWQU0

ガキのころ、俺達の間では探検ごっこが流行っており、林や廃墟、使用されていない用水路など、近所の様々な場所を探索していた。
慣れてくると子供ながらに凝り始め、
虫や蛇対策に極力肌を露出しない服装やほこり対策にマスクの着用、
メンバーがはぐれた場合のSOSサインとして笛を携帯するなど、
準備に余念がなく、また独創的な探検場所の設定など、
俺達は6年生屈指の探検チームだった。
今回のターゲットは空き家だった。
線路沿いの広い空き地のとなりにポツンとある平屋で、もう長いことだれも住んでいないようだった。
俺はマッピング担当だったので、今回のような狭い対象はあまりやる気がおきなかったが、
A君がどうしても、というので決行する運びとなった。
A君が言うには、別のチームが勝手口のベニヤで補修された穴を破ることに成功したらしいが、その際メンバーの一人が怪我を負ったらしく、そのチームの探検は中止になったらしい。
そのため労せずして探検できるうえ、建物なのでなにかお宝を発掘できるかもしれない、とのことだった。
早速計画を立てて、晴れたある土曜の午後、メンバー4人で空き屋に向かった。
実際敷地内に入ると、予想以上に荒れていた。
といっても草が伸びたり、サッシがボロボロに朽ち果てていたり、と人の手が入った荒れ方ではなかった。
勝手口にまわると、たしかに補修されたベニヤが何かでたたき割られていた。
入口としては少し穴の大きさが不足していたので工具で穴を拡げ、俺達は家に入った。
室内はものすごいほこりの量だったがさほど荒れておらず、置き捨てられた家具や段ボールなどが整然と並べられていた。
とりあえず光が欲しい、ということで雨戸を開けようとしたが動かず断念、懐中電灯の光の身で探索することにした。
ひとしきり探索したがあまり得られるものはなく、みなの士気が下がりかけたころ、俺は妙なことに気がついた。
マッピングした室内と外からみた家の外形が一致しない。家の隅に壁に囲まれたスペースが残っている。



うしろ?…なんだろうと思い振り返ると天井の梁から垂れたロープに首を吊っている女の人がそこに居た…

このエントリーをはてなブックマークに追加

引用元: 死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?275

85: 本当にあった怖い名無し 2011/08/02 00:06:24 ID:BLvrF6H10

印象に残る夏休みの思い出って色々あると思うけど
オレの夏休みの思い出といえばこれだな


オレが小学二年生の夏休み一日目
小さい頃からずっと遊び場にしていた近所の神社の境内でその日も仲のいい友達数人で遊んでたんだよ
かくれんぼだったか鬼ごっこだったか…とにかくオニから逃げる遊びだったと思う そんな遊びをキャッキャ言いながら汗だくで遊んでた 
オレもオニから逃げてて隠れ場所を探してていたけど、なかなかこれと思う場所がなくってさ
神社の敷地内からは外に出ちゃいけない決まりだったし、それほど大きくもない神社だったから隠れ場所は自然と限られるし…
で、もっと見つかりにくそうな場所はないかと神社の本殿の周囲をウロウロしてると本殿の扉がわずかに開いているを見つけたんだよ
いつもは本殿の扉は開かないよう南京錠で施錠されてたけど、その日は何故だか南京錠がされていなかった
オレは最高の隠れ場所を見つけたと思って、すぐに本殿の中に隠れたんだよ
外はまだ明るかったけど本殿の中は暗くて蒸し暑くて…それになりよりすごくイヤな臭いが充満してたのを覚えてる
正直あまり長居はしたくなかったけどこんなところに入れるのは滅多にないことだし興奮もしてたし我慢した



女性が頭を振り回しながら扉を開けようと食らいついてる。冗談じゃねえ、絶対開けるもんかと声が出そうなくらい扉を押さえつけた

このエントリーをはてなブックマークに追加

引用元: 死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?275

37: 本当にあった怖い名無し 2011/08/01 06:54:03 ID:9rCttc7T0

こないだじいちゃんの法事で思い出したから書く

中学生1年の時、じいちゃんが死んだ
76歳だったかな?とくに痴呆でも寝たきりでもなく、ギリギリまで元気なじいちゃんだった
うちの地元は盆地状に広がる小さな田舎町で、じいちゃんちは山を少し登ったとこにある
俺と両親は町場のほうに新しい家に住んでて、じいちゃんは一人暮らし
いざ通夜をやるって段になっても、家までの道がよろしくないのでお寺でやることになった
盆地の真ん中あたりにある、高台の大きなお寺 檀家数も多い、立て直したばかりの寺だった
じいちゃんの入った棺を本堂の脇にある広い和室へ運び、通夜まで預かってくれることになった
うちの両親や親戚何人かで一緒に泊まることになり、敷布団とか用意してもらって寛いだ
料理頼んで昔話して、お酒の入った親戚はもう雑魚寝ムード
俺はすることないからお寺を探検してた
本堂の隣の和室ゾーンに台所や物置やトイレがあり、廊下の端に扉を隔てて向こう側が住職さんの居住スペース
和室まわりのトイレはひとつだけで、こちら側のトイレも使ってかまいません、と住職さんに言われていた
俺はトイレ使ったついでにちょっと見て回った
和室からの扉を抜けると同じような廊下が続いてて、左手に住職さんの使うトイレ
その向かいに本棚が備え付けてある 壁に埋め込まれた、天井まである本棚
分厚い辞典とか、仏教関係の難しい本に混じって、一部日本庭園の写真集や、京都の寺めぐりの本なんかがある
そういう俗っぽい本を選んで暇つぶしに立ち読みさせてもらってた

普段と違う雰囲気で興奮してるのか、寝付けないので長いこと座り込んで読んでた
夜中回って親戚連中も、住職さんも全員寝てるな、って時間に「シュルシュル」と音がした
親戚連中が寝てる和室ゾーンの方向から聞こえる 本から顔をあげてふっとそっちを見た
廊下の途中にある引き戸の扉がすぐ近くにあって、そこの向こうから聞こえる
その扉はつまみをくるっと回すと鍵がかかる簡易的なもので、防犯用か、あとからつけたもの
真ん中にマンションとかにある魚眼レンズがついてて、そこから向こう側の灯りが漏れてる
立派なものではなく、ごくごく簡易的な覗き穴で、どちらからも向こうが見える
まだ音がシュルシュルしてるから、立ち上がってそこを覗いてみた



全身に鳥肌が立ち、血管が一気に縮み上がったような気がした。 「許さない」メールの内容はそれだけだった。

このエントリーをはてなブックマークに追加

引用元: 死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?275

24: 本当にあった怖い名無し 2011/08/01 02:21:19 ID:xDv0ryRQ0

これは俺が体験した話だ。
今から遡ること数年前の4月、俺は自衛隊に入った。
教育期間中は暴言、殴る蹴るは当たり前、官舎に怒声が響かない日はなかった。
特に、NとSという上官にはよくしばかれ、毎日必ず誰かはこの2人に殴られていたと思う。
俺の同期に、運動が出来なくて物覚えが悪い奴がいた。
当然、NとSの格好の目標となった訳だが、仮に名前を佐々木としよう。
佐々木とは同じ班で同じ部屋だったのでそれなりに仲良くしていた。
5月の半ばの事だった。
銃を持って走っている時に佐々木が吐き気を催してうずくまった。
Nは佐々木の胸ぐらを掴むと、顔面をぶん殴って倒れた佐々木の腹を数回蹴り飛ばした。
よくある光景だ。
だから、止めようとする人は一人もいない。
ここではSやNのような上官が「法律」なのだ。
彼らに口出しすれば今度は自分たちが佐々木のようになるのは目に見えていた。



ギャラリー
  • 【オカルト談義】まさか矢追純一と大槻教授のバトルで矢追純一が勝つとは思ってもいなかった
  • 【オカルト談義】本当は怖い?? スピリチュアル。あるスピリチュアル会社を調べたら出るわ出るわ……
  • 【オカルト談義】みんなが信じていたUMAの思い出『正体が虫って……』『蛇か猫か』『チュパカブラというネーミングセンス』
  • 【画像あり】昭和のオカルト・超常現象の思い出 『開運・強化グッズ』『Mr.マリック』『バミューダトライアングルの謎と真実』
  • 【画像あり】昭和のオカルト・超常現象の思い出 『開運・強化グッズ』『Mr.マリック』『バミューダトライアングルの謎と真実』
  • 【画像あり】昭和のオカルト・超常現象の思い出 『開運・強化グッズ』『Mr.マリック』『バミューダトライアングルの謎と真実』
最新コメント
オススメ記事(外部サイト)
お問い合わせ
オカルト速報へのお問い合わせはこちらのフォームからお願い致します。
スポンサードリンク
記事検索
タグ絞り込み検索
アーカイブ
RSS & ソーシャルリンク

オカルト速報RSS オカルト速報Twitter

スポンサードリンク