従姉の人形
207: もしもし、わたし名無しよ 2011/12/21(水) 00:19:28.85
あたしゃね、子供の頃人形がとても怖かったんですよ。そりゃもう、同じ屋根の下にいることが耐えられないほど。
何が怖いって、人の形をしているけど生きてないじゃないですか?つまり死体と同じなんですよ。
だけど、よく女の子って普通に人形持ってるじゃないですか。親戚にもアタシよりちょっと年上の従姉がいてね、
やっぱり持ってるんですよアレを。だからその親戚の家に遊びに行くのが怖くてね~
できれば行きたくなかったんだけど、お盆になると墓参りを兼ねて家族でそこの家に泊まりがけで行くんですよ。毎年。
あれは小学校2年生の夏だったかなぁ・・・やっぱり行ったんですよ、その家に。仕方ないですよねそういう事情なんだから。
そしたら例の従姉のkちゃんが嬉しそうに見せるんです。新しいアレを買ってもらったと。
うわぁぁやめろよkちゃん、そんなもの持ってくるなよ~と思ったんだけど、露骨に怖がるのもなんだからかっこ悪くて
ぐっとこらえて見たんです。その人形を。
よくある50センチくらいの金髪の人形でした。寝かせるとミ~とか鳴いて青い目が閉じるやつ。
「ああ、可愛いね~」と心にもないこと言ってなんとかその場は切り抜けたんですけどね。
その夜の事。
何が怖いって、人の形をしているけど生きてないじゃないですか?つまり死体と同じなんですよ。
だけど、よく女の子って普通に人形持ってるじゃないですか。親戚にもアタシよりちょっと年上の従姉がいてね、
やっぱり持ってるんですよアレを。だからその親戚の家に遊びに行くのが怖くてね~
できれば行きたくなかったんだけど、お盆になると墓参りを兼ねて家族でそこの家に泊まりがけで行くんですよ。毎年。
あれは小学校2年生の夏だったかなぁ・・・やっぱり行ったんですよ、その家に。仕方ないですよねそういう事情なんだから。
そしたら例の従姉のkちゃんが嬉しそうに見せるんです。新しいアレを買ってもらったと。
うわぁぁやめろよkちゃん、そんなもの持ってくるなよ~と思ったんだけど、露骨に怖がるのもなんだからかっこ悪くて
ぐっとこらえて見たんです。その人形を。
よくある50センチくらいの金髪の人形でした。寝かせるとミ~とか鳴いて青い目が閉じるやつ。
「ああ、可愛いね~」と心にもないこと言ってなんとかその場は切り抜けたんですけどね。
その夜の事。
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208: もしもし、わたし名無しよ 2011/12/21(水) 00:40:40.66
晩飯も終わってみんなでテレビなんか見ましてね、眠くなったからそろそろ寝ようかなって思って
いつもあてがわれる二階の部屋へ行ったんです。布団は既にアタシと両親の分が敷いてありました。
だけど大人達は毎年夜中に酒盛りとかやってて明け方までずっと起きてるみたいで
アタシはその部屋で一人で寝ることが多かったんです。
さっさと寝てしまおうと布団にもぐりこんでちょっとウトウトしかかった頃、トン・・・・トン・・・・トン・・・と
階段を上がってくる足音。何かな~と現実へ引き戻されてまもなく、ガラッっと襖が開いて
そこに立っているのはkちゃんだったんです。しかも抱いているんですよアレを・・・・
「ん?何?」って聞いたらkちゃん、「一晩この子貸してあげる。一緒に寝てね♪」って言って
布団めくって強引にアタシの隣に寝かせたんですよ。そしてこともあろうに部屋の電気を消して
さっさと出て行ってしまったんです。
いつもあてがわれる二階の部屋へ行ったんです。布団は既にアタシと両親の分が敷いてありました。
だけど大人達は毎年夜中に酒盛りとかやってて明け方までずっと起きてるみたいで
アタシはその部屋で一人で寝ることが多かったんです。
さっさと寝てしまおうと布団にもぐりこんでちょっとウトウトしかかった頃、トン・・・・トン・・・・トン・・・と
階段を上がってくる足音。何かな~と現実へ引き戻されてまもなく、ガラッっと襖が開いて
そこに立っているのはkちゃんだったんです。しかも抱いているんですよアレを・・・・
「ん?何?」って聞いたらkちゃん、「一晩この子貸してあげる。一緒に寝てね♪」って言って
布団めくって強引にアタシの隣に寝かせたんですよ。そしてこともあろうに部屋の電気を消して
さっさと出て行ってしまったんです。
209: もしもし、わたし名無しよ 2011/12/21(水) 01:06:36.20
もう怖くて怖くて、だけどね、怖すぎて逃げ出すこともできなんですよ。
仕方がないから背中向けてちぢこまってガタガタ震えてたんですけどね、
そうしたら感じるんですよ、刺すような視線を背中に。
お~いこっち向くんじゃないよなんなんだよ~って叫びたくなりましたね。だけどそのまま震えているしかなった。
どれくらい時間が経ったでしょうか、アタシゃ相変わらず眠ることもできずに半べそかきながら震えていましたよ、ええ。
その時でした。アレが鳴いたんですよ小さい声で・・・ミ~・・・・・って。
ぎゃぁぁぁぁぁって思いながら掛け布団ひっつかんだまアレと反対側にゴロゴロ転がって布団の中にもぐりこみましたね~
そのままいつのまにか眠ってしまいました。
目が醒めたらもう昼頃になっていて、たぶんkちゃんが連れて行ったのかもうアレはいなくて、
アタシ以外の布団は既に畳まれていました。アレは・・・なんだったんでしょうね・・・・
仕方がないから背中向けてちぢこまってガタガタ震えてたんですけどね、
そうしたら感じるんですよ、刺すような視線を背中に。
お~いこっち向くんじゃないよなんなんだよ~って叫びたくなりましたね。だけどそのまま震えているしかなった。
どれくらい時間が経ったでしょうか、アタシゃ相変わらず眠ることもできずに半べそかきながら震えていましたよ、ええ。
その時でした。アレが鳴いたんですよ小さい声で・・・ミ~・・・・・って。
ぎゃぁぁぁぁぁって思いながら掛け布団ひっつかんだまアレと反対側にゴロゴロ転がって布団の中にもぐりこみましたね~
そのままいつのまにか眠ってしまいました。
目が醒めたらもう昼頃になっていて、たぶんkちゃんが連れて行ったのかもうアレはいなくて、
アタシ以外の布団は既に畳まれていました。アレは・・・なんだったんでしょうね・・・・
引用元 : 人形の怖い話ありませんか?(ΦДΦ)<二十巻目
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コメント一覧 (5)
幻聴だろwwwww
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