【怖い話】彼は喉を押さえて苦しみだし、顔が青白くなったかと思うとみるみる真っ赤に…こいつは伝染する、そう思った俺はとにかく逃げた。
引用元: ・死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?121
395: 1/2 2006/02/11(土) 21:06:32 ID:H+EWqCKp0
その日も友達(S君とT君とします)と一緒に遊びに行っていた。
自分たちの家から少し離れた池に釣りに行き、そのあと近くのスーパーでアイスを買って
食べながらいろいろ話をする、という休日おきまりのコースだった。
誰からともなく小学生のころの話が出て、そのころの遊びの拠点だった
秘密基地にいってみようということになった。
その秘密基地っていうのが古い神社?みたいなところの床下だったんだ
地面から床までが結構高さがあって、しかもまわりからが草や木が壁になって
中が見えにくくなってたんですごい秘密基地っぽかった。
自転車を近くにとめて小学生のころよく通った秘密の通路(見え見えだけど)を通って
そこに入っていった。自分たちが大きくなってたんで、すごく狭く感じた。
3人で昔懐かしい話をしていると。上から
ドタドタバタバタとなにかが走り回るような音がしてきた。
猫かなにかが入り込んだのかなぁと思ったが、
なにやらうめき声のようなものが聞こえる気がする。TやSにも聞こえたらしく
空気が張り詰めていった。内心すごいびくっとしたが
「悪霊かなんかとじこめられてんじゃないのw?S、見てみれば?」と強がって言ってみた。
もともと少し怖がりなSは嫌がっていたが、俺とTに押されてしぶしぶ了解した。
古い建物だったので床板どうしが少し離れているところがあって
そこからSは中を覗いた。一瞬びくっとし、そのあと何も言わず部屋の中を見つめていた。
Sの顔がみるみる青ざめていったかと思うと、そのあと真っ赤にかわっていった。
そして「ぅー…ぅー…」と、うめきだした。
絶対おかしい。そう思った俺は「どうかしたのか?」と聞いた。
はっと気づいたようにSは床板から少し顔を離して「イヤ…」と言った。
そのときSの顔と床板からものすごく悪い空気が流れ込んでくるような気がした。
自分たちの家から少し離れた池に釣りに行き、そのあと近くのスーパーでアイスを買って
食べながらいろいろ話をする、という休日おきまりのコースだった。
誰からともなく小学生のころの話が出て、そのころの遊びの拠点だった
秘密基地にいってみようということになった。
その秘密基地っていうのが古い神社?みたいなところの床下だったんだ
地面から床までが結構高さがあって、しかもまわりからが草や木が壁になって
中が見えにくくなってたんですごい秘密基地っぽかった。
自転車を近くにとめて小学生のころよく通った秘密の通路(見え見えだけど)を通って
そこに入っていった。自分たちが大きくなってたんで、すごく狭く感じた。
3人で昔懐かしい話をしていると。上から
ドタドタバタバタとなにかが走り回るような音がしてきた。
猫かなにかが入り込んだのかなぁと思ったが、
なにやらうめき声のようなものが聞こえる気がする。TやSにも聞こえたらしく
空気が張り詰めていった。内心すごいびくっとしたが
「悪霊かなんかとじこめられてんじゃないのw?S、見てみれば?」と強がって言ってみた。
もともと少し怖がりなSは嫌がっていたが、俺とTに押されてしぶしぶ了解した。
古い建物だったので床板どうしが少し離れているところがあって
そこからSは中を覗いた。一瞬びくっとし、そのあと何も言わず部屋の中を見つめていた。
Sの顔がみるみる青ざめていったかと思うと、そのあと真っ赤にかわっていった。
そして「ぅー…ぅー…」と、うめきだした。
絶対おかしい。そう思った俺は「どうかしたのか?」と聞いた。
はっと気づいたようにSは床板から少し顔を離して「イヤ…」と言った。
そのときSの顔と床板からものすごく悪い空気が流れ込んでくるような気がした。
オカ速おすすめ!
396: 2/2 2006/02/11(土) 21:08:00 ID:H+EWqCKp0
しばらく沈黙が続いた後
Sが下を向きつぶやいた「オマエラモノゾイテミロヨ」少し英語なまりの人のような話し方だった。
Sがこちらを振り返るか否か、俺とTは釣り道具も置いて急いで逃げ出した。
自転車がおいてあるところまで走っていったとき
Tは俺に「なにか憑いたよな;」と涙声でいってきた。俺もそのとおりだと思った。
そのとき後ろからSの声がした。
…Tはとっさに振り返った。
Tはのどを押さえて苦しみだした。
そしてTの顔が青白くなったかと思うとみるみる真っ赤になっていった。Sと同じだ。
とっさに、 こいつは伝染する。 俺はそう思って自転車もほったらかしでとにかく逃げた。
後ろからは図太い男のような声でSとTが
「○○(俺の名前)!○○!こっち向けよ!○○!」と叫びながら追いかけてくる。
俺はこれまでに経験したことない速さで走った。
気づけば太陽はもうほとんど沈んでいた。
どれくらい走ったかわからない、いつのまにか家のすぐ近くまで帰ってきていた。
SとTの声もしなくなっている。
…後ろから買い物から帰ってきたらしい母の声がした。
「あっ、○○。今帰ったの?」
俺は毎日聞いているその声にすごく安心して、俺は振り返った。
この文章を読んでから24時間は
絶 対 に 後 ろ を 振 り 返 ら な い で く だ さ い。
Sが下を向きつぶやいた「オマエラモノゾイテミロヨ」少し英語なまりの人のような話し方だった。
Sがこちらを振り返るか否か、俺とTは釣り道具も置いて急いで逃げ出した。
自転車がおいてあるところまで走っていったとき
Tは俺に「なにか憑いたよな;」と涙声でいってきた。俺もそのとおりだと思った。
そのとき後ろからSの声がした。
…Tはとっさに振り返った。
Tはのどを押さえて苦しみだした。
そしてTの顔が青白くなったかと思うとみるみる真っ赤になっていった。Sと同じだ。
とっさに、 こいつは伝染する。 俺はそう思って自転車もほったらかしでとにかく逃げた。
後ろからは図太い男のような声でSとTが
「○○(俺の名前)!○○!こっち向けよ!○○!」と叫びながら追いかけてくる。
俺はこれまでに経験したことない速さで走った。
気づけば太陽はもうほとんど沈んでいた。
どれくらい走ったかわからない、いつのまにか家のすぐ近くまで帰ってきていた。
SとTの声もしなくなっている。
…後ろから買い物から帰ってきたらしい母の声がした。
「あっ、○○。今帰ったの?」
俺は毎日聞いているその声にすごく安心して、俺は振り返った。
この文章を読んでから24時間は
絶 対 に 後 ろ を 振 り 返 ら な い で く だ さ い。
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