引用元: ・意味が分かると怖いコピペ
320: 貂 投稿日:2010/05/15(土) 21:52:24 ID:QGeOLIJ20
葬式とは辛いものだ。
まして家族の葬式ともなれば悲しさに加えて慌しさや参列者との対応などで心身ともに疲れきってしまう。
しかもそれが病気ではなく突然の交通事故だったりすると事前の心の準備というか覚悟もしていないのでパニック
状態になってしまうのも仕方ない。
俺もまだ頭が混乱している。
妹はずっと泣きじゃくっている。
仕方あるまい、前々日まで普通に話をして、いっしょに食事をしていた兄が亡くなったのだから。
気の強い妹とはしょっちゅう喧嘩をしていたが、実は妹の事を本当に大切に思っていた。
妹もその事は当然わかっていただろう。
告別式が始まり、お坊さんが読経を始め焼香が始まる。
焼香の順番が回ってきて母がおぼつかない足取りで進むのを妹が肩を支えて二人で焼香をすませる。
父はさすがに平静を装い取り乱す様子もなく気丈にふるまっていたが、その心中は俺よりももっと辛いだろうと思う。
たいした家ではないが一応一家の跡取りとなるべき長男で、そこそこ名の知れた会社に勤めており、後は結婚して
孫の顔が見れたらいいと思っていたのだろうが自分より先にその生涯を閉じるとは思ってもいないし想像だに出来
ない事だったと思う。
まして家族の葬式ともなれば悲しさに加えて慌しさや参列者との対応などで心身ともに疲れきってしまう。
しかもそれが病気ではなく突然の交通事故だったりすると事前の心の準備というか覚悟もしていないのでパニック
状態になってしまうのも仕方ない。
俺もまだ頭が混乱している。
妹はずっと泣きじゃくっている。
仕方あるまい、前々日まで普通に話をして、いっしょに食事をしていた兄が亡くなったのだから。
気の強い妹とはしょっちゅう喧嘩をしていたが、実は妹の事を本当に大切に思っていた。
妹もその事は当然わかっていただろう。
告別式が始まり、お坊さんが読経を始め焼香が始まる。
焼香の順番が回ってきて母がおぼつかない足取りで進むのを妹が肩を支えて二人で焼香をすませる。
父はさすがに平静を装い取り乱す様子もなく気丈にふるまっていたが、その心中は俺よりももっと辛いだろうと思う。
たいした家ではないが一応一家の跡取りとなるべき長男で、そこそこ名の知れた会社に勤めており、後は結婚して
孫の顔が見れたらいいと思っていたのだろうが自分より先にその生涯を閉じるとは思ってもいないし想像だに出来
ない事だったと思う。
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321: 貂 投稿日:2010/05/15(土) 21:53:34 ID:QGeOLIJ20
焼香が終わり花を添えて、親族の男連中で棺を抱え運び出して親父と俺が霊柩車に乗り、
他の親族はマイクロバスで後について斎場に向かう。
斎場で坊さんの話を聞き、これで本当の最後のお別れだと思うと涙があふれて止まらない。
母も妹も肩を震わせて嗚咽するだけだった。
子供の頃の思い出が蘇る。山で海で走り回り喧嘩もしたけど、ほんと楽しかった。
今でも思い出す。
懐かしい日々。
苦しい時も。
楽しい時も。
賑やかな家。
幸せだった。
ありがとう。
いつまでも忘れない。
さようなら。
皆が泣いている。
俺は目の前が真っ暗になり、やがて意識が遠のいていった。
他の親族はマイクロバスで後について斎場に向かう。
斎場で坊さんの話を聞き、これで本当の最後のお別れだと思うと涙があふれて止まらない。
母も妹も肩を震わせて嗚咽するだけだった。
子供の頃の思い出が蘇る。山で海で走り回り喧嘩もしたけど、ほんと楽しかった。
今でも思い出す。
懐かしい日々。
苦しい時も。
楽しい時も。
賑やかな家。
幸せだった。
ありがとう。
いつまでも忘れない。
さようなら。
皆が泣いている。
俺は目の前が真っ暗になり、やがて意識が遠のいていった。
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