584: 本当にあった怖い名無し 2007/06/09(土) 13:08:42 ID:QsAZdqs30
初めて来たんだが面白い話ばっかで和んだ。
そんなわけで俺の話でもひとつ。
半年くらい前だな、彼女が出来る前の話だから。
その日、残業が長引いて夜12時くらいに家に帰って、
寝酒にビール一缶だけ飲んですぐに寝たんだよ。
1時くらいだったかな?
でさ、その頃どうも俺不眠症っぽくて、布団に入っても
寝れないか、意識が落ちてもすぐに「落ちる夢」みたいの
を見て目が覚めるって感じだったのな。
その夜も同じ感じで、布団に入って何度も寝返り
打ったりうつ伏せから仰向けに変えたりと無駄な抵抗
続けていたわけだ。
そんなわけで俺の話でもひとつ。
半年くらい前だな、彼女が出来る前の話だから。
その日、残業が長引いて夜12時くらいに家に帰って、
寝酒にビール一缶だけ飲んですぐに寝たんだよ。
1時くらいだったかな?
でさ、その頃どうも俺不眠症っぽくて、布団に入っても
寝れないか、意識が落ちてもすぐに「落ちる夢」みたいの
を見て目が覚めるって感じだったのな。
その夜も同じ感じで、布団に入って何度も寝返り
打ったりうつ伏せから仰向けに変えたりと無駄な抵抗
続けていたわけだ。
585: 584(続き) 2007/06/09(土) 13:12:46 ID:QsAZdqs30
何度目の寝返りだったかなぁ。
少なくとも片手じゃ足りないくらいやって、ベッドのすぐ横の
窓の方に体を向けたんだよ。
俺の部屋って少し柱が出っ張ってたりして、窓ぴったりに
ベッドが納まらなくてさ、20センチくらい窓(ベランダに出れる
大き目のやつ)と隙間が開いててな。
でさ、その隙間に腕が突き出てたんだよ。突き出てたって
よりも生えてたって言った方がいいかな?
心霊体験自体は初めてじゃなかったんだが、そこまで
はっきりと見えたことは無かったからもう俺唖然。
勿論マネキンの腕とかなんて俺の部屋には転がってないし、
かなりパニックになっちまった。
腕は、Yシャツっつーかブラウスみたいな柔らかい布地の
服で手首まで覆われてたな。
少なくとも片手じゃ足りないくらいやって、ベッドのすぐ横の
窓の方に体を向けたんだよ。
俺の部屋って少し柱が出っ張ってたりして、窓ぴったりに
ベッドが納まらなくてさ、20センチくらい窓(ベランダに出れる
大き目のやつ)と隙間が開いててな。
でさ、その隙間に腕が突き出てたんだよ。突き出てたって
よりも生えてたって言った方がいいかな?
心霊体験自体は初めてじゃなかったんだが、そこまで
はっきりと見えたことは無かったからもう俺唖然。
勿論マネキンの腕とかなんて俺の部屋には転がってないし、
かなりパニックになっちまった。
腕は、Yシャツっつーかブラウスみたいな柔らかい布地の
服で手首まで覆われてたな。
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586: 584(続き) 2007/06/09(土) 13:13:29 ID:QsAZdqs30
そのまま五分くらい経ってからかなぁ、十分に脅かしたとか
思ったんだろうか、腕がゆっくりと動き始めたのな。
こう、おいでおいでするように。
まだ唖然としたままだった俺の耳に、その腕にシンクロする
ように「おいで……、行こう……」って声が聞こえてきた。
腕がブラウス着てたからってわけじゃないけど女の声。
ワケわかんなくなって、俺咄嗟にこう言ったのな。
『……どこへ?』
言ったら腕がぴたりと止まって、すっと消えた。
思ったんだろうか、腕がゆっくりと動き始めたのな。
こう、おいでおいでするように。
まだ唖然としたままだった俺の耳に、その腕にシンクロする
ように「おいで……、行こう……」って声が聞こえてきた。
腕がブラウス着てたからってわけじゃないけど女の声。
ワケわかんなくなって、俺咄嗟にこう言ったのな。
『……どこへ?』
言ったら腕がぴたりと止まって、すっと消えた。
587: 584(続き) 2007/06/09(土) 13:14:27 ID:QsAZdqs30
腕が消えた後、何なんだよーとかぶつくさ文句垂れながら、
とりあえず横向いてた体を仰向けにして、気を取り直して
再度寝ようとしたのな。
その頃は仕事もちょっと忙しくって、幽霊にかまけて寝れなくて
朝遅刻しましたなんて言ったら上司にフルボッコにされる
ような時期だったしさ。
そしたら今度はさ、腋の下と肩甲骨の辺りを鷲づかみにされたのな。
今度はご丁寧に金縛り付き。
金縛りはレム睡眠の産物だって聞いてたけどこの時はちゃんと
意識が連続してたからそういうんじゃないと思う。
で、笑い声が聞こえてくるわけよ。腕のときと同じ女の声
だったから、たぶん同一人物(?)じゃねーかと。
もうさ、寝たいのに寝れないし仕事もうまく進まないしで
かなりストレスたまってたんだ、俺。さらに彼女もしばらくいない。
イライラして、こう言い放った。
「てめぇこれ以上続けやがったら即効ひん剥いて24時間延々と
犯し続けるぞゴルァ!」
いや金縛り中だったから口はうまく動かせなかったし、
こう聞こえたかは疑問だけど。
我ながら今思うと金縛り中にこうまで言うとは命知らずだよな。
とりあえず横向いてた体を仰向けにして、気を取り直して
再度寝ようとしたのな。
その頃は仕事もちょっと忙しくって、幽霊にかまけて寝れなくて
朝遅刻しましたなんて言ったら上司にフルボッコにされる
ような時期だったしさ。
そしたら今度はさ、腋の下と肩甲骨の辺りを鷲づかみにされたのな。
今度はご丁寧に金縛り付き。
金縛りはレム睡眠の産物だって聞いてたけどこの時はちゃんと
意識が連続してたからそういうんじゃないと思う。
で、笑い声が聞こえてくるわけよ。腕のときと同じ女の声
だったから、たぶん同一人物(?)じゃねーかと。
もうさ、寝たいのに寝れないし仕事もうまく進まないしで
かなりストレスたまってたんだ、俺。さらに彼女もしばらくいない。
イライラして、こう言い放った。
「てめぇこれ以上続けやがったら即効ひん剥いて24時間延々と
犯し続けるぞゴルァ!」
いや金縛り中だったから口はうまく動かせなかったし、
こう聞こえたかは疑問だけど。
我ながら今思うと金縛り中にこうまで言うとは命知らずだよな。
588: 584(続き) 2007/06/09(土) 13:17:33 ID:QsAZdqs30
言い放ってから少しして、俺の肩に力を入れていた手が
ぴたりと止まってな。今度は俺の首周りに手をかけて力を
入れてきた。首絞めるつもりかとか思った。
したら耳元で「ごめんね……」とか言う声が聞こえた。
ついでに首周りを掴んでる腕はよく考えると肩を揉む感じ。
なんだこいつ反省してサービスですか、とか思ったとこで
意識がすとんと落ちた。
翌朝、起きたら肩がものすごく軽くなってた。
ぴたりと止まってな。今度は俺の首周りに手をかけて力を
入れてきた。首絞めるつもりかとか思った。
したら耳元で「ごめんね……」とか言う声が聞こえた。
ついでに首周りを掴んでる腕はよく考えると肩を揉む感じ。
なんだこいつ反省してサービスですか、とか思ったとこで
意識がすとんと落ちた。
翌朝、起きたら肩がものすごく軽くなってた。
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