引用元: ・∧∧山にまつわる怖い・不思議な話Part71∧∧
488: 雷鳥一号 ◆jgxp0RiZOM 2013/10/15(火) 19:24:20.69 ID:X/22lcU/0
知り合いの話。
実家のある山奥で、祖父の手伝いをしていた時のことだ。
何処からともなく人の笑い声が聞こえてきた。
・・・ケラケラケラケラ・・・
調子外れで甲高い声だったが、間違いなく女性のものだった。
何となく、何かを喜んでいるみたいな響きだ。
笑い声を聞くや否や、祖父が「山を下りるぞ」と撤収を始める。
祖父は作業を途中で切り上げることがまず無かったので、意外に思ったという。
訝しく思って「何かあるの?」と尋ねると、次のようなことを言われた。
「この奥には、大昔から『笑い女』っていう化け女がいるんだと。
山に入った木樵とか見つけると、良いものを見つけたと笑い声を上げるそうだ。
捕まると喰われてしまうというから、サッサと逃げるに限る」
「本当に食べられるの!?」驚いてそう聞き返す。
「本当のところはどうなのかはわからんが、お前はこんな山の中で、
嬉しそうに笑いながら追っ掛けてくるモノに逢ってみたいか?」
逢いたくなどなかったので、素直に祖父に従い下山した。
笑い声は途中まで追ってきたが、麓に近づくにつれて段々小さくなっていき、
やがて聞こえなくなったという。
実家のある山奥で、祖父の手伝いをしていた時のことだ。
何処からともなく人の笑い声が聞こえてきた。
・・・ケラケラケラケラ・・・
調子外れで甲高い声だったが、間違いなく女性のものだった。
何となく、何かを喜んでいるみたいな響きだ。
笑い声を聞くや否や、祖父が「山を下りるぞ」と撤収を始める。
祖父は作業を途中で切り上げることがまず無かったので、意外に思ったという。
訝しく思って「何かあるの?」と尋ねると、次のようなことを言われた。
「この奥には、大昔から『笑い女』っていう化け女がいるんだと。
山に入った木樵とか見つけると、良いものを見つけたと笑い声を上げるそうだ。
捕まると喰われてしまうというから、サッサと逃げるに限る」
「本当に食べられるの!?」驚いてそう聞き返す。
「本当のところはどうなのかはわからんが、お前はこんな山の中で、
嬉しそうに笑いながら追っ掛けてくるモノに逢ってみたいか?」
逢いたくなどなかったので、素直に祖父に従い下山した。
笑い声は途中まで追ってきたが、麓に近づくにつれて段々小さくなっていき、
やがて聞こえなくなったという。
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489: 雷鳥一号 ◆jgxp0RiZOM 2013/10/15(火) 19:25:09.99 ID:X/22lcU/0
知り合いの話。
彼の地元には、かつて風葬地として使われていた山があるそうだ。
近くに賭場が立っていた宿場町もあったそうで、賭け事のいざこざで亡くなった人の
死体もよく野晒しにされていたと言われている。
何時の頃からか、この山で野宿をすると、夜中にある音が聞こえてくるようになった。
カラカラという、賽子を振る音が。
伝わるところによると、音の正体を確かめてやろうと、夜の山に登った博打打ちが
何人もいたそうだ。
いずれも次の朝には、死んでいるのが見つかったという。
何故か、死に顔は満足そうに笑っていたそうだが。
地の者達には『博徒の果てる山』などと呼ばれて、大層気味悪がられたらしい。
現在は街道からも外れてしまい、近寄る者もいないのだという。
彼の地元には、かつて風葬地として使われていた山があるそうだ。
近くに賭場が立っていた宿場町もあったそうで、賭け事のいざこざで亡くなった人の
死体もよく野晒しにされていたと言われている。
何時の頃からか、この山で野宿をすると、夜中にある音が聞こえてくるようになった。
カラカラという、賽子を振る音が。
伝わるところによると、音の正体を確かめてやろうと、夜の山に登った博打打ちが
何人もいたそうだ。
いずれも次の朝には、死んでいるのが見つかったという。
何故か、死に顔は満足そうに笑っていたそうだが。
地の者達には『博徒の果てる山』などと呼ばれて、大層気味悪がられたらしい。
現在は街道からも外れてしまい、近寄る者もいないのだという。
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