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民俗学的

【風習・信仰】この呪いじみた加護のせいで、うちの一族は各地を流転するはめになった……『狐の加護を受ける家系』

編集・公開: オカルト速報
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midashi
156
名無しのオカルト 2008/07/26(土) 02:09:31 ID: ID:01Jkg7lo0

不思議な呪いにかかっている家系は、自分の所だけじゃ無かったんだな。

まあ自分の家は呪いというよりは加護みたいなもんだけど、その内容は
なぜか取引相手や仕事仲間が、事故にあわなくなったり病気が治ったり出世したり
良縁に恵まれたりするという奴なんだ。

 まあ当初は自分も全然信じてなかったんだけど、大量のお礼の手紙とか
わざわざ仕事を頼みに来る人とかが、海外から来たり大企業の社長さんとかが
頭下げてまで仕事の依頼とかするんで、少しは信じるようになった。

ちなみに親父の仕事は建設関連の中小企業の社長。




 

161名無しのオカルト 2008/07/26(土) 13:50:15 ID: ID:96HhFr4k0

>>156と知り合いになりたい…
良縁に恵まれたいよorz




163名無しのオカルト 2008/07/26(土) 16:41:50 ID: ID:01Jkg7lo0

>>161
うーん・・・
しかしうちの家系って、この加護だか呪いのせいで相当に酷い目にあってたらしいからなあ
例えば座敷童子みたいな感じで拉致監禁されたり、人魚の肉みたいな噂を立てられて
肉目当てに領主に襲われて、逃げ出したりとか・・・

それにしても、昔はありがちな御伽噺だと思ってた、この呪いじみた加護を受ける原因になった話も
多少は真実が含まれているのかもしれない。




164名無しのオカルト 2008/07/26(土) 17:12:51 ID: ID:BBdidemgO

自分の意思に関係なく加護発動するなら、迷惑だよな。
嫌いな同僚も幸せになったりするの?




167名無しのオカルト 2008/07/26(土) 18:20:17 ID: ID:01Jkg7lo0

>>164
基本的には、嫌ってる人とかでも出世したり良縁に恵まれたりはする。
そもそも、うちの家系に訪れた危機のほとんどはそれが原因だからなあ。

先祖が、周囲の幸せなんて望まなければこういう事にはならなかったのだろうか?




169名無しのオカルト 2008/07/26(土) 21:37:22 ID: ID:nyzYjBQH0

>>163
>この呪いじみた加護を受ける原因になった話

何だろ。
相当昔からなんだな、それは。




172名無しのオカルト 2008/07/26(土) 23:31:42 ID: ID:01Jkg7lo0

>>169
 実を言うとこの呪いじみた加護のせいで、うちの一族は各地を流転するはめになったらしいんだ。
そんで一族で文字を書けるようになった人が出たのは今から200年位前だから、この話は口伝で伝えられてて
正確な年代と場所がわからないんだ。

まあわりと長い話なんで省略するとこんな感じの話。
昔々与作という村人が居た。
与作は瀕死の狐を助けた。
狐の尻尾は6本だった。
5年位後に、狐が凄い美人の姿になってやってきた。
狐は恩返しとして願い事を叶えると言ってきたが、与作の願いに呆れて
与作が心配だからと、与作の家にいついた。
二人は色々あって仲良くなり、夫婦になる、子供も出来た。
しかし二人の仲を嫉妬する者達の謀略で、二人は離れ離れになる。
色々あって、狐が与作と子供を奪った連中を殺し、狐は討伐対象になる。
しかし狐は圧倒的に強く、討伐に来た武士をほとんど返り討ちにしてしまう。
覚悟を決めた与作が、狐退治に向かう。
狐と戦うが、狐は与作に殺されるつもりだったので、与作が勝つ。
与作は結局狐を殺せず、しかたなく狐は自分を殺した証代わりとして自分の尾を渡す。
最後に狐は問う「お前は何を望む。」
与作は答える「狐と死んで行った者を含めた皆の幸せ」
狐は懐かしそうに笑うと「ならばその願いを叶えよう。」
その言葉の後に狐は与作の前から消え去った。
その後、与作は死んだ者の供養と、狐のこれからの生が幸せである事を願うため出家した。
与作と狐の子は不思議な加護を受けながらも普通の人として生き、死んだ。

この話における与作と狐が俺の先祖らしい。
まあ意外に長くなったが、真実かどうかはわからないがこれが俺がばあちゃんに聞いた話。




173名無しのオカルト 2008/07/26(土) 23:52:01 ID: ID:jpCz/DBYO

なんという厨臭い話…




174名無しのオカルト 2008/07/27(日) 00:12:55 ID: ID:3Y0uixrq0

与作の子供はどうなったの?
与作は何故狐を退治するの?




176名無しのオカルト 2008/07/27(日) 01:39:31 ID: ID:ho06cy8v0

異類婚姻譚はポピュラーな「うちの家系は特別なんです」の主張だからな。
狐嫁なんて日本中に残ってる話だろ。民話の世界だ。
元々不思議なことが続く家系で、理由付けのために語り伝えてきたのかな




177名無しのオカルト 2008/07/27(日) 02:22:57 ID: ID:8yE8CtoKO

口伝や神話といえども、部分的には真実を反映している面もある。
単に文献史料でないからといって頭から否定するのもどうかと思う。
ただ、先の話では与作のもとに美女の姿で狐が現れた時点で、願いをかなえるというより契りを結ぶことを目的としていたようにみえる。
その時与作が何を願ったのかも気になるが、狐は相手の意志を「却下」した上で自分の意志により居着いている。

狐を助けてから美女の現れるまで五年の歳月が流れている点、狐が最期に「懐かしそうに」笑ったという点、
物語中での与作の年齢の推移も気になるな。
ひょっとすると狐を助けた与作がまだ少年で、妻を娶るには早すぎたのかもしれない。
とても興味深い話なので、できるだけ詳細に教えてもらえませんか?どれだけ長くなっても必ず全て読みます。
実は狐が最後にかなえた願いと、呪いと寺社での祝福がともに無効になるという君の家系にみられる現象は、
一見矛盾しているようでいてかなり真実な応答にも思える。
一族が流転する要素は、最後にかなえた願いではなく姿を消した狐との契り自体により引き継いだものかもしれない。




178名無しのオカルト 2008/07/27(日) 02:50:00 ID: ID:VWpGZa7K0

>>177
>実は狐が最後にかなえた願いと、呪いと寺社での祝福がともに無効になるという君の家系にみられる現象は、

これは別の人じゃね? (管理人註:こちらと混同されている模様
【風習・信仰】うちの家系は神様にお祈りしてようが幽霊に罰当たりなことをしようが なんにも影響を受けることが出来ない家系なのだそうな

自分も156の話、興味深いので詳細に聞きたい。特に、

>色々あって、狐が与作と子供を奪った連中を殺し、狐は討伐対象になる。
>しかし狐は圧倒的に強く、討伐に来た武士をほとんど返り討ちにしてしまう。
>覚悟を決めた与作が、狐退治に向かう。

この辺の流れが良くわからんのでkwskお願い




180名無しのオカルト 2008/07/27(日) 08:48:09 ID: ID:EfKEngun0

>>173
おれも話を聞いた時は、まるで同じ感想だったよ。
おりしも、実は残酷な童話シリーズが流行してた頃だからなあ。

>>174
与作の子供は、村長の家の養子になって、村長の後を継いだらしい。
狐が多数の人間を殺した事と、完全にたたり狐になってて、どんどん被害が大きくなって
やむなく殺害を決意したという事らしい。

>>176
それはたぶんにあると思う。
なにせ200年前まで、完全に口伝だったんだから、話なんていかようにも変えられるしなあ。

>>177
うーん、呪いを無効化する家系の人たちとは、少なくともこの話の中ではまるで関係無いと思う。
とはいえ日本人なんて、ほとんどが遠い親戚みたいな物だから、関わりが完全に無いとも
言いきれない。

与作が最初に願ったのは、皆の幸せ。
狐はそれを聞いて「こんなお人良しがこの先、生きていける訳が無い」と思って、
「自分の力で守ってやるから、その間にちゃんとした願いを決めておけ」という事になったらしい。

与作の物語内の正確な年齢は不明ですが、狐を助けた時にはまだ男になっていない。
つまり童貞だったらしいから、まだ子供だった可能性が高い。
あと関係あるかどうかは不明だけど、与作の家族はこの時点で流行病で全滅したらしい。
なお物語の最初と最後の間に流れた時間は、だいたい10年ちょっと位らしい。

さすがに話を全部載せると、かなり大変な量になるからスレ違いになりそう。
全文載せても、問題無いスレとかご存じ無いでしょうか?





181名無しのオカルト 2008/07/27(日) 08:50:25 ID: ID:EfKEngun0

>>178
与作の事を、狐が来る以前から好きだった娘が居たんだが、その娘は与作に想いを伝えてなくて
そんな間に狐と与作が夫婦になってたんだ。

最初は娘も、二人を妬みながらも我慢していたらしいが、二人の間に子供が出来るとついに堪忍袋の尾が
きれて、二人の仲を引き裂こうと考えたんだ。
 娘は自分一人では二人の仲を引き裂くのは困難だろうと考えて、ある男に協力を要請した。
その男が、この村の村長の一人息子だったんだ。
この男、もう妻が居る身でありながら、とても好色で暴力的なひどい奴だったらしい。
そしてこの男には、もう一つ共犯関係に持ち込む上で有利な点があった。
それは、この男は前に狐に夜這いをしたが、返り討ちにあったらしい。
だから狐の事を恨んでいた。

 まずはこの娘と男は与作と狐の弱味を握る為に情報を集めた。
その結果、狐は満月の夜だけは人の姿を保てずに狐に戻ると知った。
狐が妖怪の類だと知った二人は、狐の弱点を調べた。
運良く狐は新月の夜には力が大幅に弱体化する事と、その時に鉄の輪を付けると
力の大半を封じられる事がわかった。

 ここまでわかった二人は、狐を嵌める為に、与作が野良仕事中に熊に襲われたという嘘で
狐を人気の無い所までおびき寄せた。
何時もの狐なら、嘘を見破れただろうが与作の危機と聞いて冷静では居られなくなって罠に嵌められたらしい。
結局、狐は鉄の輪をはめられて、男に村長の家の蔵の中に幽閉された。
なんで幽閉されたかって・・・ばあちゃんが口を濁してたから、そういう事なんだろう。

 続く




182名無しのオカルト 2008/07/27(日) 08:50:58 ID: ID:EfKEngun0

与作は突然、行方不明になった狐を何ヶ月も捜索したが見つかったのは、前に与作が狐にあげたお守りだけだった。
そして狐を嵌めた娘も、必死に捜索に協力をしているように見せかけた。
狐の生存が絶望視されて、与作はまともに食事が喉を通らなくなって、ついに倒れたらしい。
娘は必死に看病して、その折に与作と狐の子とも仲良くなったらしい。

結局、その後娘は数年間かけて狐を失って傷心状態になった与作の心に付け込んだのと、与作の子と仲良くなる事で
ついに婚約の約束を取り付けた。
喜んだ娘は、蔵に閉じ込められた狐にその事を告げた。

狐はついに自分を嵌めた者達の抹殺を計画する、まず最初に自分に惚れ抜いてる男に媚を売って
満月の夜に鉄の輪を外させた。
そして輪を外した男を殺して食って、力を回復させた。
やがて娘と与作の結婚式の時に、狐の姿で乗り込み娘を惨殺しついでに共犯者の男も惨殺した。
与作は狐が生きてた事と、いきなりの凶行に驚愕した。

狐は正気に戻ると、凄い速度で森に逃げていった。
その後、幾度も山狩りが行われたがその度に多数の犠牲者を出した。
やがてその噂を聞いて数多くの腕自慢が各地から集まって、山狩りに参加したが結果的には
変わらなかった。
ちなみに与作は、事の顛末を村長から土下座されながら聞かされたせいで苦悩していたらしい。

山狩りが行われなくなった後、近隣の村々で神隠しが多発。
それが狐のやった事だと、気がついた与作はついに覚悟を決めて、狐退治に向かった。

という話だった。






184名無しのオカルト 2008/07/27(日) 09:14:48 ID: ID:r/DApSUp0

ここで晒して全然おK




185名無しのオカルト 2008/07/27(日) 10:04:58 ID: ID:jArUlz+o0

うはwなんというライトノベルwだが面白い。もっと読みたいです!




187名無しのオカルト 2008/07/27(日) 15:00:56 ID: ID:EfKEngun0

わかった、凄く長いし面白くなさそうだが、全部ここに載せるよ。

昔々、ある所に与作という村人が居た
与作が何時ものように、野良仕事をしに行くと
金色の毛並みを持ち、尾が6本もある狐が瀕死の状態だった。
可哀想に思った与作は、狐を連れて帰り治療をしてやった。
与作の懸命な治療の甲斐あって、狐は元気になった。
元気になった狐を、与作は森に放してやった。

それから五年後、ある夜に与作の元にかなりの美人が訪ねて来た。
どうやら話によると五年前の狐らしく、恩返しの為に来たらしい。
正直言って、いくら与作でも信じられなかったが、目の前で狐の姿に戻られたのでは信じざるおえなかった。

狐はどんな願いでも叶えてやると言った。
しかし与作には正直言って、望むような願いなど無かった。
ただ、もし願うのならば皆が平穏で幸せな日々を送る事だけだった。
その旨を狐に伝えると、狐はあきれた顔で「お前は馬鹿か?自身への恩賞でなぜ他者の幸福を望む?」
と言った。
与作は「だって、皆が幸せならおらだって幸せだもの」と返した。
狐は「それはお前が贅沢を知らないのと、お人好しだからだ」と返し
続けてため息を付きながら「仕方が無い、お前が本当の願いを見つけるまで、お前を守ってやる。」
「食い扶持の事なら安心しろ、お前を養う位は簡単なことだ。だから心配せずに何を願うのかを、ゆっくりと考えるといい。」
こうして狐は与作の家に居ついた。




188名無しのオカルト 2008/07/27(日) 15:01:38 ID: ID:EfKEngun0

 それから、幾日か経った時の事
狐が「贅沢を教えてやる」と言って与作を大きな町に連れて行った。
そして与作は大きな屋敷の中に通された。
中には与作が見た事の無いような、豪華な食事や多数の美女が用意されていた。
与作は萎縮してしまい、料理にも女性にも手を出せない。
そんな与作を見た狐は、料理を皿に盛って、与作に箸渡しで食べさせた。
料理の美味しさに、感激した与作は貪る様に料理を食べた。

やがて満足した与作は狐にお礼を言った。
狐は上機嫌で「満足したのならば、それで良い。ところで与作これ以上の食事を毎日食べたくは無いか
それ位なら簡単に叶えてやれるが?」
与作は「それは勘弁だ。たまにだから良いんだから。ところで残った料理持って帰って良いか?
村の皆にも食べさせてあげたいだ。」
すると狐は怒って「あいつらは恩を仇で返すような連中だ。だから駄目だ。」
与作は驚いて「そんな事は無いと思うけどなあ?」と返した。
狐は諭すように「良いか与作。ほとんどの人間は恩を仇で返すような連中だ。
お前達に対して威張ってるような連中も、その上で君臨してる連中も皆そうだ。
普通の人間というのは、人の弱みに付け込んで自分だけ旨い汁を吸おうとするんだ。
お前みたいな馬鹿なお人好しは初めて見るが、そんなお前が長生き出来るとは思えん。」
そう言うと、狐は与作を連れて家へと帰った。

その後もこんな感じの事を、狐は何度もやったが基本的に与作の対応は変わらなかった。




189名無しのオカルト 2008/07/27(日) 15:02:28 ID: ID:EfKEngun0

ある夜、狐は言った「今でも、お前には望みは無いのか?」
与作はこう返した「うーん、今でもやっぱり皆幸せなのがいいだ。でももう一つ欲しい物が出来ただ。」
狐は破顔すると「そうかそうかお前にもやっと人並みの欲望が出てきたか、それで欲しい物とは何だ?」
与作は照れながら「狐が欲しいだ・・・」
狐はきょとんとして「え・・・わたし。なんだ美女がほしいのか?だったら私以上の美女をお前にやろう。」
与作はまじめな顔で「ちがうだ。おらはお前が欲しいんだ。」
狐は完全に顔を真っ赤にして、「お前が人をからかう事を覚えるなんてな。少しは人が悪くなったようだな。」
与作は「おらは本気だ。」と返した。
狐は泣きそうな顔で「どうして私なんだ?私の何が好きになったんだ?」
与作は「何をと言われても困るだ。狐のきれいな髪も肌も目も好きだし、時折の仕草も好きだし
狐の優しい所とかも大好きだ。」
狐は泣きながら「下手な口説き文句だな。でも真心込めて口説かれたのは初めてだ。とても嬉しい。
でもその願いは叶えられない。」
与作は「どうしてだ」と問うた。
狐は「だって私だってお前と一緒にいたい。お前の傍だと今まで感じたことの無い位に優しい気持ちになれるんだ。
お前の為に何かをしたいと自然と思える。でもそれは卑怯だ。どう考えた所でお前がくれた物と私とでは釣り合わない。
そもそもそれでは恩返しにならない。」
与作は言った「おらが狐が大好きなのは変わらない、狐もおらが好きなら夫婦になろう。
そうすればおらはとても幸せだ」
狐は「わかった夫婦になろう。でもそれはお前の願いだからじゃない、私の望みだからだ」
与作は笑って「うん、これからもよろしくな狐」と答えた。

それから幾つかの年月が過ぎた後に、与作と狐の間に待望の男の子が生まれた。
与作と狐はその子供に真作と名付けた。
二人は幸せの絶頂だった。




190名無しのオカルト 2008/07/27(日) 15:03:35 ID: ID:EfKEngun0

しかしそんな彼等を憎憎しげに見つめる者が居た。
それは一人の娘だった。
娘は、昔から与作の良さを知っていた。
ただ、恥ずかしくてその想いを伝えられなかったのである。
そして気が付けば、与作の横には何時も狐が居て、二人の関係は強固になっていた。

最初は想いをこらえていた娘も、やがては激しい憎悪に屈してしまった。
娘は狐から与作を取り戻すべく、計画を立てた。
まずは協力者を探す事、これは簡単だった。
なぜならば、狐に欲情しているうえに、恨んでいる男を知っていたからだ。
その男とは村長の所の長男だった。
長男は妻が居ながら、好色で暴力的で怪力以外の美点が無いような男だった。
長男は以前、狐に夜這いしたが返り討ちにあいそれ以来、復讐の機会を探っていた。
娘は長男を言葉巧みに、自身の計画に参加する事を承諾させた。




191名無しのオカルト 2008/07/27(日) 15:04:36 ID: ID:EfKEngun0

まずはこの娘と長男は与作と狐の弱味を握る為に情報を集めた。
その結果、狐は満月の夜だけは人の姿を保てずに狐に戻ると知った。
狐が妖怪の類だと知った二人は、狐の弱点を調べた。
その結果、妖怪は基本的に鉄に弱い事や、満月の時に力を発揮するものは
基本的に新月の時には力の大半を封じられる事がわかった。

 ここまでわかった二人は、狐を嵌める為に、与作が野良仕事中に熊に襲われたという嘘で
狐を人気の無い所までおびき寄せた。
何時もの狐なら、嘘を見破れただろうが与作の危機と聞いて冷静では居られなくなって罠に嵌められたらしい。
結局、狐は鉄の輪をはめられて、男に村長の家の蔵の中に幽閉された。

与作は突然、行方不明になった狐を何ヶ月も捜索したが見つかったのは、前に与作が狐にあげたお守りだけだった。
そして狐を嵌めた娘も、必死に捜索に協力をしているように見せかけた。
狐の生存が絶望視されて、与作はまともに食事が喉を通らなくなって、ついに倒れたらしい。
娘は必死に看病して、その折に与作と狐の子とも仲良くなったらしい。




192名無しのオカルト 2008/07/27(日) 15:06:03 ID: ID:EfKEngun0

結局、その後娘は数年間かけて狐を失って傷心状態になった与作の心に付け込んだのと、与作の子と仲良くなる事で
ついに婚約の約束を取り付けた。
喜んだ娘は、蔵に閉じ込められた狐にその事を告げた。

狐はついに自分を嵌めた者達の抹殺を計画する、まず最初に自分に惚れ抜いてる男に媚を売って
満月の夜に鉄の輪を外させた。
そして輪を外した男を殺して食って、力を回復させた。
やがて娘と与作の結婚式の時に、狐の姿で乗り込み娘を惨殺しついでに共犯者の長男も惨殺した。
与作は狐が生きてた事と、いきなりの凶行に驚愕した。

狐は正気に戻ると、凄い速度で森に逃げていった。
その後、幾度も山狩りが行われたがその度に多数の犠牲者を出した。
やがてその噂を聞いて数多くの腕自慢が各地から集まって、山狩りに参加したが結果的には
変わらなかった。
ちなみにこの頃の与作は、事の顛末を村長から土下座されながら聞かされた事と真作が狐に激しい憎悪を
持っている事に苦悩していた。




193名無しのオカルト 2008/07/27(日) 15:07:29 ID: ID:EfKEngun0

山狩りが行われなくなった後、近隣の村々で神隠しが多発。
それが狐のやった事だと、気がついた与作はついに覚悟を決めて、村長から槍を貰い
狐退治に向かった。

狐は人の姿で与作を出迎えた。
狐は微笑を浮かべて「やっと、その気になってくれたか。待ってたんだぞ、お前が私を殺しに来る事を」
与作は苦しげに「もうこんな事はやめてくれだ!おらに出来る償いなら何でもする!だから・・・」
狐は悲しげに「お前に出来る償いなんて無いし、償う必要も無い。私とあの娘が一番悪いのだから」
与作は顔を上げ「なら一緒に帰ろう、そして一緒に皆に謝ろう。皆が許してくれなかったら、真作も連れて
一緒にどこかへ逃げよう。」
狐は首を振り「無理だな、自分が一番悪いとわかっててもお前や村人や人間への憎悪は消えないんだ。」
そして狐は、牛の何倍も大きい狐の姿に変わって「お前を殺せば、この気持ちが消えるのかどうかわからない。
試すのも怖かった。だがお前と私が剥き出しでぶつかり合えば、この不快な気持ちも消えるかもしれない。
さあ立ち上がれ与作!!お前が私を殺さないというのなら、手始めに真作を含めた近隣の村の連中を皆殺しにするぞ!!」
与作は槍を強く握り「狐・・・それがおめえの望みなら・・・行くぞ!!」狐へ向かい駆け出した。




195名無しのオカルト 2008/07/27(日) 15:35:09 ID: ID:p9DM/niP0

狐が、狐が可哀想すぎる....。
村の連中なんか皆殺しにしちゃえ!




199名無しのオカルト 2008/07/27(日) 17:27:46 ID: ID:EfKEngun0

狐と与作の戦いは激しく、周囲の木々は狐の尾に砕かれその音は周囲の村々に響いたという。
与作は何度も打ちのめされたが、その度に立ち上がり狐を槍で突き刺した。
そしてついに与作の槍は狐に致命打を与え、狐は崩れ落ちた。
狐は嬉しそうに「強かったよ・・与作。さあとどめを刺しておくれ。」
与作は「もういいだろ・・狐、おめえは最初からおらを殺す気無かったんだろう?」
狐は首を振り「いや本気だったさ、ただ無意識に手加減をしていたらしい。」
与作「そういえば狐と本気で喧嘩したのは、初めてだったな」
狐は微笑を浮かべて「そういえば、そうだな。お前に嫌われるのが怖くて、無意識に媚びてたのかもな。
幸せすぎて気が付かなかったけど」
与作は笑いながら「それはよかっただ。狐と本気で喧嘩したらおらが勝てる訳無いしな」
狐は「おいおい私は本気だったんだぞ」
与作と狐は互いを見合って、笑い合っていた。
それは二人とも、とてもいい笑顔だったらしい。

笑い終わると狐は自分の尾をひとつ食いちぎり、与作に投げた。
与作は驚いて「狐、何馬鹿なことをしているだ!」
狐は「馬鹿な事じゃ無い、尾の一つも無ければ私が死んだ証にならんだろう?」と言った。
与作は薬を取り出して狐に塗りながら「馬鹿を言うな!一緒に帰ろう」
狐は悲しげに首を振り「私は罪を償わなければいけない、それは狐としての生を捨て神になる事だ
そして神になってお前と真作、気に入らないが村の連中達の係累を守護する事だ」
与作は鼻水を流しながら号泣し「わけわからないだ狐。おらはもうお前と離れたくないだああ!!」
狐は泣きながら「ごめんね与作。でもねそれが私達一族に伝わる掟なの」
与作と狐は互いに抱き合い泣きあった。




200名無しのオカルト 2008/07/27(日) 17:37:43 ID: ID:EfKEngun0

狐は最後に与作に問うた「与作、お前の願いはなんだ」
与作は一番の願いは叶えられないと気が付いていた。
だから答えた「狐と真作と、娘と長男と死んでいった皆とそれ以外の皆の幸せだ」
狐は懐かしげに笑うと「欲張りな望みだな。しかしお前らしい、良かろうその願い叶えよう。」
そう言って狐は姿を消した。

その後、与作は狐と娘、それ以外の死んでいった者達の供養の為に出家した。
真作は村長の家の養子になって、次代の村長となった。
与作は、死ぬ前に真作に狐との出会いから始まる事件の顛末を伝えたという。

なお、狐の尾と槍はいくども他人の手に渡ったが、何故かうちの家系の誰かの手に戻って来るらしい。
ちゃんと実家に両方ともあるが、狐の尾は純金のような金色で触り心地は
普通に動物の尾のように思える。まあ作り物だと思うんだが。
槍の方は1000年位前の良品らしい。

これでばあちゃんから聞いた、与作と狐の話は終わり。
まあ真実は不明だが、これがうちの家に伝わるお話だな。
これ以降も、子孫達の話は続いていくけど、その中で狐らしき存在も度々出てきたりする。

最後まで読んだ皆様、ご苦労様でした。




203名無しのオカルト 2008/07/27(日) 18:06:27 ID: ID:N63A3yQCO

>>200
ちゃんとしっぽと槍も現物として伝わってることに驚いた。




207名無しのオカルト 2008/07/27(日) 18:54:56 ID: ID:EfKEngun0

正直言って子孫の話は・・・
基本的に

加護が原因で権力者の寵愛を受ける。
        ↓
権力者の息子か側近が、うちの家系の人間が権力者を狂わせてると判断
        ↓
権力者を殺害もしくは失脚させて、うちの家系の人間を放逐もしくは根絶やしにしようとする。
        ↓
       逃げる
        ↓
家族とかが捕まる場合があるが、基本的には援助者のおかげで逃げ切る
        ↓
どこかの村に居つく、もしくは旅芸者とかになる
        ↓
     振り出しに戻る

になるか、加護を過信して無謀な事に挑戦して失敗した奴が逆恨みして変な噂を立てられたり
他の奴に加護の事を話して、知った奴に拉致監禁とかのパターンだしなあ。
それでも良いなら、書きますが




208名無しのオカルト 2008/07/27(日) 19:45:02 ID: ID:ue2DKizP0

>>207
そちらの差し支えさせなければ、是非お願いします!




213名無しのオカルト 2008/07/27(日) 20:02:27 ID: ID:OGhZebLQ0

>>156
興味深いですねー

平安時代くらいの話なのですか?




214名無しのオカルト 2008/07/27(日) 20:49:37 ID: ID:EfKEngun0

>>213
狐と与作の話が事実であったと仮定した場合。
正確な年代はわかりませんが、源平合戦の前ではないかと思われます。
なにせ負けた源氏の武将を助けて、看病したせいで真作から5代経った後の子は
その武将に拉致監禁されるはめになるのですから。




215名無しのオカルト 2008/07/27(日) 21:16:17 ID: ID:OGhZebLQ0

>>214
>なにせ負けた源氏の武将を助けて、看病したせいで真作から5代経った後の子は
>その武将に拉致監禁されるはめになるのですから。

それはすごいですね!
1000年前という槍の伝来とも符合します。
その、狐と戦ったという槍ですが、日本の槍の原型の菊地槍でさえ12世紀に誕生しました。
あなたが今お持ちの槍は一世紀以上その起源をさかのぼる品です。

しかもそれが荘園制の農民の所持した槍だとは、定説を覆す大発見だと思います。




217名無しのオカルト 2008/07/27(日) 21:28:59 ID: ID:EfKEngun0

>>214
うーむ・・・
それじゃあやっぱりあの槍は偽者だという事でしょうか?
ただでさえ、固有名詞を極力排除した口伝ですから信憑性は薄かったんですが

そういえば1180年あたりの飢饉の時に、与作の子孫の住んでいた村は豊作とまで
言えないが収穫が良かった性で、捕まったそうですがこれも嘘なのでしょうか?




223名無しのオカルト 2008/07/27(日) 22:54:53 ID: ID:ue2DKizP0

>>222
実際、自分自身で「周りの人に加護がいってるなぁ」って思うことある?
もしよければ訊きたいんだけども。




224名無しのオカルト 2008/07/27(日) 23:07:22 ID: ID:EfKEngun0

>>223
正直言って、先祖達と比較するとたいした事は無いがいちおうある。
たとえば小学校の時に中学受験の為に塾に行ったが、そこの塾では例年だと基本的に
第三志望までに入れるのは、30人中5人位らしくて偏差値70以上の所に入れた奴は10年に一人位らしい。
しかし俺の時は33人中30人が第二志望以内で、偏差値が70以上の所に入れた奴は4人居た。
ちなみおれは第三志望で、残り二人は途中でやめた奴だ。

後は友人が、全員希望の大学に入れたり、友人の親が宝くじで大当たりして借金の完済に成功した位だな。
まあ偶然という事も考えられるけどな。




225名無しのオカルト 2008/07/27(日) 23:30:00 ID: ID:ue2DKizP0

>>224
確かに、そんなエピソードがあるなら、
お婆様が先祖の二の舞になることを心配しているというのも頷けるw
ありがとう!




230名無しのオカルト 2008/07/28(月) 00:24:22 ID: ID:22AsWIL/0

>>156さん
すばらしいお話をありがとう!

ところでどうしたことかこれを読んでから、涙が止まらない。
狐関係でこんなに泣いたのって、ごんぎつね以来だ。

うちの実家にはおっきなお稲荷さんがあって、代々祀っている。
以前、沖縄のユタ?って人に、「あなた、強力なお稲荷さん、
くっついてるわよ」って言われたのだけれど、そのお狐さんが
感応したのかなあ。




232名無しのオカルト 2008/07/28(月) 07:28:03 ID: ID:iq1eeisJ0

すいません日を跨いでしまいました。

お詫びと言っては、何ですがばあちゃんが加護を恐れる直接の原因となった話を
したいと思います。

 ばあちゃんは20年前まで、宝石商をやっていたらしい。
はじめたのは、ベトナム戦争が始まる少し前だといってた。
最初の3年は少しの赤字で、4年目以降は大幅な黒字だったらしい。
なんで4年目から大幅な黒字だったかというと、何でも宝石を毎年凄い高値でたくさん買い取ってくれる客
が居たそうだ。

それだけでも不思議な話だが、さらにおかしな事に必ず代理人を立てて取引をするんだ。
まあばあちゃんも気になっていたが、お客様のプライベートの詮索は商売人として絶対に
やってはいけない事だと思って、できるだけ気にしないようにしていたんだ。

そんな事が10年位は続いた、ある日いつものお得意様が来たのだが今回は代理人では無く
本人が来たらしい。
その人物は、金髪碧眼で見るからに上等な服を着こなした気品が全身からにじみ出る様な初老の紳士だった。
ばあちゃんも驚いたようだが、その紳士は流暢な日本語で自分の名を名乗ると「何時も大変お世話になって感謝しております」
と言いました。
ばあちゃんはさらに驚きましたが、驚いてばかりでは商談になりません。
とは言っても何時もなら、適正価格より0が一つか二つ多い契約書に版を押すだけで終わりなのですが、
ふとばあちゃんは思いました、何でこんな馬鹿げた金額でいつもいつも買い取ってくれるのだろう?と
お世辞にも自分の所で扱っている宝石は良品ではあっても名品ではありません。




233名無しのオカルト 2008/07/28(月) 07:29:15 ID: ID:iq1eeisJ0

この金額ならまともに取引すれば、同量の最高級品が手に入るのに?
不思議に思った、ばあちゃんはついつい「なんでこんな値段で何時も買い取って頂けるのですか?」と質問をしてしまいました。
すると紳士は、苦笑をして「すみませんミス、どうやら不安にさせてしまったようですね。理由は単刀直入に言うのなら
我が一族全体が、貴女に救って頂いたからです。」

ばあちゃんは余計不思議に思いました。
一族全体を救ったとはどういう事でしょう。
紳士は微笑を浮かべながら「そういえば、私の家族も日本に来たので今度会ってやって頂けないでしょうか?」
ばあちゃんは返答に窮すると紳士は「お気になさっている事も、実際に会って頂いたほうがおわかりになると思うのですが。」
ばあちゃんはついつい、その話にのりました。
ごく短い会話ですが、この紳士が信用に足る人物だと思ったのです。

それから数日後、ばあちゃんは紳士の招待でどう見ても一見様お断りのレストランに行きました。
なんか明らかにハイソな感じで正直居心地が悪く、息子達を連れてこなくて良かったと思いました。
なお紳士の家族は、どう見ても御伽噺か映画の優しい王妃様とか王子様とかお姫様みたいな感じの人達でした。
正直自分が場違いな気がしていましたが、紳士とその家族はとても優しく対応してくれたうえに、給仕の人やウェイトレスさんも
とても丁寧な対応で少しずつ、気分が良くなりました。

食事を楽しみながらばあちゃんはある事に気が付きました。
なぜかこの家族、全員装飾品がルビーを基調としていて、さらにルビーの質がこんなレストランを貸しきる人達にしては
良くありません。
疑問が顔に出ていたのでしょう、紳士が手を振って人払いをすると「以前の話の詳しい説明をしていませんでしたね。」
と言いました。
紳士と家族はとても真剣な顔です。
紳士は自身の一族の話を始めました。




234名無しのオカルト 2008/07/28(月) 07:30:01 ID: ID:iq1eeisJ0

その話によると
 紳士の一族は、700年まえに悪魔と契約して莫大な富と権力と名誉を得ました。
しかしその契約した先祖が、捧げた物が原因で一族に苦難が訪れます。
先祖は自分の子孫達を悪魔に捧げたのです。
 まず最初の呪いは長男と長女は10歳までに確実に死ぬという物。
二つ目の呪いは、家を相続した者と家族は全員、悲惨な死に方をするという物。
三つ目の呪いは、一族の人間は全員30を超えると恐ろしい悪夢に毎日のようにうなされるという物でした。
 無論、紳士の一族も呪いに対抗する為に様々な事をしました。
その中には、とても口には出せないような物も多々あったようです。
しかしどんなに凄い物でも、気休めにしかならなかったそうです。
 紳士も自身の父や祖父が狂死したのは見ていますから、呪いへの対策は数えきれない程に行ったようです。
しかし無駄でした、やがて自分の子供達にも呪いは牙を剥きました。
9歳の時に突如として、奇病に冒されたのです。
紳士は治療の為にあらゆる事をしましたが、やはり無駄でした。
 そんなある日紳士への贈り物にルビーの指輪が含まれていました。
紳士は不思議とそのルビーが気になり、嵌めてみました。
それからは周囲の状況は一変しました。
まず自分をさいなんでいた悪夢を見る事がなくなりました。
次に息子と娘の病気がいきなり快方に向かいました。
それだけでも驚愕ですが、さらに経営が悪化していた紳士の会社がその日を境に急激に業績を上げたのです。
またばあちゃんに出会うまでの10年間の間、一族に怪死や変死をした人が一人も居ないという話でした。
700年の歴史の中で一度も無かった事がやたらと多発したのです。

これだけの変化をもたらしたルビーなら、とてつもない何かが関連している筈だと思った紳士はルビーの出所を調査し
ついにはばあちゃんの元へとたどり着き、ばあちゃんの一族の伝承まで辿り着いたのだそうです。
ばあちゃんは驚きました、正直言って自分の家の加護などたいした事は無いと思っていましたから。
話を終えると、紳士と家族は感激のあまり涙を流しながら「ありがとう」と何度も繰り返していました。




235名無しのオカルト 2008/07/28(月) 07:30:44 ID: ID:iq1eeisJ0

ひとしきり「ありがとう」と言った後、紳士は涙をハンカチで拭き取り真剣な顔で話を続けました。
ただ何かによって、一族に多大な変化が起きた事が多くの人間の耳に入ってしまった事で、その何かを必死で探している
連中が無数に現れてしまった事とそいつらの中には悪名高い連中とかまで多数名を連らねている事を語りました。
どうしてそこまで大事になったかというと、紳士の家系は社交界では知らぬ物はほとんど居ない程の呪われた家系として
有名だったからです。

ばあちゃんは顔を青褪めました。
だってそれは自身の家では口伝でよく語られる事とほぼ変わらなかったからです。

その様子を見た紳士と家族は辛そうに「恩を仇で返す事になり申し訳ない。ただもしもお許し頂けるのなら貴女様方を
お守りしてよろしいでしょうか?何に変えても守らせていただきます。」と言いました。
ばあちゃんは「謝らないでください、何もあなた方が悪い事をなさった訳ではないのですから。
むしろ私の宝石で幸せになった人達が居てくれてうれしいです。美しさでは無く、良くわからない物が原因なのが癪ですが」
と言いました。
紳士と家族は笑顔になり「これからも、よろしくお願いします。そしてかならず貴女方を守り抜いて見せます」
と答えました。
そしてひとしきりの歓談の後に、この食事会は終わりました。

それ以後も紳士達とばあちゃんとの交流は続き。
現在でもたまに親父や兄貴達やおれと一緒に会ったりしています。
ただこの件でばあちゃんもそうとう堪えたらしく、親しい人にしか宝石は売らなくなりました。

以上がばあちゃんの話。
余談だがうちの兄貴とあっちの姉ちゃんが凄く仲良くなってるんだ。
・・・ひょっとしたら近いうちに義姉になるかもな。




240名無しのオカルト 2008/07/28(月) 11:25:19 ID: ID:M0MozCEo0

156氏、面白いお話を聞かせてくれてありがとう。
余計なお世話かもしれないけど、なんか156氏の身に
危険が及びかねないんではないかと思い始めたので
そろそろ書き込みを控えた方がいいんじゃないかと思いました。
・・・心配しすぎかなw




242名無しのオカルト 2008/07/28(月) 13:31:44 ID: ID:HZnlw+IZ0

今のところは大丈夫かもしれないけど、これから先もエピソードとか書き込んだら
情報が増えて特定されやすくなるかもしれない。
話が聞きたい身としてはどんどん書いてほしいけど、156氏のことを考えると
>>240に同意。




250名無しのオカルト 2008/07/28(月) 20:25:29 ID: ID:fO+YsEiO0

このスレで156さんと席を一にした自分にもご加護がある予感。

156さんのお話とっても興味深いです!
差し支えのない程度でまた聞かせてくださいね。




263名無しのオカルト 2008/07/29(火) 02:56:36 ID: ID:igxtWyOn0

スレが伸びてると思ったら名作揃いで、スッゴイ特(徳?)した気分(^^)
>>156さんの話を読んでると、自然と幸せを祈る気持ちになってくる。
不思議だねー。>>156さんと、このスレに来てる皆に幸あれ~!




引用元:【オカルト】家系にまつわるオカルト6代目 【遺伝】

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