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不可解な体験、謎な話

【不思議な体験】新聞にも載った話。その男は家族に苛められろくに食べ物も与えられず、とうとう家出したんだ、愛犬のシロと一緒に…

編集・公開: オカルト速報
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引用元: ・∧∧山にまつわる怖い・不思議な話Part33∧∧

805: 本当にあった怖い名無し 2007/05/13(日) 18:51:54 ID:8YPAtL1m0
何年か前に新聞記事になった実話
初めは多分戦後からあまり経ってない頃だと思う

彼は生まれてからずっと家族からいじめられ、まともに食べ物も与えられず
給食で何とか生きのびていたという
中学生のある日、とうとうがまんできなくなり、山に家出してしまう
とぼとぼと山道を歩いていると、後ろからワンワンという犬の鳴き声が
それは家で飼っていたシロだった

とても咬み切れそうもない綱を切って追いかけてきたのだ
なぜ家出したことがわかったのか不思議だったが
それからシロと山を転々とする生活が始まった

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食べ物はシロとの共同作業でウサギ、ヘビ、ネズミほか何でも獲って食べた 
獲れたものは全部シロと分けあって食べた 

ある日シロがいきなり体当たりしてきた 
いぶかしりながら「何すんだよ」と言ってると元もといたところに巨石が落ちてきた 
シロは危険を察知して助けてくれたのだ 

ある時は高熱が出て一歩も動けなくなった 
シロは破れたシャツをくわえ、何度も何度も川へ行って濡らしてきては 
届けてくれたおかげで、やっと熱が引き助かったこともあった 

山で暮らし始めて何年か後のある日の夜、それまで一度も甘えたことが 
なかったシロが急にクーンと鳴いて甘えてきた 
ピッタリ寄り添って離れようとしない 


806: 本当にあった怖い名無し 2007/05/13(日) 19:01:54 ID:8YPAtL1m0

次の日起きてみると、シロが息絶えていた
シロは最後を悟り、最後の最後だけ甘えてきたのだ
一人泣いた

何十年も過ぎ、関東から始まった山の中暮らしは東北南部にまで移動していた
そのころは釣り名人として、ごく一部の渓流釣り人には知られるような存在になっていた

たまには街中にも下りていた
そしてある日、自動販売機のお金を盗んだ容疑で逮捕され、そこで初めて何十年間も山中生活をしてたことがわかり、新聞にも掲載される

今は釣りを通じて知り合った後見者のもとに身を寄せている
しかし今もなお、何十年前に出たふるさとの事は話したがらないという

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