711:名無しのオカルト 2019/06/04(火) 14:17:32.15 ID: ID:l06d/AwL0.net
石じじいの話です。
じじいは、ある人を想うための場所を持っている、と話したことがあります。
そこは、そのためだけのためにあるのだと
長い時は一日中、そこにいて、その人のことを想うのだ。
そうすると、生きていく希望が湧いてくる、と。
遠くはなれたところにある場所だが、決して夜をそこでは過ごさない。
一泊する場合でも、かならずそこから離れた場所に野営するのだそうです。
それがどこか、
どんな場所か、
想う相手は、どんな人なのか、
なぜ、想うのか、
じじいは説明してくれませんでした。
「おかあちゃんやったん?」
と尋ねましたが、「うんにゃ、違うんよ」とじじい。
じじいは、ある人を想うための場所を持っている、と話したことがあります。
そこは、そのためだけのためにあるのだと
長い時は一日中、そこにいて、その人のことを想うのだ。
そうすると、生きていく希望が湧いてくる、と。
遠くはなれたところにある場所だが、決して夜をそこでは過ごさない。
一泊する場合でも、かならずそこから離れた場所に野営するのだそうです。
それがどこか、
どんな場所か、
想う相手は、どんな人なのか、
なぜ、想うのか、
じじいは説明してくれませんでした。
「おかあちゃんやったん?」
と尋ねましたが、「うんにゃ、違うんよ」とじじい。
715:名無しのオカルト 2019/06/05(水) 23:38:59.11 ID: ID:iPQE3lKm0.net
>>711
なんか切ない
なんか切ない
712:名無しのオカルト 2019/06/04(火) 22:55:55.43 ID: ID:l06d/AwL0.net
石じじいの話です。
短いメモです。
じじいの故郷は、戦国時代には要衝の地でした。
現在の県外から攻めてくる戦国大名を迎撃するための山城がたくさんありました。
その城は小さなものでしたが、小山の上に設けられていました。
昔は、その頂上付近で、古銭や鎧の一部、陶器、刀の一部などが見つかったそうです。
私も、山城だったと言われる山のいくつかに登りましたが、古銭を見つけたことがあります。
現在では、大きな樹木が茂っており、跡形もありません。
わずかに石積みの跡が残っている場所もあるようですが。
迎撃に戦功をあげた、その土地の土着の戦国武将について伝記を書いた人物がいました。
その人物も武士だったそうですが、「前世の業にひかれ、人にきらわれる病」を得て、深い谷に隠遁して、その伝記を書き上げたとか。
山城跡に行くと、祟りを受けて、そこで死んだ武士が家までやってくるぞ!というおきまりの脅し話がありました。
じじいが、山城で集めたボロボロに錆びた刀の鍔や帷子を見せてくれたことがあります。
短いメモです。
じじいの故郷は、戦国時代には要衝の地でした。
現在の県外から攻めてくる戦国大名を迎撃するための山城がたくさんありました。
その城は小さなものでしたが、小山の上に設けられていました。
昔は、その頂上付近で、古銭や鎧の一部、陶器、刀の一部などが見つかったそうです。
私も、山城だったと言われる山のいくつかに登りましたが、古銭を見つけたことがあります。
現在では、大きな樹木が茂っており、跡形もありません。
わずかに石積みの跡が残っている場所もあるようですが。
迎撃に戦功をあげた、その土地の土着の戦国武将について伝記を書いた人物がいました。
その人物も武士だったそうですが、「前世の業にひかれ、人にきらわれる病」を得て、深い谷に隠遁して、その伝記を書き上げたとか。
山城跡に行くと、祟りを受けて、そこで死んだ武士が家までやってくるぞ!というおきまりの脅し話がありました。
じじいが、山城で集めたボロボロに錆びた刀の鍔や帷子を見せてくれたことがあります。
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713:名無しのオカルト 2019/06/04(火) 22:56:24.94 ID: ID:l06d/AwL0.net
石じじいの話です。
メモが断片的ですが、こんな話もありました。
じじいが北海道で知り合った人が話してくれたとか。
犬を連れて猟に行った時、その人はヒグマに遭遇しました。
その時、連れていた犬が、一声、鋭く長く鳴いてそのグマに飛びかかりました。
そのすきに、彼は猟銃に弾を込めて発砲したのです。
クマは、怯んで逃げ去りましたが、犬はクマとのたたかいで重傷を負っており、すぐに絶命しました。
その人は、「死ぬことを覚悟した犬の鳴き声」というものを聞いたと話していました。
そして、米軍による室蘭艦砲射撃の時、自分の肉親を助けるために着弾場所に飛び込んで行く人があげた叫び声を思い出したと、語ったそうです。
死を覚悟したものの発する声。
メモが断片的ですが、こんな話もありました。
じじいが北海道で知り合った人が話してくれたとか。
犬を連れて猟に行った時、その人はヒグマに遭遇しました。
その時、連れていた犬が、一声、鋭く長く鳴いてそのグマに飛びかかりました。
そのすきに、彼は猟銃に弾を込めて発砲したのです。
クマは、怯んで逃げ去りましたが、犬はクマとのたたかいで重傷を負っており、すぐに絶命しました。
その人は、「死ぬことを覚悟した犬の鳴き声」というものを聞いたと話していました。
そして、米軍による室蘭艦砲射撃の時、自分の肉親を助けるために着弾場所に飛び込んで行く人があげた叫び声を思い出したと、語ったそうです。
死を覚悟したものの発する声。
718:名無しのオカルト 2019/06/10(月) 23:03:39.10 ID: ID:qMyOH4y30.net
>>713
久し振りに「石じじい」を読ませて頂きました。
嫌味もなく好きです。
ありがとう。
久し振りに「石じじい」を読ませて頂きました。
嫌味もなく好きです。
ありがとう。
717:名無しのオカルト 2019/06/07(金) 07:30:57.22 ID: ID:1vLY8zfO0.net
石じじいの話は不思議で切なくて懐かしい。
引用元:海・山にまつわる怖い話・不思議な話 2
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