122:名無しのオカルト 2008/02/02(土) 01:32:45 ID: ID:wfoHBJVU0
伯父の話。
伯父は昭和50年ぐらいまで山林などの調査の仕事をしていた。
基本的には相棒と二人組で4日間ほどやるそうだが、
ある時、どうしても一人でやらなければならなくなった。
群馬の方の山を調査していたら、予定通りになかなか進まず、
遂にはあっという間に日が暮れてしまった。
携帯電話もない時代だし、夜の林道を車で走るのも危険だ。
車の中には、もしもの事態のため、大型の水筒やチョコや毛布もあったので、
車中泊するしかないという結論に至った。
伯父が車中で毛布にくるまりウトウトしていると、外でかすかな音がする。
そして、その音はドンドン大きくなってくる。
「なんだ?」伯父が起き上がって、窓の外を見ると、
500mほど先に巨大で真っ黒な機関車が轟音を立てて走っている。
伯父は「SLは廃止されたんじゃなかったかな?」と思いながら眺めていたが、
3分ほどでその機関車は山の中に吸い込まれるように消えて行き、
また山は静かになったという。
朝を迎え、機関車が走っていたあたりを走ってみたが、
レールもなければ、林道すらもなかった。
俺はこの話を小学3年の時に聞いた。
伯父いわく「あれは狸だな。あいつら、ああいう悪戯が好きなんだよ」
伯父本人は驚きもせず、当たり前のように語っていた。
伯父は昭和50年ぐらいまで山林などの調査の仕事をしていた。
基本的には相棒と二人組で4日間ほどやるそうだが、
ある時、どうしても一人でやらなければならなくなった。
群馬の方の山を調査していたら、予定通りになかなか進まず、
遂にはあっという間に日が暮れてしまった。
携帯電話もない時代だし、夜の林道を車で走るのも危険だ。
車の中には、もしもの事態のため、大型の水筒やチョコや毛布もあったので、
車中泊するしかないという結論に至った。
伯父が車中で毛布にくるまりウトウトしていると、外でかすかな音がする。
そして、その音はドンドン大きくなってくる。
「なんだ?」伯父が起き上がって、窓の外を見ると、
500mほど先に巨大で真っ黒な機関車が轟音を立てて走っている。
伯父は「SLは廃止されたんじゃなかったかな?」と思いながら眺めていたが、
3分ほどでその機関車は山の中に吸い込まれるように消えて行き、
また山は静かになったという。
朝を迎え、機関車が走っていたあたりを走ってみたが、
レールもなければ、林道すらもなかった。
俺はこの話を小学3年の時に聞いた。
伯父いわく「あれは狸だな。あいつら、ああいう悪戯が好きなんだよ」
伯父本人は驚きもせず、当たり前のように語っていた。
123:名無しのオカルト 2008/02/02(土) 01:50:16 ID: ID:wfoHBJVU0
もうひとつ、これは姉の話。
姉が大学2年の頃、女友達5人組で尾瀬の方へハイキングに行った。
宿屋へ着いた次の日の朝、宿が手配してくれたお弁当を持って、
御池駐車場までバス、その後はコースに従って散策していた。
…はずだった。
姉は二番目を歩いていたのだが、先頭がどんどん速度を上げていく。
姉は先頭に追いつこうと懸命に歩いた。
「このままじゃ後ろがついてこれない」と思った姉が、
先頭に「ちょっと待ってよ!」と声をかけた時。
5人は完全に獣道に入り込んでしまっていた。
「なんで、こんなところにいるの? コースじゃないよね、ここ」
先頭いわく「だって、前を歩いていた親子連れがいたから…」。
先頭以外、姉にもその後ろにもそんな親子連れは見えなかった。
どうしようと悩みながらも、姉たちは、とりあえず、その獣道を慎重に歩くことにした。
姉が大学2年の頃、女友達5人組で尾瀬の方へハイキングに行った。
宿屋へ着いた次の日の朝、宿が手配してくれたお弁当を持って、
御池駐車場までバス、その後はコースに従って散策していた。
…はずだった。
姉は二番目を歩いていたのだが、先頭がどんどん速度を上げていく。
姉は先頭に追いつこうと懸命に歩いた。
「このままじゃ後ろがついてこれない」と思った姉が、
先頭に「ちょっと待ってよ!」と声をかけた時。
5人は完全に獣道に入り込んでしまっていた。
「なんで、こんなところにいるの? コースじゃないよね、ここ」
先頭いわく「だって、前を歩いていた親子連れがいたから…」。
先頭以外、姉にもその後ろにもそんな親子連れは見えなかった。
どうしようと悩みながらも、姉たちは、とりあえず、その獣道を慎重に歩くことにした。
スポンサーリンク
124:名無しのオカルト 2008/02/02(土) 02:03:36 ID: ID:wfoHBJVU0
今度は先頭は姉になった。
姉は後続をパニックに陥らせないよう、度々振り返りながら、
「大丈夫、大丈夫。焦らないで行こう」と声をかけながら歩き続けた。
(まずい… 本当に遭難しちゃうのかな。お爺ちゃん、助けて!)
姉が3年前に死んだ祖父のことを思い出しながら歩いていると、
数十メートルほど前方に釣り人が歩いているのを発見した。
姉は直感的に(爺ちゃんだ!)と思い、後続に声をかけた。
「道、わかったよ! ちゃんと私についてきてね!」
その後は無我夢中で釣り人の後をついていき…
やがて、ハイキングコースに出た。
姉が最後の五人目までを確認し、もう一度、もと来た道を確認すると、
今まで歩いてきた道は獣道ともいえないような笹薮ばかりだった。
その後、五人は予定を早めに切り上げ、帰路へ着いた。
東京へ帰ってきた姉は、真っ先に仏壇に向かうと線香を上げて手をあわせ、
事の顛末を家族に報告した。祖母はウンウンと頷くと、
「そりゃ、狐だね、狐。山道で人を困らす狐というのがいるものなんだよ。
爺さん、狐なんかに孫が化かされて腹を立てたんだろう」
姉は後続をパニックに陥らせないよう、度々振り返りながら、
「大丈夫、大丈夫。焦らないで行こう」と声をかけながら歩き続けた。
(まずい… 本当に遭難しちゃうのかな。お爺ちゃん、助けて!)
姉が3年前に死んだ祖父のことを思い出しながら歩いていると、
数十メートルほど前方に釣り人が歩いているのを発見した。
姉は直感的に(爺ちゃんだ!)と思い、後続に声をかけた。
「道、わかったよ! ちゃんと私についてきてね!」
その後は無我夢中で釣り人の後をついていき…
やがて、ハイキングコースに出た。
姉が最後の五人目までを確認し、もう一度、もと来た道を確認すると、
今まで歩いてきた道は獣道ともいえないような笹薮ばかりだった。
その後、五人は予定を早めに切り上げ、帰路へ着いた。
東京へ帰ってきた姉は、真っ先に仏壇に向かうと線香を上げて手をあわせ、
事の顛末を家族に報告した。祖母はウンウンと頷くと、
「そりゃ、狐だね、狐。山道で人を困らす狐というのがいるものなんだよ。
爺さん、狐なんかに孫が化かされて腹を立てたんだろう」
125:名無しのオカルト 2008/02/02(土) 02:20:18 ID: ID:wfoHBJVU0
最後に父母の話。
10年ほど前、父母が京都・奈良へ夫婦旅行に出かけた時のこと。
一日目は京都市内の寺社をバスや徒歩で見物し、
二日目はタクシーを半日借り切って案内してもらうことにした。
運転手さんはとても感じの良いベテランで、父母も楽しんでいたという。
京都と奈良の県境の山道をドライブしていたが、
だんだんと運転手さんの口数が少なくなってきた。
父母は疲れもあって後部座席でウトウトしていたが、
なにかおかしな感じがしてきて、しっかりと身を起こした。
クネクネした山道には、前にも後ろにも、対向車もいなかった。
タクシーは次の目的地にいつまでも着かない。
(あれ? あのお地蔵さん、さっきもあった)
母が気付いて、父に話しかけようとすると、
父は眉をひそめてシッと母が口を開くのを止めた。
やがて、運転手さんは大きく溜息をつくと、
「すいません、ちょっと休憩していいですかね」
タクシーは避難帯に止まると、運転手と父母は降りた。
運転手さんは煙草を吸った。
普段、煙草を吸わない父も貰い煙草して一本。
母も、なぜか煙草を吸わなければいけない気になって一本。
「さ、行きますか」と運転手さん。
対向車が一台見えた瞬間、運転手さんはハンドルを握ったまま、
大きく「ハァー」と安堵の溜息を漏らしたのを母は聞いていた。
その後は予定通りに観光を終え、宿泊先の奈良へ着いた。
奈良の旅館で、女将さんに顛末を話すと
「ああ、そういうことありますね。今も狐が悪さするんですよ、ここらへんは」
10年ほど前、父母が京都・奈良へ夫婦旅行に出かけた時のこと。
一日目は京都市内の寺社をバスや徒歩で見物し、
二日目はタクシーを半日借り切って案内してもらうことにした。
運転手さんはとても感じの良いベテランで、父母も楽しんでいたという。
京都と奈良の県境の山道をドライブしていたが、
だんだんと運転手さんの口数が少なくなってきた。
父母は疲れもあって後部座席でウトウトしていたが、
なにかおかしな感じがしてきて、しっかりと身を起こした。
クネクネした山道には、前にも後ろにも、対向車もいなかった。
タクシーは次の目的地にいつまでも着かない。
(あれ? あのお地蔵さん、さっきもあった)
母が気付いて、父に話しかけようとすると、
父は眉をひそめてシッと母が口を開くのを止めた。
やがて、運転手さんは大きく溜息をつくと、
「すいません、ちょっと休憩していいですかね」
タクシーは避難帯に止まると、運転手と父母は降りた。
運転手さんは煙草を吸った。
普段、煙草を吸わない父も貰い煙草して一本。
母も、なぜか煙草を吸わなければいけない気になって一本。
「さ、行きますか」と運転手さん。
対向車が一台見えた瞬間、運転手さんはハンドルを握ったまま、
大きく「ハァー」と安堵の溜息を漏らしたのを母は聞いていた。
その後は予定通りに観光を終え、宿泊先の奈良へ着いた。
奈良の旅館で、女将さんに顛末を話すと
「ああ、そういうことありますね。今も狐が悪さするんですよ、ここらへんは」
126:名無しのオカルト 2008/02/02(土) 02:25:55 ID: ID:KoVVvSm30
たばこがいいって覚えとこ・・・
良スレage
良スレage
132:名無しのオカルト 2008/02/02(土) 11:01:29 ID: ID:ifn8O1h0O
狸や狐に化かされて迷った時は一服すると良いと聞きます。
タバコを吸わなくても、タバコに火を点けるという行為が良いそうです。
だから山歩きする人はタバコとマッチ・ライターを持っていくとか。
車だったら一度停めて車を降りるも有り。
タバコを吸わなくても、タバコに火を点けるという行為が良いそうです。
だから山歩きする人はタバコとマッチ・ライターを持っていくとか。
車だったら一度停めて車を降りるも有り。
引用元:狸、狐に化かされたことがあるやついるか?
コメント
コメントを読み込んでいます…