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異世界・パラレルワールド

【オカルト】昔、この世のものではない不思議な世界が確かに存在していた。 イマジナリーフレンドならぬイマジナリーワールド。

コメント 4 編集・公開: オカルト速報

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106:名無しのオカルト 2020/01/28(火)14:14:36.20 ID: u7VYIqgBl

【ムコウバチ】
今から20年ほど前。私と弟が小さな子どもだった頃。この世のものではない不思議な世界が2人には確かに存在していました。
イマジナリーフレンドならぬイマジナリーワールドとでも言いましょうか。

その不思議な世界への入り口は、母と私と弟の寝室の隣の物置部屋にありました。その部屋の隅に置いてある大きな衣服タンスと壁との間にあるほんの数センチの隙間。その奥にその世界はありました。 
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今でこそイマジナリーワールドというホップな名前をつけていますが、当時は子どもながらその世界の存在が恐ろしく気味の悪いものでしかありませんでした。

その隙間を覗く事、ましてや近づくことさえも怖がってしまうくらいに。
当時の私と弟にとってその隙間から繋がっていた世界は世界の裏側であり聖域であり地獄でもあったのです。時には青々とした草原であり、時には橋がかかった場所であり、そして時には石がゴロゴロと散らばっていたり積み上げられていたりする賽の河原でもありました。
私達は隙間から繋がる世界を死後の世界、この世のものではない世界と認識し恐れていたのでしょう。
弟はその隙間から繋がる世界のことを「ムコウバチ」と名付けました。私は無意識的に『向こう鉢』と当て字していましたが、弟は『罰(バチ)があたった人が行く世界』という意味で『向こう罰(バチ)』と名付けたそうでした。

今は私も大人になり、実家も出て生活しています。なぜあの当時、隙間の向こうに世界が存在していたのかは自分でもよく分かりません。感受性や想像力の豊かな子どもだったからこそ、架空の世界を作り上げていたのだと自分を納得させることは簡単ですが。
今でも弟は実家にいるのであの世界のことをラインなりで聞いてみようかと考えたこともあるのですが、子どもの頃の話を蒸し返すのは少し恥ずかしいのでやめています。
実はこのイマジナリーワールドについてふと思い出したのが12月くらいだったので、今年の正月に帰省した際にその隙間はどうなっているのか覗いてみようと考えていました。
ですが、覗くという事を考えるだけで何故か恐ろしく震えが止まらなくなったのです。結局いざ帰省した正月は色々と慌ただしく、覗く暇もなかったわけですが。
もしかしたらあの世界は本当に存在していたのかも知れないとどこかで思っている自分もいます。




引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?358
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