引用元: ・∧∧山にまつわる怖い・不思議な話Part45∧∧
650: 1/2 2009/08/01(土) 00:31:53 ID:FZUqrst40
怖い、というよりは不思議な話。ちょっと長文スマンです。
数年前、北海道の幌尻岳を夫と共に登りに行った。
山頂に行くルートには、途中渓流にコースをとる必要があり、多少水深の深い所も
渡渉せざるを得ず、簡単な沢登りの装備(といっても沢靴or草鞋と地下足袋等)が
必要だったのだが、山登りの経験はそこそこ豊富でも沢登りに関しては初心者同然だった
私たちは、ホームセンターで買った土木作業員向けの地下足袋と、数年前にお土産屋さんで
買った部屋履き同然の簡素なつくりの草履で何とかなるさ、みたいに気軽に考えて、
何なら北海道についてから入手すればいいさ、と甘く考えていた。
本当に甘かった、と後悔するのは現地についてから。
数年前、北海道の幌尻岳を夫と共に登りに行った。
山頂に行くルートには、途中渓流にコースをとる必要があり、多少水深の深い所も
渡渉せざるを得ず、簡単な沢登りの装備(といっても沢靴or草鞋と地下足袋等)が
必要だったのだが、山登りの経験はそこそこ豊富でも沢登りに関しては初心者同然だった
私たちは、ホームセンターで買った土木作業員向けの地下足袋と、数年前にお土産屋さんで
買った部屋履き同然の簡素なつくりの草履で何とかなるさ、みたいに気軽に考えて、
何なら北海道についてから入手すればいいさ、と甘く考えていた。
本当に甘かった、と後悔するのは現地についてから。
飛行機を降りてから何件か店を巡っても草鞋そのものの取り扱いが無く、また
沢靴を買うにはちょっと懐が厳しく、なりゆきで結局手持ちの草履で行くことに。
不安いっぱいの気持ちで渡渉ポイントまでの山道を歩き、いざ地下足袋と草履に
履き替えようと袋から出すと、持参の草履は藁の部分があちこちで千切れてかけていた。
この草鞋駄目だ…、と思い、せめて地下足袋だけで行けるかな?といざ水流の中に
足を踏み入れると一瞬にしてバランスを崩し、コケそうになった…orz。
沢靴を買うにはちょっと懐が厳しく、なりゆきで結局手持ちの草履で行くことに。
不安いっぱいの気持ちで渡渉ポイントまでの山道を歩き、いざ地下足袋と草履に
履き替えようと袋から出すと、持参の草履は藁の部分があちこちで千切れてかけていた。
この草鞋駄目だ…、と思い、せめて地下足袋だけで行けるかな?といざ水流の中に
足を踏み入れると一瞬にしてバランスを崩し、コケそうになった…orz。
651: 2/2 2009/08/01(土) 00:36:09 ID:FZUqrst40
もうどうしようもない絶望感に夫婦してうちひしがれ、頭をうな垂れかけたその時、
「?」
視界の端に何かが写り、目を凝らして見ると、岩陰に二足の草鞋が。
それも踵もしっかりと包み込み、足首で縛るタイプのしっかりした草鞋で、大きいのと
中くらいのがそれぞれ一足づつ、きちんと並べておいてあった。
「誰かの忘れ物かな?」
とは言え、登山道からここに到るまで誰にもすれ違っていないし、草履も多少の使用感は
あったものの殆ど新品同然といえる状態。
夫と二人顔を見合し、
「これはきっと神様からの贈り物に違いないよ、有難く使わせて頂こう」という事で、
見えない何かに向かって頭を下げて草鞋を装着してみると、、これが驚くほどぴったりで、
地下足袋の足にしっくり馴染んだ。
そのお陰で、滑りやすい沢で一度も転ぶことも無く、最後まで快適に沢の中を進むことが出来、
その後若干の天候の乱れもあったものの、何とか無事に山頂に到着。
また帰りの渡渉でも、草履は若干くたびれた感じであったものの全く問題なく沢の中を威力を
発揮していたのが、最初にその草履を見つけた場所、…つまり渡渉の出発地点に辿り着いた途端、
その草履はバラバラとほどけてほぼ原型を留めぬ姿に変り果ててしまった、のです。
改めて、夫と二人「助けてくれて有難うございました」と手を合わせ、元あった場所に
草履を戻して帰途につきました。
・・・後日談
ちなみに、自宅から持参した方の草履は、下山後札幌の街中でサンダル代わりに
履いていたのですが、こちらは徐々に崩壊し、(気が付くと)狸小路を裸足に近い
状態で歩く羽目になり、泣く泣く泥だらけの登山靴に履き替える事となりました・・・orz。
「?」
視界の端に何かが写り、目を凝らして見ると、岩陰に二足の草鞋が。
それも踵もしっかりと包み込み、足首で縛るタイプのしっかりした草鞋で、大きいのと
中くらいのがそれぞれ一足づつ、きちんと並べておいてあった。
「誰かの忘れ物かな?」
とは言え、登山道からここに到るまで誰にもすれ違っていないし、草履も多少の使用感は
あったものの殆ど新品同然といえる状態。
夫と二人顔を見合し、
「これはきっと神様からの贈り物に違いないよ、有難く使わせて頂こう」という事で、
見えない何かに向かって頭を下げて草鞋を装着してみると、、これが驚くほどぴったりで、
地下足袋の足にしっくり馴染んだ。
そのお陰で、滑りやすい沢で一度も転ぶことも無く、最後まで快適に沢の中を進むことが出来、
その後若干の天候の乱れもあったものの、何とか無事に山頂に到着。
また帰りの渡渉でも、草履は若干くたびれた感じであったものの全く問題なく沢の中を威力を
発揮していたのが、最初にその草履を見つけた場所、…つまり渡渉の出発地点に辿り着いた途端、
その草履はバラバラとほどけてほぼ原型を留めぬ姿に変り果ててしまった、のです。
改めて、夫と二人「助けてくれて有難うございました」と手を合わせ、元あった場所に
草履を戻して帰途につきました。
・・・後日談
ちなみに、自宅から持参した方の草履は、下山後札幌の街中でサンダル代わりに
履いていたのですが、こちらは徐々に崩壊し、(気が付くと)狸小路を裸足に近い
状態で歩く羽目になり、泣く泣く泥だらけの登山靴に履き替える事となりました・・・orz。
670: 本当にあった怖い名無し 2009/08/01(土) 09:16:38 ID:7z/c17Wi0
>>650
ジモピーだが、夢を壊すようですまないんだが、
幌尻登山は人気コースで、登山者もすごい多くて
沢登の装備がないとか、忘れた人のためにベテランの登山者が
使ったわらじをそのまま置いていってくれるんだよ。
わらじは消耗品だし、他に使い道がないしね。
わらじを履きこなせるなんてだけたいしたもんだ。
そんなに日にちがたっていないわらじならいいが、
風化したわらじが登山道脇の枝にぶら下がっていると
まさにオカルトです。
ちなみに中腹の登山小屋のトイレの中身は管理しているボランティア
団体が汲んで容器に入れてショって持ってかえって処分するでス。
ジモピーだが、夢を壊すようですまないんだが、
幌尻登山は人気コースで、登山者もすごい多くて
沢登の装備がないとか、忘れた人のためにベテランの登山者が
使ったわらじをそのまま置いていってくれるんだよ。
わらじは消耗品だし、他に使い道がないしね。
わらじを履きこなせるなんてだけたいしたもんだ。
そんなに日にちがたっていないわらじならいいが、
風化したわらじが登山道脇の枝にぶら下がっていると
まさにオカルトです。
ちなみに中腹の登山小屋のトイレの中身は管理しているボランティア
団体が汲んで容器に入れてショって持ってかえって処分するでス。
678: 本当にあった怖い名無し 2009/08/01(土) 11:25:51 ID:FZUqrst40
>>670
>地元の方
ありがとうございます。
私的には不思議な話どまりでしたが、>>670の話を聞いて頭が下がる思いです。
(最後一行はもう…本当に尊敬してやみません。)
地元の方の地道な活動やおもいやりがあってこそ、
(それこそ夢の有無とか全く関係なしに)怪我一つなく帰還できたこと感謝してます。
さて、生水の危険性に関しては、飲用ならずとも用心した方が良さげですね。
(洗顔云々が危険ということに関しては、微量でも口に入る可能性があるという事だと思うので。)
エキノコックスもそうですが肝炎も怖いです。
同級生が東北のとある湖の調査でしばらく滞在してましたが、その後肝炎を発症。
3ヶ月入院してました。
丹沢の沢の水も鹿の糞による汚染が今は酷くなったそうで、運が悪いと
E型肝炎を発症してしまう危険性ありです…orz。
>地元の方
ありがとうございます。
私的には不思議な話どまりでしたが、>>670の話を聞いて頭が下がる思いです。
(最後一行はもう…本当に尊敬してやみません。)
地元の方の地道な活動やおもいやりがあってこそ、
(それこそ夢の有無とか全く関係なしに)怪我一つなく帰還できたこと感謝してます。
さて、生水の危険性に関しては、飲用ならずとも用心した方が良さげですね。
(洗顔云々が危険ということに関しては、微量でも口に入る可能性があるという事だと思うので。)
エキノコックスもそうですが肝炎も怖いです。
同級生が東北のとある湖の調査でしばらく滞在してましたが、その後肝炎を発症。
3ヶ月入院してました。
丹沢の沢の水も鹿の糞による汚染が今は酷くなったそうで、運が悪いと
E型肝炎を発症してしまう危険性ありです…orz。
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