※関連記事(同じ話者):【オカルト】ガラスケースの中の日本人形が左右に動いた。親父は目隠しし 「大丈夫、大丈夫、」 と言った。
311: ◆dXcfrJBpgk 2021/10/03(日) 22:53:46.33 ID:goZNol/q0
311: ◆dXcfrJBpgk 2021/10/03(日) 22:53:46.33 ID:goZNol/q0
おまたせしてすみません、続き書きます。
俺達家族は、お坊さんにお経をあげてもらい、お土産にたくさんの蜜柑を貰った。
俺「ありがとうございました。」
お坊さん「いつでもおいで」
俺は、この時から普通は視えない何かに興味を持ち始めていたと思う。
帰りの車の中で家族は終始無言だった。
自宅に到着すると、親父が玄関を開け足早に台所へ行き、塩を持って、俺達に振りかけた。自らも両肩な振りかけてた。
俺は聞いた。
俺達家族は、お坊さんにお経をあげてもらい、お土産にたくさんの蜜柑を貰った。
俺「ありがとうございました。」
お坊さん「いつでもおいで」
俺は、この時から普通は視えない何かに興味を持ち始めていたと思う。
帰りの車の中で家族は終始無言だった。
自宅に到着すると、親父が玄関を開け足早に台所へ行き、塩を持って、俺達に振りかけた。自らも両肩な振りかけてた。
俺は聞いた。
312: ◆dXcfrJBpgk 2021/10/03(日) 22:59:57.13 ID:goZNol/q0
なんの意味があるのかと、すると親父は
「こういう時や葬儀のあとにはするもんだからな」
ガキながら、そんな映画や心霊番組で観ていた情報だっただけに、そんなもんだなと、当時思っていた。
でも、それは間違いだった。
「こういう時や葬儀のあとにはするもんだからな」
ガキながら、そんな映画や心霊番組で観ていた情報だっただけに、そんなもんだなと、当時思っていた。
でも、それは間違いだった。
314: ◆dXcfrJBpgk 2021/10/03(日) 23:15:09.81 ID:goZNol/q0
そこから、いろいろな出来事が始まった。
まず現実的なことで言えば、そのお寺さんに行って、まもなく両親は離婚した。
俺は小学校四年生だった。
夏の日、親戚一同、狭い家の平屋に集まり話し合いをしてた。ガキだった俺に叔母たちが、公園にでも行ってなさいと五百円くれた。
俺は、妹を連れて公園へ行った。
公園の側にある駄菓子屋さんで、妹と好きなものをお互い買って、ベンチで食べてた。
すると、知らないおばさんが声をかけてきた。
まず現実的なことで言えば、そのお寺さんに行って、まもなく両親は離婚した。
俺は小学校四年生だった。
夏の日、親戚一同、狭い家の平屋に集まり話し合いをしてた。ガキだった俺に叔母たちが、公園にでも行ってなさいと五百円くれた。
俺は、妹を連れて公園へ行った。
公園の側にある駄菓子屋さんで、妹と好きなものをお互い買って、ベンチで食べてた。
すると、知らないおばさんが声をかけてきた。
316: ◆dXcfrJBpgk 2021/10/03(日) 23:31:30.51 ID:goZNol/q0
おばさん「こんにちは、人形持ってる?」
俺「え、‥持ってないですけど、」
妹はお菓子に夢中で、そのときのことは覚えてないらしい。
おばさん 「そう‥」
哀しげな表情で、背を向けると去って行った。どの人形なんだろ、突然なんだろうと俺は、そのとき不思議しかたなかった。
当時、駄菓子で五百円はかなり贅沢な金額で、妹とまた駄菓子屋さんに居ると、叔母が迎えに来た。
伯母さん「すぐに帰るよ」
俺「え、‥持ってないですけど、」
妹はお菓子に夢中で、そのときのことは覚えてないらしい。
おばさん 「そう‥」
哀しげな表情で、背を向けると去って行った。どの人形なんだろ、突然なんだろうと俺は、そのとき不思議しかたなかった。
当時、駄菓子で五百円はかなり贅沢な金額で、妹とまた駄菓子屋さんに居ると、叔母が迎えに来た。
伯母さん「すぐに帰るよ」
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317: ◆dXcfrJBpgk 2021/10/04(月) 00:25:05.31 ID:v3C/g7QV0
俺と妹は、急かされるように公園をあとにした。帰りの道中、俺は叔母に聞いた。
俺 「お母さんたち離婚するの?」
叔母「帰ってから話すからね」
まだ低学年だった妹は、駄菓子で買ったお菓子を、嬉しそうに食べながら、伯母さんに手を引かれて歩いていた。
公園へ行ってきなさいと、言われた時から、だいぶ時間が経ってたようで、ヒグラシの声が聞こえる夕暮れだった。
帰り道、さっき公園で話しかけてきた、おばちゃんとすれ違った、無表情だった。
でも、振り返ったらその姿はなかった。
自宅へ戻ると、親戚はもちろん両親も神妙な面持ちで集まったままで、おかえりと言った。
そんななか、堰を切ったように話し始めたのが、俺の親父の姉の旦那、叔父さんだった。
叔父「親父は浮気したんだ、ろくでもないんだ。だから離婚することに決まったからな。」
俺は、知ってたし、正直浮気とか嫌いだった。
けど血の繋がってもない人に、ましてや小学生にそう言えた時代って凄いと思う。
どんな、親父でも俺の親父だから。
続けて、駄菓子で喜んでた妹に
叔父 「お父さんはこの家出て行くけど、心配なことあったら叔父さんたちいるからね」
妹は過呼吸になり、なんで、なんで、お父さんなんで、泣き叫んでた。
親父は俯いたままだった。
そのとき俺は違和感に気付いた。お寺に返したはずの人形が、親父の左肩にみえる。公園と帰り道ですれ違ったあのおばちゃんが探してる
ほんとうにそうだった、時を経てそのおばちゃんと、また出会った時に物事の本質を知ることになったから。
今日も見てくれてありがとう。おやすみなさい。
俺 「お母さんたち離婚するの?」
叔母「帰ってから話すからね」
まだ低学年だった妹は、駄菓子で買ったお菓子を、嬉しそうに食べながら、伯母さんに手を引かれて歩いていた。
公園へ行ってきなさいと、言われた時から、だいぶ時間が経ってたようで、ヒグラシの声が聞こえる夕暮れだった。
帰り道、さっき公園で話しかけてきた、おばちゃんとすれ違った、無表情だった。
でも、振り返ったらその姿はなかった。
自宅へ戻ると、親戚はもちろん両親も神妙な面持ちで集まったままで、おかえりと言った。
そんななか、堰を切ったように話し始めたのが、俺の親父の姉の旦那、叔父さんだった。
叔父「親父は浮気したんだ、ろくでもないんだ。だから離婚することに決まったからな。」
俺は、知ってたし、正直浮気とか嫌いだった。
けど血の繋がってもない人に、ましてや小学生にそう言えた時代って凄いと思う。
どんな、親父でも俺の親父だから。
続けて、駄菓子で喜んでた妹に
叔父 「お父さんはこの家出て行くけど、心配なことあったら叔父さんたちいるからね」
妹は過呼吸になり、なんで、なんで、お父さんなんで、泣き叫んでた。
親父は俯いたままだった。
そのとき俺は違和感に気付いた。お寺に返したはずの人形が、親父の左肩にみえる。公園と帰り道ですれ違ったあのおばちゃんが探してる
ほんとうにそうだった、時を経てそのおばちゃんと、また出会った時に物事の本質を知ることになったから。
今日も見てくれてありがとう。おやすみなさい。
319: 本当にあった怖い名無し 2021/10/04(月) 01:15:06.52 ID:WPSiqtxi0
>>318
乙
叔父も叔母も良い人だったんだね
乙
叔父も叔母も良い人だったんだね
323: ◆dXcfrJBpgk 2021/10/04(月) 08:00:42.16 ID:v3C/g7QV0
>>319
今思うことは、この世の中に悪い人なんて居ないと思うんだ、
過ちをおかす
今思うことは、この世の中に悪い人なんて居ないと思うんだ、
過ちをおかす
324: ◆dXcfrJBpgk 2021/10/04(月) 08:02:29.63 ID:v3C/g7QV0
>>323
訂正。
過ちを犯すひとはずっといるけど、俺も含めて。
訂正。
過ちを犯すひとはずっといるけど、俺も含めて。
321: 本当にあった怖い名無し 2021/10/04(月) 06:37:24.30 ID:2TS2BKUr0
改行があってもなくても惹き込まれる文章だわ
父ちゃんの肩の人形で心臓がギュッとなった
父ちゃんの肩の人形で心臓がギュッとなった
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