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怖い話

【オカルト】栗を拾いに祖父の山に入っていると、いくなといわれていた西側にいってしまった。栗拾いに熱中していると、妙なことに気が付いた。

編集・公開: オカルト速報
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引用元: ・∧∧山にまつわる怖い・不思議な話Part46∧∧

816: 本当にあった怖い名無し 2009/09/04(金) 19:46:06 ID:GEHpHSqKO
何年か前、山一つこえたとこにある母方の祖父の持ち山での話

祖父は小さな山を持ってて、そこには栗の木も何本か生えてる

ある日曜朝、無性に栗ご飯が食いたくなって、祖父に電話を入れて栗を拾いに行かせてくれないかと頼んでみた
祖父は快諾してくれたが、西側の斜面だけは危ないから行かないようにと釘を刺された

早速車を走らせ、山近くの空き地に駐車して山に入った
天気もよく、初秋の山の空気が気持ち良かった

一番近くの木へと向かうと、山栗にしては大粒のぷっくりしたヤツがいくつも落ちていた
だが、数は案外少なかった
時季が少し早かったのかもしれないが、どの木も同じように落ちている実は少ない

で、沢山とれると思って大見栄切ってきてしまった俺は、ちょっと引っ込みつかないのもあって行くなと言われていた西側の斜面へと行ってみた 
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今まで祖父や他の大人たちと来たときも西側の斜面へは行ったことがなかったかが、別の場所から見えるから大体の地形は知ってた 
一部崖のようになっていることを除けば至って普通だった 

俺のお目当ての物はすぐに見つかった 
枝ぶりのいい栗の木がたくさんの毬を吊して生えていた 
下に行くと他より一段と大粒の実が、沢山落ちていた 
自作のショルダー式の袋はすぐにずっしり重くなって歩きにくいくらいになった 

昼も近くなったし、もう帰ろうと思いながら、俺は栗拾いに熱中していた 
後一つ、後一つと思いながら拾っていた俺は、気が付くと崖のふちにまで来てしまっていた 

817: 本当にあった怖い名無し 2009/09/04(金) 19:46:47 ID:GEHpHSqKO

ハッとなって数歩後ずさる、10メートルほど下の景色を見たせいか、興が削がれたのと昼近くなって腹が減ったのもあって俺はもう戻ることにした

それで振り返ったとき、妙なことに気が付いた
栗の木からこの崖まではほとんど真横に50メートル
そんな所へ、栗が転がってくるものだろうか?
急に、栗で崖まで誘き寄せられたんじゃないかという考えが浮かんできて、怖くなって足早に歩きだした

だが、気が付くとまた崖の前、怖くなって回れ右して走りだすが気が付くとまた崖の前

もう冷や汗が全身から吹き出しながら膝が笑ってうまく歩けず、なんとか例の栗の木までたどり着くと低い位置に突き出た枝にしがみついた
それで、祖父が山でおかしな事に遭ったら一休みするか煙草を吸えと言っていたのを思い出した
一休みなんて出来る状況じゃあ無かったが、落ち着くことも大事だと思い直してシャツの胸ポケットから煙草を取り出してくゆらせた
かなり根元まで吸った後、持ってきた携帯灰皿に入れて適当にもみ消した
まったく状況が状況だけに吸った気はしなかったけど、少しは落ち着いたし膝もちゃんとした

恐る恐る歩きだすと、今度は崖の前に引き戻されることもなくすんなり下山できた

818: 本当にあった怖い名無し 2009/09/04(金) 20:29:06 ID:VW+lHKm6O
>>816-817乙
じいちゃんには叱られなかったの?

819: 本当にあった怖い名無し 2009/09/04(金) 20:55:11 ID:GEHpHSqKO
>>818
19(当時)にもなって言い付け破った挙げ句にチビリそうな思いしましたとは言えんよ、あと御懸念の通り祖父が怖いってのもあった

普段怒らない人ほどってヤツで

まあ、親とかの世代にはもう暗黙の了解みたいなのが出来てたみたいだから、言わなくても問題はなかったと思う、……たぶん

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