引用元: ・∧∧山にまつわる怖い・不思議な話Part47∧∧
838: 雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ 2009/11/23(月) 20:03:27 ID:h+GGaiAu0
友人の話。
高校生の時分に仲間三人で、山に星を見に行った帰り道のことだ。
ダラダラと駄弁りながら歩いていると、トンネルが見えてきた。
「そういや、ここって出ると噂されているよな」
一人が面白そうにそう言う。
「行きも通ったけど何も出なかっただろうが」
そう詰まらなそうに返すもう一人の声を聞きながら、暗いトンネルに入った。
古い隧道であまり整備もされていないので、中に灯りはない。
懐中電灯を頼りに足を進めていく。
・・・何かおかしい。
高校生の時分に仲間三人で、山に星を見に行った帰り道のことだ。
ダラダラと駄弁りながら歩いていると、トンネルが見えてきた。
「そういや、ここって出ると噂されているよな」
一人が面白そうにそう言う。
「行きも通ったけど何も出なかっただろうが」
そう詰まらなそうに返すもう一人の声を聞きながら、暗いトンネルに入った。
古い隧道であまり整備もされていないので、中に灯りはない。
懐中電灯を頼りに足を進めていく。
・・・何かおかしい。
それほど長くないトンネルの筈なのに、何時まで経っても向こうの出口が
見えてこない。
他の二人はそのことに気が付いているのかいないのか、中に入ってからは
ずっと黙りこくったままだ。
やがてトンネルが二股に分かれた場所で立ち止まった。
古い煉瓦とコンクリートで作られた壁の奥は真っ暗で、照らしてみても
その先が見えない。
「ここ、一本道だったよな」
自分の声が震えているのがわかる。
839: 雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ 2009/11/23(月) 20:04:32 ID:h+GGaiAu0
見えてこない。
他の二人はそのことに気が付いているのかいないのか、中に入ってからは
ずっと黙りこくったままだ。
やがてトンネルが二股に分かれた場所で立ち止まった。
古い煉瓦とコンクリートで作られた壁の奥は真っ暗で、照らしてみても
その先が見えない。
「ここ、一本道だったよな」
自分の声が震えているのがわかる。
839: 雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ 2009/11/23(月) 20:04:32 ID:h+GGaiAu0
迷わず引き返すことにした。
来た時と同じように、かなりの距離を歩いた。
入ってきた口が見えると、思わず駆け出していたという。
無事に外に出られた時には、安堵のあまりへたり込みそうになった。
「もうこのトンネルは通りたくない」三人の意見はそれで一致した。
仕方なく横手の笹が茂る斜面を、苦労しながら麓まで降りたのだそうだ。
「その後も何度かそこを通ったけど、あんなことはもう無かったな。
アレって一体何だったんだろう?」
不可解だという表情で、彼はこの話をしてくれた。
そんな体験した後も何度かそこを通ったという彼ら自身が、私には一番
不可解に思えたのだが、口に出して言うようなことはしなかった。
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