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不可解な体験、謎な話

【不思議な体験】息子の出産で入院していると、助産婦が「お産の神様がいらしてる」と…そこで、本当にお産の神様を感じた体験をしたんです。

編集・公開: オカルト速報
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引用元: ・◇ 心霊ちょっといい話 ver.16 ◇

565: 1 2010/11/30(火) 12:40:55 ID:lxtabnxZ0
心霊と違うというかそもそも板違いかもしれなくて申し訳ない

息子の出産を控えて、かかりつけの産科に入院した
陣痛がまだ弱いので病室待機のはずだったのが
急速に進行して、陣痛室に入らず直接分娩室に運ばれた
カーテンを挟んで反対側のベッドには、もう先客がいるようだった

ナース「こちら(私)は初産婦さんですが進行が早いです」
助産婦「こっち(お隣さん)は経産婦さんだし、ダブルかなー
 お産の神様がいらしてるっぽいし、1人とも1時間くらいで産んじゃいましょうね」

 
お産の神様…??? 
でも、とにかく痛くてそれどころじゃなくなった。 
午前3時。開業医で産科の先生はひとりだけなので 
先生はほんとうに産まれる直前まで呼ばれない 
(翌朝以降の診察等に響くので) 
夜勤のナースと助産婦さんのふたりだけで、 
かいがいしく同時進行の二人の妊婦の対応をしてくれた

566: 2 2010/11/30(火) 12:41:59 ID:lxtabnxZ0

先に産まれたのはお隣さん
先生が呼ばれてすぐ、産まれたよー!という助産婦さんの声が聞こえた
ああ、良かったなーと思ったつかのま、カーテンがあいて、
生まれたばかりの赤ちゃんを抱いた先生が走ってきた
赤ちゃんの身体は、なんか黒っぽい紫色。明らかに息をしていない
ナースが口の中の液体を吸入して、助産婦さんが足をつかんで逆さまにして、
背中をばんばんと叩きながら
「泣いて!お願い泣いて!!」と叫んでいる
赤ちゃんの身体は、紫からなんだか緑色っぽく変わっていく
こちら側に連れてこられたのは、器具の関係だったんだろうけど
私も付き添いに来ていた母も、自分達のことはすっかり忘れて
お願い、この赤ちゃんを助けて!と祈っていた
時間にして数分だと思うんだけど、とにかく長い時間が過ぎて
突然赤ちゃんがむせこんで、それから大声で泣いた
今まで泣いて泣いてと願っていたのが嘘みたいな大声で
カーテンの向こうから、赤ちゃんのお母さんが感極まって号泣する声と
よかったな、ってなだめる旦那さんの声が聞こえた
私も母も嬉しくて、よかったよかった、って手を取り合って喜んだ
そうしたらふっと、
「次はあなた、すぐだからね」という、うまく言えないんだけど
声?でもない、なんていうか、気配というか意思みたいなものを感じて
すぐにものすごい痛みといきみがきて(それまで忘れてた)
先生も助産婦さんも慌てて「すみません、お待たせしました」と戻って来てくれた
容態が変わるのを恐れて、赤ちゃんは私の隣に寝かされたままで
生まれたばかりの赤ちゃんにまで見守られるという不思議な出産だった
それからほんとうに数分で息子は誕生した
出産時刻はAM4:05。先に生まれたお隣さんはお嬢さんで、AM3:55
「1時間くらいで産んじゃいましょうね」という言葉どおりの時間に
3人の子供を産んだ母ですら、驚いていた

567: 3 2010/11/30(火) 12:46:11 ID:lxtabnxZ0

赤ちゃんの対応や後産など産後の処置も済んで、先生も自宅に寝に戻って
台風が通ったみたいに散らかった分娩室で、助産婦さんがため息をつきながら
「○○病院のお産の神様も、少しおやすみしてください。
8時になれば、昼勤のナースも助産師もたくさん来ますから」
場を和ませる冗談かなとも思ったけど、
そのときふっと、部屋の空気というか雰囲気が変わった気がした
例えると、風が吹いてたのが止まったような感じ
その日は午前中にあと3人(!)産まれるというラッシュアワーだったらしいけど
ちゃんと8時過ぎだったそうだ

その後数年して二人目の妊娠時
出産予定日過ぎても産まれる兆候がなく、羊水も減ってきてあまりよろしくないので
陣痛促進剤を使いましょう、という話になった
私が不安がるのを察して、入院は5日後ということに
医療行為として必要なのは説明を受けてわかっているけど、
とにかくその時は薬品に頼るのが怖くて、待合室で落ち込んでいた
そのとき、ふと、前の出産を思い出して、そういえばこの待合室は分娩室の真下だなぁ…と
「お産の神様、わがままですが、できれば自然に産みたいです。助けてください」
とお願いした。
翌日に自然に陣痛がついて、ふたりめも無事出産できた
ふたりめが生まれた日は、やはり午前中に4人産まれるラッシュだったらしい
娘が産まれる一時間くらい前にも、赤ちゃんの鳴き声が聞こえていた

助産婦さんの言う「病院お産の神様」っていうのは
出産が重なるって忙しいときの比喩なのかもしれないけど
産院というある意味天国から直結ルートのある場所には、やっぱり神様が
常駐してるのかなぁと思った体験
あの病院のお産の神様は、まとめて頑張っちゃうタイプなのかも

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571: 本当にあった怖い名無し 2010/11/30(火) 16:11:52 ID:/KEJhCQK0
俺の知る限りでは病院の都合で出産を管理するため
陣痛促進剤はあたりまえに使われていると聞く。
出産する側の立場で考えている素敵な病院だからこそ
お産の神様が見守ってくれるんだろうな。いい話だ。

572: 本当にあった怖い名無し 2010/11/30(火) 16:33:57 ID:KcbSfRJR0
「お産の神様」で歌作ってくれ
今なら売れる

577: 本当にあった怖い名無し 2010/12/01(水) 11:12:36 ID:2SM/hvXD0
>>572
つ「トイレの神様」
日本には古来から産神【うぶがみ】というお産の神様がいて
女神なのに便所の神様も兼任しているんだ
そういうわけで最近流行ってる「トイレの神様」に出てくる女神様がそれだ

574: 本当にあった怖い名無し 2010/11/30(火) 19:39:48 ID:6bs4NHKA0
ギリシャ神話の女神を思い出したよ。
アポロンとアルテミスが生まれるとき、ヘラの嫉妬のせい(ヘラから見れば夫の浮気相手の出産のため)で
お産の女神がその場に行く事が出来ず、なかなか産めずに苦しんでいたんだけど、
ある女神がお産の女神を連れてきてくれて、女神が来た途端すんなり産めた、という話。

これは神話の話だけど、本当にお産の神様っているのかもしれないね。

577: 本当にあった怖い名無し 2010/12/01(水) 11:12:36 ID:2SM/hvXD0
>>574
お産の女神エイレイテュイアな
苦しむレトをさすがに可哀想に思って付き添ってた妖精達が
虹の女神イリスに報酬を払って(マジで)彼女を連れてきてもらったの

575: 本当にあった怖い名無し 2010/12/01(水) 00:31:05 ID:8oKKAu+c0
2ちゃんのどこかでお産の神様っぽい話みたよ。
おばあさん(霊的なもの)がでてくるやつ。

576: 本当にあった怖い名無し 2010/12/01(水) 09:39:27 ID:mAEqsXdP0
>>575
あった気がする。
どうもあの世の人らしいので、看護師だか助産婦のお婆さんだかに
世間話的に尋ねてみると、代々やってるその産科病院に昔からいる「人」らしい。
じゃぁってんで院長に聞いてみると、
「いやぁ、うちのお祖母さんでもないんですよ」 <(´^皿^`)
って話じゃなかったっけ?

580: 579 2010/12/02(木) 22:19:50 ID:AHDhEaib0
104 名前:2 投稿日:2009/09/10(木) 21:28:15 fadACYG40
先生にYちゃんが友達であることを伝え、様子を尋ねた。
先生はいろんな意味でちょっと考えていたが、
「私の口から※※さんの状態を話すことは出来ないから」と
Yちゃんに付き添っていたおばさんを呼んでくれた。
おばさんは「Rちゃん(私)心配かけてごめんね」と言ってから
先生をチラッと見た。
目の前に出産を控えた私に聞かせていいものかどうかという意味だったと思う。
先生は「何も分からないでただ不安を増幅させるよりは事情が分かる方がマシ」と
判断したようだった。

Yちゃんは酷い難産の途中で意識を失ったまま未だに目を覚まさない
ということだった。
重い妊娠中毒症だった。
出産前検診では異常は無かったそうで、普通にお産は始まったはずだった。
確かに元気に出かけて行ったんだもの。

ひとつ救いだったのは、赤ちゃんはとても元気に生まれて
新生児室のガラス越しに会うことが出来た。
話を聞いたときは恐怖で震えたけど、赤ちゃんを見てものすごく勇気が出た。
私も何があってもお腹の子だけは元気に産む義務があるんだと強く思った。
それでも、私の気分は浮いたり沈んだり、家族やYちゃんのおばさんにも
心配かけてしまった。

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581: 579 2010/12/02(木) 22:20:40 ID:AHDhEaib0
105 名前:3 投稿日:2009/09/10(木) 21:29:19 fadACYG40
結局、Yちゃんは半月眠り続けた。
意識が戻って1週間してようやくYちゃんと再会することが出来た。
Yちゃんは「ビビらせてごめんね」と笑ってた。
一方私は「ほんとだよ!バカだよ!冗談じゃないよ!」って泣いた。
Yちゃんも泣きながら「ごめんね、ごめんね」と2人で抱き合った。
少しだけ先輩ママとして、いろいろ教えてくれるはずだったのに
「何の役にも立ちゃしないね」とYちゃんは泣きながら笑った。

Yちゃんは眠ってる間、実はかなり危ない時もあり、生死の境をさまよっていた。
何回かベッドの上の自分を病室の隅から見てたことがあったらしい。
心配そうに見ているおばさんのことや、毎日仕事帰りに立ち寄るおじさんのこと、
何日かに1回遠くからやってくる旦那さんのことも見ていたそうだ。
このまま死ぬのかなあとも思ったって言ってた。
でも、そういうとき必ずそばに亡くなったおばあちゃんが居てくれて
「バカじゃないの!あんたが死んだらあの子はどうなるの!」と叱咤されたり
「大丈夫だから、もうちょっとだけ待ちな。そのうち戻れるから」と
励まされたりしたそうだ。
Yちゃんは病室の外にはどうしても出ることが出来ず、新生児室の赤ちゃんには
会えずに居た。
子どもを抱かずに死ねるもんかと思ったと・・・。
「だから全然怖くなかったんだよ」と言っていた。

582: 579 2010/12/02(木) 22:23:03 ID:AHDhEaib0
106 名前:4 投稿日:2009/09/10(木) 21:30:12 fadACYG40
「そうそう、Rちゃんのことも言ってたよ」
おばあちゃん曰く・・・
「あの子はスポーンと簡単に産んじゃうから楽チンだよ。
 ものすごい速いはずだから陣痛の間隔が縮まる前に来た方がいいよ」
当時のお産マニュアルによれば、陣痛の間隔は確か10分ぐらいになったら
病院に連絡→入院という流れだったと思う。

「全部夢かもしれないけどね~」とYちゃんは笑ってたけど、
なぜか私はおばあちゃんの言うことを信じた。
いよいよその日が来て、20分間隔になったところで連絡無しに病院に行った。
電話して「今何分間隔ですか?」て聞かれたら嘘言うわけにいかないし、
20分だと言えばまだ早いって言われそうで・・・。
先生には「ごめんなさい、慌てちゃって来てしまいました」と言い訳した。
先生は子宮口の開き具合を診て
「うーん、まあ帰ってもまたすぐ出てくることになるだろうし」と
そのまま入院となった。

結果・・・あれよあれよと言う間に陣痛が強くなり、30分ほどで長男が誕生した。
陣痛室を飛ばして分娩室に直行、助産婦さんはついてくれてたけど、
先生は1階から3階まで上がってくるのに間に合わないぐらい
超スピード出産だった。
もし10分間隔まで待っていたら・・・と思うと恐ろしい。
タクシーの中で産まれちゃったなんていうのは「妊婦恐怖話」のひとつとして
都市伝説でもなんでもなく有り得る話だと語られてたから。

583: 579 2010/12/02(木) 22:24:12 ID:AHDhEaib0
107 名前:5 投稿日:2009/09/10(木) 21:31:03 fadACYG40
出産から数日後、夜中の授乳から戻ってきたとき、
私の病室におばあちゃんが座ってるのを見た。
一瞬ギョッとしたけど、全然怖くなかった。
雰囲気が何か温かい感じがして。
「Yちゃんのおばあちゃん?」と聞いてみたら、それには答えずに
「あんた、おっぱい苦しくないかい?飲ませたばっかりなのに
 まだ張ってるだろ?」と言った。
確かに、最初から母乳がよく出て産まれたばかりの長男の飲む量では
消費しきれていない感じだった。
おばあちゃんは「明日マッサージしてもらいな。詰まって炎症起こしちゃうよ」
とだけ言ってにっこりしながらすっといなくなった。
翌日助産婦さんにマッサージしてもらってとても胸が楽になった。
「マッサージしたら余計に溜まるから、遠慮しないでいつでも言ってね」と
助産婦さんは言ってくれた。
初めての出産だったし、胸が張るのは仕様だと思って我慢していたから
おばあちゃんの助言はありがたかった。

入れ違いに退院していたYちゃんにすぐ電話した。
「ほんと助かったよ。帰ったらおばあちゃんにお参りさせて」と言うと
「いや、うちのおばあちゃんじゃないよ。知らないおばあちゃんなんだよ」
「!?」
私は勝手にYちゃんのおばあちゃんなんだと思い込んでいたんだけど、
Yちゃんも会ったことないおばあちゃんらしい。

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584: 579 2010/12/02(木) 22:25:46 ID:AHDhEaib0
108 名前:6 投稿日:2009/09/10(木) 21:31:48 fadACYG40
看護師さんや助産婦さんに聞いてみようかとも思ったけど、
頭おかしいんじゃないかと思われるような気もして、
何となく聞けないまま退院の日になった。
母が長男にいそいそとベビードレスを着せたり帰り支度をしている間、
私は助産婦さんから検診の案内や家族計画の説明を受けて
病室に帰りかけたとき、廊下の隅からおばあちゃんが手招きしていた。
近寄っていくと、「あんたは次はもっと速いはずだから陣痛が来たらすぐに
来るんだよ」と耳打ちして消えた。
「ええ~、また嘘つかないとダメじゃん」と思わず言ったら、
おばあちゃんはまたぱっと現れて、
「H夫(先生の名前)もまだまだだからね」とため息をつき、
「ばあちゃんがそう言ったからって言えばいい。かまわないからすぐ来な」
と言ってくるっと背中を向けた・・・と思ったらまた振り返り、
「ヤブってわけじゃないんだからね。どんないい医者にもどうにもできないことも
 ある。ただH夫もまだまだ精進しなきゃならんってことさ」と言ってまた消えた。
今度はもう呼んでも現れなかった。

そっか、先生のおばあちゃんだったのかと何か納得して
帰る前に挨拶に行ったときに全部話してみた。
すると、先生は「参ったな・・・それ、私のばあさんでもないんだよ」と
頭をかいて笑った。
「父の代から居るらしいけど、父も心当たりがないと言ってる」と言った。
先生も先代の先生もおばあちゃんを直接見たことはないらしいが、
おばあちゃんの診断は1度も間違ったことがなかった。
近年、医学は発達し、医療設備が整い、産婦の危険が少なくなるにつれて
おばあちゃんが出現することは減ってきた。
先代の先生の小さな産院だった頃は頻繁に現れたそうだ。
先生は「すごく久しぶりに聞いたよ。まだ居てくれたんだな」と
ちょっと嬉しそうに見えた。
次回の出産時(いつなのかも分からなかったが)も早めに来ることを約束して
私は長男と退院した。

586: 579 2010/12/03(金) 00:02:49 ID:L8rGmB5t0
109 名前:7 投稿日:2009/09/10(木) 21:33:39 fadACYG40
Yちゃんが家に帰るまでの1ヶ月ほど、よくおばあちゃんの話題になった。
私達は「座敷ばあちゃん」と呼んでいた。
座敷わらしの居る家は栄えるというけど、H夫先生は評判が良かったし、
小児科も一緒になってて産まれた後のケアもいいということもあって、
個人病院にしては大きな病院で、確かにとても繁盛していた。
昨今の小児科の赤字問題、小児科医不足から、その病院も小児科は
無くなるかも・・・という噂を聞いた。
そうなると、おばあちゃんの出番もまた増えるのかなあとふと思う。

余談だけど、長男出産から2年後、次男が産まれた。
先に破水して入院してたから、陣痛が始まったときはもう病室に居た。
いきなり強烈な痛みからスタート、またもや陣痛室はスルーで10分で産まれた。
陣痛と陣痛の合間のわずかなインターバル、分娩室の隅っこで
にんまりしているおばあちゃんがチラッと見えた。
「な?言った通りだろ?」というドヤ顔。
けど、こちらは正に正念場、考える余裕もなく次男がとり上げられたときには
もうおばあちゃんは居なくなっていた。
それから2度とおばあちゃんに会うことはなかった。

以上です。
すごい長くなってしまってごめんなさい。
文章力無いみたい( ;∀;)

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