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怖い話

【オカルト】友人から山ふもとに子供が立ち入れない池があると聞いた。その理由をきいて、墓所へ向かった僕は恐ろしい体験を…

編集・公開: オカルト速報
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引用元: ・ほんのりと怖い話スレ、その9

11: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/01/27 22:38
父親が転勤して、かなりの田舎に引越しすることになった
頃の話。
中学も転校して、社宅から二キロ離れた学校に自転車通学。
当然ヘルメット着用。
街中で生まれ育った僕には慣れないことが多くて、最初は
かなりつらかった。
それでも半年くらいすると友人もでき、どうにか生活にも
楽しみを見出せるようになっていった。

近くには海や山があり、そこで遊ぶことは新鮮な体験だったし、
自然を満喫することができた。自分の性質に合っていたのかも
しれない。

12: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/01/27 22:39
ある日、山ふもとの入会に池があるという話を友人から聞いた。
そこには大きなナマズやフナ、亀がいるとのこと。
僕はどうしてもそこに行きたくなった。
しかし、そこには子供が立ち入ることができないらしい。
何でも、水遊びしていた子供が溺死して、小中学校が立ち入りを
禁止したそうだ。
友人の一人が言うには、その池には死んだ子供の幽霊が出て、遊びに来た
子供達を池の中に引きずり込むとのこと。
友人らは素朴にそんな話を信じていることに、僕は少し反感を覚えた。
周りを説得して、その池に連れて行ってもらおうとしたが、皆嫌がって
やめとけと言うばかり。
何とかならないものかと考えたあげく、僕は実際に子供が溺死したか
確かめることにした。

14: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/01/27 22:39
今なら役場に行って調べるなり、村の長老?みたいな人物から訊いてみたり
するのだろうが、当時の僕にそんな発想はなかった。
思いついたのは、村の墓地に行って、墓碑銘を片っ端から調べる事。
というのも、幽霊話がある程度具体的なものだったからだ。
初めに子供が池で溺死したのが二十年くらい前。翌年の同じ時期、
また子供が溺れ死んだ。その翌年もまた同じように・・・・

墓碑銘には享年が刻まれている。
村の墓地を調べれば、その話が事実かどうかすぐに分かるはずだ。
僕は友人の中でも一番地味で大人しいAを誘うことに成功した。
Aは乗り気ではなかったが、こちらの熱心な説得に仕方なく付き合った
ようだった。

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15: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/01/27 22:40
墓地に到着すると、僕らは端に分かれて調べ始めた。
そしてすぐに、それが結構骨の折れる作業だという事に気づいた。
強い日差しの中、同じ姓に混乱しながら古い墓碑銘を読むうち、
僕はなぜか罪悪感みたいなものも感じていた。
(知らない子供が死んでいる)というより、(村の子供が死んでいる)
という事実が重くのしかかった。
それに、二十年前に亡くなった子供の名前は見当たらなかった。
やがて一時間ほどすると、嫌気がさしてきた。
Aの方に目をやると、墓石の間から時折頭を覗かせているものの、
声をかけても返事が無い。
この区画を調べたらもうやめようと思いながら、苔むした墓碑銘の前にしゃがみこんだ。

それは僕と同じ苗字だった。
名前も僕と同じだった。
享年十四歳・・・・・僕の年齢だった。
二 十 年 前 に 死 ん だ 中 学 生 が 
僕 と 同 姓 同 名 だ っ た。

16: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/01/27 22:41
立ち上がると、眩暈がした。
平衡感覚を失い、よろけて墓石に手をつくと、目の前にAがいた。

Aは僕の手を取って、強く引っ張った。
無表情で、僕をどこかに連れて行こうとした。

その時、僕は相手がAじゃないことに気づいた。
姿かたちはAなのだが、彼の印象がまったく感じられなかった。

怯えながらも必死にその手を振り解こうとしたが、Aらしき者はとても強い力で
引っ張り、僕は思わず悲鳴をあげた。

すると、背中から水が降りかかった。
誰かが読経していた。

Aらしき者は、急に僕の手を離し、墓石の間に姿を消した。


17: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/01/27 22:42
「もうここに来ちゃいかんぞ」
背後に見知らぬ老婆が立っていた。

僕は返事もせず、走って逃げ帰った。

翌日、僕はAと学校で会った。
昨日のことを話すと、その日は家族と町に出掛けて家にはいなかったと言った。

    
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