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怖い話

【怖い話】うちのアパートの前でパトカーが停まっていた。隣人のYさんは『お宅の部屋、何ともない?』と奇妙なことを聞いてきて…

編集・公開: オカルト速報
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引用元: ・ほんのりと怖い話スレ、その10

118: BEAR 03/02/19 19:01
俺は、某所のある古いアパートで一人暮らしをしている。このアパートは二階建てで、各
階四号室までの、ごく普通のアパートだ。ちなみに俺は104号室に住んでいる。
ある日、いつものスーパーに晩メシを買いに行こうと外に出たら、アパートの前にはパト
カーが数台止まっていた。何だろうと思いながらも、そのままスーパーに足を進めた。そ
して、そこでたまたま隣に住んでいるYさんに会った。そして、Yさんは俺に何とも奇妙
な事を聞いてきた。
『お宅の部屋、何ともない?』
『いや、別に今の所は…Yさんの部屋では何かあったのですか?』俺は聞き返した。

するとYさんは重々しい口を開き、しゃべり始めた。 
『実は昨日の夜中、201号室の人と101号室の人が、ほぼ同じ時刻に目玉と首を取ら 
れて死んでるんだって。それで、102号室の人が言ってたんだけど、夜11時頃に、電 
話の鳴る音が聞こえたんだって。しばらく経ってその音が消えたと思ったら、何て言った 
か聞こえなかったけど、201号室から、数分後に101号室から、決まった三文字の言 
葉が聞こえたんだって。それと同時に意味不明な叫び声が…それで、102の人がすごい 
おびえてて、次は自分なんじゃないかって…だから今日はうちに泊めてやる事にしたの 
さ。若い女性だから、一人じゃやっぱり不謹慎だろうからねぇ。まあ空手五段のバリバリ 
主婦のあたしがついてればまず大丈夫だと思うけどね。けどもし何かあったら助けに来る 
んだよ!一応隣さんなんだからさ!』 
『は、はい…どうも…。』俺がそう言うと103の主婦は買い物を済ませ、部屋に戻って 
いった。俺も、晩メシを買い、部屋に戻った。 
しかし、いつの間にそんな事件が…俺昨日は早く寝たからな…よし、今日は念のため遅く 
まで起きてるか。まあ、おそらく何かの偶然だと思うが…しかし、ほぼ同時に電話が来た 
といい、三文字の言葉といい…何か不気味だな。これでYさんたちに何かあったら洒落に 
ならないぞ…そう思いながら晩メシを食べ、それから黙々と雑誌を読んでいた。 
…気付けばもう11時か。まあ30分ぐらい布団かぶって待って、何も無かったらそのま 
ま寝るか… 

119: BEAR 03/02/19 19:02
そしてしばらく待って、10分経ってから眠くなってきた。もう良いだろうと思い、眠り
に落ちようとした時、ある音によって一瞬で目が覚めた。
『プルルルル』
103からだ。そしてよく耳を澄ますと、斜め隣の203、その隣の202号室からも聞
こえてくる。おそらく102号室も鳴ってるであろう。
こんな事があろうか。同時に4つの部屋の電話が鳴るなんて…すると上の方の電話の音が
消えた。何も知らずに取ったのであろうか(まあ俺もあまり分からないのだが)そして上
からかすかに声が聞こえた。それは確かに三文字だったが、上の方だったため、よく聞き
取れなかった。しかし、それは確かにその声は三文字だった。しかも、何かボソッと呟く
ような…。
今まで半信半疑だった俺も、いよいよ怖くなってきた。Yさんの言ってた事が、今のとこ
ろ現実に起きている。…ところでYさんたちは?まだ電話は鳴っている。警戒して取って
いないのか。その方がおそらく正解だ。
『上は死んだな』何故か俺はほぼ確信していた。しかし、まだ102と103はまだ電話
が鳴っている。俺は、二人がいる103号室に行くことにした。急いで靴を履き、外に出
た。まだ電話は鳴っている。お願いだ、取らないでくれ…取らないでくれ…そう思いなが
ら103のドアを開けた。
『その電話を取るな!』
ところがもう遅かった。恐怖に耐えかねた主婦のYさんが、電話を取ってしまったのだ。
すると、はしばらく受話器に耳を当て、しばらくして、主婦は例の三文字の言葉を放っ
た。
『はたよ』
………何て意味不明な言葉だ…何かかなり意味深いものを感じ、何故かものすごい寒気が
してくる…。そして、102の若い女性がいつの間にかいなくなっていた。102に戻ったのか?危な
い!102はまだ電話が鳴っている!取ったら…おそらく…!そう思ってた矢先、電話の
音が消え、また聞こえた。
『はたよ』
…もう終わりだ。すると、俺の部屋からも電話の音が聞こえてきた。まさか、このアパー
ト全体に…!?まあいい、そんなの取らないに決まってる!まず女性の所に…!
そう思って102のドアを蹴飛ばした!…女性は無事だった。電話を取った後、部屋の隅
でうずくまっていた。        

120: BEAR 03/02/19 19:03
ひとまずホッとした。しかし、俺は忘れていた。あの主婦は…?俺は急いで103に向
かった。ドアを開けると、…驚いた。
主婦も無事だ。小刻みに震えながらやはり部屋の隅でうずくまっていた。僕は逆に不思議
に思った。何故電話を取った二人が助かったのか…?ただのイタズラだったのか?いや、
それは無い。実際にそれで101と201の人は目玉を取られて首を刈られ殺されてい
る。………待てよ?101と201の人は電話を取ったのか?…もしかして、取ったから
死んだんじゃなくて、『取らなかった』から死んだんじゃ…。
ものすごい寒気がした。まだ俺は電話を取っていない!まだ電話は鳴っている。『急
げ!』
俺はあせりながらも、急いで自分の部屋に戻った。
『プルルルル』
『プルルルル』
『プルルルル』
『プルルルル』
『プルルルル』
よかった、まだ電話は鳴っている!あれを取れば……助かる…助かるんだあ!俺は急いで
電話を取った。だが、それは自分が予想していた三文字とは全く違う言葉だった。

『おそい』

そしてノックの音がした。

END


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