引用元: ・ほんのりと怖い話スレ その18
723: 1/3 04/07/14 23:38 ID:qahcIfsA
夜中に一人で道を歩いている時に、何かの拍子に急に怖くなる事ってあるでしょ?
その後の行動って人それぞれだと思うんだけど、おそるおそる後ろを確認しちゃう人も中にはいるよね。
普通はさ、振り向いた時の視線って真っ直ぐを見るよね? つまり、誰か(又は何か)が
居ないかを確認するんだから、当然人間の背の高さを無意識に見るわけさ。
だけどね、俺の場合、これを意識的にしてるの。・・・・ある話を聞いて以来。
十数年前の話になっちゃうけど、俺らも18才になって、ちらほらと仲間内に車の免許を取る奴が出始めたのよ。
で、夜なんかに皆で集まったりしてると「ドライブにでも行くか」って事になるわけ。
「じゃあ何処にしよう?」なんて感じから「心霊スポットへ肝試しに」つーのが段々定番のコースになっていったんだよ。
その後の行動って人それぞれだと思うんだけど、おそるおそる後ろを確認しちゃう人も中にはいるよね。
普通はさ、振り向いた時の視線って真っ直ぐを見るよね? つまり、誰か(又は何か)が
居ないかを確認するんだから、当然人間の背の高さを無意識に見るわけさ。
だけどね、俺の場合、これを意識的にしてるの。・・・・ある話を聞いて以来。
十数年前の話になっちゃうけど、俺らも18才になって、ちらほらと仲間内に車の免許を取る奴が出始めたのよ。
で、夜なんかに皆で集まったりしてると「ドライブにでも行くか」って事になるわけ。
「じゃあ何処にしよう?」なんて感じから「心霊スポットへ肝試しに」つーのが段々定番のコースになっていったんだよ。
そりゃもう、いろんな所へ行ったよ。車3・4台でワイワイガヤガヤとさ。
「今、人影が見えた!」「マジかよぉ」「うー、コエーッ!!」みたいな結構軽いノリで楽しんでたわけ。
そんなある日の夜、俺は何時もの様に溜まり場で数人の友達とマッタリとしていたの。
そしたら、A(男)が真っ青な顔で現れたんだよ。その後ろにはB(女)に肩を支えられて
泣きじゃくっているC(Aの彼女)がいて。あぁ、Bも表情が硬直しててガタガタと震えてたなぁ。
その様子に俺達もシーンとなっちゃって、とりあえず彼等が落ち着くのを待ったんだけど、
Aはタバコに火を点けるのも儘ならない程手が震えていて、俺が点けてやったのを覚えている。
724: 2/3 04/07/14 23:39 ID:qahcIfsA
暫く経って、少し落ち着いたのか、Aが話し出したんだ。
********************************************************
実はさ、肝試しに行って来たんだよ。
Bが学校で新しい場所聞いて来たって言うから、Cも誘って3人でさ。
なんか、地蔵の沢山ある所でさ。
Bの聞いた話だと、その地蔵の表情が見ている内に変わるんだって。
それぞれ懐中電灯で照らして見てたんだよ。
そんなに長い時間じゃなかった・・・・Bが俺の横に来て小声で言うんだよ「帰ろう」って。
「どうしたんだよ?」って聞くと、無言で俺とCの腕を掴んで出口の方へ引っ張って行くんだよ。
車の所まで戻って、ようやくBが教えてくれたよ。
「あそこのお地蔵様・・・全部表情が変わった」って。
そんなわけ無いんだよ、俺だって見てるんだから変われば俺だって気付くじゃん。
Bにもそう言ったんだよ。そしたらさ。
「・・・あたし、実は昼間にも来たんだココ。その時はお地蔵様の顔・・・みんな微笑んでたの。」
ゾ~ッとしたよ。だって俺が見た地蔵は、みんな怒ってる顔なんだから・・・。
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実はさ、肝試しに行って来たんだよ。
Bが学校で新しい場所聞いて来たって言うから、Cも誘って3人でさ。
なんか、地蔵の沢山ある所でさ。
Bの聞いた話だと、その地蔵の表情が見ている内に変わるんだって。
それぞれ懐中電灯で照らして見てたんだよ。
そんなに長い時間じゃなかった・・・・Bが俺の横に来て小声で言うんだよ「帰ろう」って。
「どうしたんだよ?」って聞くと、無言で俺とCの腕を掴んで出口の方へ引っ張って行くんだよ。
車の所まで戻って、ようやくBが教えてくれたよ。
「あそこのお地蔵様・・・全部表情が変わった」って。
そんなわけ無いんだよ、俺だって見てるんだから変われば俺だって気付くじゃん。
Bにもそう言ったんだよ。そしたらさ。
「・・・あたし、実は昼間にも来たんだココ。その時はお地蔵様の顔・・・みんな微笑んでたの。」
ゾ~ッとしたよ。だって俺が見た地蔵は、みんな怒ってる顔なんだから・・・。
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725: 3/3 04/07/14 23:40 ID:qahcIfsA
話を聞いてて、俺も全身の鳥肌が立っちゃったんだけど、A達の体験談にはまだ先があったの。
その時さ、急にCが「きゃーっ!」って叫びながらうずくまっちゃったんだよ。
俺も心臓がバックンバックン痛かったんだけど、「どうしたっ!? 大丈夫かっ!?」
ってCの横にしゃがんだんだ。「俺がいるから平気だぞ。安心しろ。」って。
そしたらCが「いやーっ!! いやーっ!!」って言いながら、顔も上げずに指を指すんだよ。
反射的に俺、見ちまったんだよ。その方向を。止めときゃいいのによ。
ちょっと上の方。最初はソレを見つけられなかった。
不思議なモンだよな、あまりにも異常な光景だと脳みそが拒否しちゃうのかな?
目には映ってるはずなのに、理解出来なかったんだよソレを。
でも、暫くしてその違和感に気付いたんだ。
電信柱・・・・。
先端の方・・・・。
横に向かって何かが伸びてるんだよ。
目を凝らしてよく見ると、それ、足なんだよ。人間の腿から下が一本。
その時、ようやく泣き止んでたCが、また泣き出しちゃったのよ。
もう、狂乱状態で。更にBまで泣き出す始末さ。
その日、俺らは誰一人家に帰らず(正確には、『怖くて帰れず』だな)、溜まり場で 夜を明かしたわけよ。
んで、その日を境に「肝試し」はしなくなっちゃって、俺は夜道で上を向けなくなっちゃったのよ。
その時さ、急にCが「きゃーっ!」って叫びながらうずくまっちゃったんだよ。
俺も心臓がバックンバックン痛かったんだけど、「どうしたっ!? 大丈夫かっ!?」
ってCの横にしゃがんだんだ。「俺がいるから平気だぞ。安心しろ。」って。
そしたらCが「いやーっ!! いやーっ!!」って言いながら、顔も上げずに指を指すんだよ。
反射的に俺、見ちまったんだよ。その方向を。止めときゃいいのによ。
ちょっと上の方。最初はソレを見つけられなかった。
不思議なモンだよな、あまりにも異常な光景だと脳みそが拒否しちゃうのかな?
目には映ってるはずなのに、理解出来なかったんだよソレを。
でも、暫くしてその違和感に気付いたんだ。
電信柱・・・・。
先端の方・・・・。
横に向かって何かが伸びてるんだよ。
目を凝らしてよく見ると、それ、足なんだよ。人間の腿から下が一本。
その時、ようやく泣き止んでたCが、また泣き出しちゃったのよ。
もう、狂乱状態で。更にBまで泣き出す始末さ。
その日、俺らは誰一人家に帰らず(正確には、『怖くて帰れず』だな)、溜まり場で 夜を明かしたわけよ。
んで、その日を境に「肝試し」はしなくなっちゃって、俺は夜道で上を向けなくなっちゃったのよ。
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