引用元: ・死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?254
345: 341 2011/01/31 18:56:53 ID:u2/av3K90
俺は昔、西日本にある、とある大都市で、妻と二人で暮らしていた。
電車で10分くらい離れたところに妻の姉夫婦も暮らしていた。
義理の姉夫婦には男の子と女の子の子供が一人ずついたから、
週末にはよく一緒に遊んだりしてたんだ。
当時、下の女の子は3歳くらいだったと思う。
しかし義姉の夫って人が実はひどいやつで、
人前では普通に紳士的なんだけど、
家庭ではDVを繰り返していたらしい。
驚いたことに、義姉だけではなく
まだ小さな子供たちに暴力をふるうこともあったらしいんだ。
そんな生活が続いているうちに義姉が夫のもとを飛び出した。
下の3歳の娘は遠く離れた実家に預けて、
上の息子と二人で、俺と妻の暮らすマンションに転がり込んできたんだ。
そして奇妙な4人生活がしばらく続いたわけなんだが、
その時に俺は生き霊らしきものを見てしまった……。
電車で10分くらい離れたところに妻の姉夫婦も暮らしていた。
義理の姉夫婦には男の子と女の子の子供が一人ずついたから、
週末にはよく一緒に遊んだりしてたんだ。
当時、下の女の子は3歳くらいだったと思う。
しかし義姉の夫って人が実はひどいやつで、
人前では普通に紳士的なんだけど、
家庭ではDVを繰り返していたらしい。
驚いたことに、義姉だけではなく
まだ小さな子供たちに暴力をふるうこともあったらしいんだ。
そんな生活が続いているうちに義姉が夫のもとを飛び出した。
下の3歳の娘は遠く離れた実家に預けて、
上の息子と二人で、俺と妻の暮らすマンションに転がり込んできたんだ。
そして奇妙な4人生活がしばらく続いたわけなんだが、
その時に俺は生き霊らしきものを見てしまった……。
347: 341 2011/01/31 18:59:11 ID:u2/av3K90
当時は夫婦二人だったので狭いマンションに暮らしていた。
ちょっとイメージしにくいかもしんないけど、
俺と妻がふすまに頭を向けてならんで寝ていて、
ふすまで仕切られた奥の部屋に、義姉とその息子が寝ていた。
俺が霊らしきものを見てしまうのは、金縛りにあっているときが一番多い。
金縛りにあっているときに見える奴らは、大体上半身だけだったり、
顔や手だけ出てくるとか、
とにかく全身がはっきり見えることはほとんどない。
そしてある夜、俺はまた金縛りにあった。
あーまた金縛りだ嫌だなと思ったら、足元からウーッだのフーッだの、
人間の鼻息?
あるいは、動物が威嚇している時のような変な音が聞こえてきた。
あーこれはまた幻聴かな?俺も疲れてるんだなとか思って、
金縛りで体は動かないんだけど、なんとか首と眼だけを必死で傾けて、
音のする足元の方向をのぞいてみた。
ちょっとイメージしにくいかもしんないけど、
俺と妻がふすまに頭を向けてならんで寝ていて、
ふすまで仕切られた奥の部屋に、義姉とその息子が寝ていた。
俺が霊らしきものを見てしまうのは、金縛りにあっているときが一番多い。
金縛りにあっているときに見える奴らは、大体上半身だけだったり、
顔や手だけ出てくるとか、
とにかく全身がはっきり見えることはほとんどない。
そしてある夜、俺はまた金縛りにあった。
あーまた金縛りだ嫌だなと思ったら、足元からウーッだのフーッだの、
人間の鼻息?
あるいは、動物が威嚇している時のような変な音が聞こえてきた。
あーこれはまた幻聴かな?俺も疲れてるんだなとか思って、
金縛りで体は動かないんだけど、なんとか首と眼だけを必死で傾けて、
音のする足元の方向をのぞいてみた。
349: 341 2011/01/31 19:00:54 ID:u2/av3K90
するとそこに、足と手をふんばって仁王立ちの様にたっている
3歳くらいの女の子がいたんだ。
顔の表情だけがつぶれていてよく見えないんだけど、
怒って泣いているというのだけはよくわかった。
どんな表情だったかを説明するのは難しいが、
小学生の時、体育館で「おこりじぞう」という
原爆関連の映画をみたことがある。
あの表情は、例えていうなら、
「おこりじぞう」が怒った顔にそっくりだった。
今思い出してもゾッとするほどその存在は怖かった。
俺が普段みる霊のようなものは、なんとなくあいまいな存在で、
明らかな実体をともなったものではない。
だから霊を見たとしても、「この霊に殺されるかも……」というような
恐怖を感じることはあまりない。
3歳くらいの女の子がいたんだ。
顔の表情だけがつぶれていてよく見えないんだけど、
怒って泣いているというのだけはよくわかった。
どんな表情だったかを説明するのは難しいが、
小学生の時、体育館で「おこりじぞう」という
原爆関連の映画をみたことがある。
あの表情は、例えていうなら、
「おこりじぞう」が怒った顔にそっくりだった。
今思い出してもゾッとするほどその存在は怖かった。
俺が普段みる霊のようなものは、なんとなくあいまいな存在で、
明らかな実体をともなったものではない。
だから霊を見たとしても、「この霊に殺されるかも……」というような
恐怖を感じることはあまりない。
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351: 341 2011/01/31 19:02:21 ID:u2/av3K90
しかしあのとき見えたものは、なんというか、ただの幻覚ではなく、
その体重や鼻息、体温まではっきりと五感で感じることができて、
踏ん張ってる手足の血管の一本一本まではっきりと見えるような
圧倒的な存在感を持って俺に迫ってきたんだ。
俺は生まれて初めて、「こいつに殺されるかもしれない!」
という強い恐怖を感じた。
体は動かず、とにかくもう目をつぶって、
「ごめんなさいごめんなさい」とずっと唱えていた。
ずっと前に亡くなった祖母を思い、「ばあちゃん助けて……」
とも唱えた。
とても怖かったけどどうも様子がおかしい。
どうも奴のターゲットは、俺じゃないようだ。
奴は俺の足元に立って、俺の頭の方を見ていたが、俺の頭を越えて、
ふすまの方をずっと見ていたみたいなんだ。
(ふすまの向こうには義姉が寝ている)
「あれっ?俺はひょっとして関係ないのかな?助かるのかな?」
と思った瞬間、すーっと体が楽になった。
あわててとび起きて妻をたたき起し、
隣で寝ている義姉と甥っ子もたたき起してもらった。
その体重や鼻息、体温まではっきりと五感で感じることができて、
踏ん張ってる手足の血管の一本一本まではっきりと見えるような
圧倒的な存在感を持って俺に迫ってきたんだ。
俺は生まれて初めて、「こいつに殺されるかもしれない!」
という強い恐怖を感じた。
体は動かず、とにかくもう目をつぶって、
「ごめんなさいごめんなさい」とずっと唱えていた。
ずっと前に亡くなった祖母を思い、「ばあちゃん助けて……」
とも唱えた。
とても怖かったけどどうも様子がおかしい。
どうも奴のターゲットは、俺じゃないようだ。
奴は俺の足元に立って、俺の頭の方を見ていたが、俺の頭を越えて、
ふすまの方をずっと見ていたみたいなんだ。
(ふすまの向こうには義姉が寝ている)
「あれっ?俺はひょっとして関係ないのかな?助かるのかな?」
と思った瞬間、すーっと体が楽になった。
あわててとび起きて妻をたたき起し、
隣で寝ている義姉と甥っ子もたたき起してもらった。
353: 341 2011/01/31 19:03:36 ID:u2/av3K90
二人とも特に異常なくほっとする。
甥っ子はにぶい奴なので、起こした5秒後には、また爆睡していたが、
義姉が「夢見てた。○○ちゃん(義姉の娘の名前)が泣いてた」と……。
ここで初めて俺は、「あれは○○ちゃんの生き霊だったのかな」と思った。
義姉に遠慮してそんなことは自分から言い出せなかったが、
妻の方が先にピンときたようで、深夜にも関わらず、
姪っ子を預けている実家に慌てて電話した。
「なにも異常ないわよ。すやすや寝ているわよ。」との、
義母からの迷惑そうなありがたいお言葉。
そして一同ほっと胸をなでおろしたというお話。
甥っ子はにぶい奴なので、起こした5秒後には、また爆睡していたが、
義姉が「夢見てた。○○ちゃん(義姉の娘の名前)が泣いてた」と……。
ここで初めて俺は、「あれは○○ちゃんの生き霊だったのかな」と思った。
義姉に遠慮してそんなことは自分から言い出せなかったが、
妻の方が先にピンときたようで、深夜にも関わらず、
姪っ子を預けている実家に慌てて電話した。
「なにも異常ないわよ。すやすや寝ているわよ。」との、
義母からの迷惑そうなありがたいお言葉。
そして一同ほっと胸をなでおろしたというお話。
354: 341 2011/01/31 19:04:31 ID:u2/av3K90
俺は霊とか馬鹿馬鹿しいから絶対信じないようにしていて、
怖いと思ったこともあまりないんだけど、
あのとき見てしまった「存在」については、
今思い出してもゾッとします。
生き霊とかそういう話も信じたくないけど、
妻と義姉はわりとそういうのを信じるタイプ。
義姉はその後、慌てて姪っ子を実家に迎えに行ったが、
特になんの異常もなかったです。
その姪っ子も今ではすっかり大きくなって、
母親がいないからとさびしがるような年齢ではなくなりました。
姪っ子にはこの話は誰もしていません。
生き霊といっても恨みつらみがどうこうという話ではないので、
あまり怖くない話だったかもしれません。
個人的には凄く怖い経験だったので投稿させて頂きました。
長文読んで頂いて感謝です。
怖いと思ったこともあまりないんだけど、
あのとき見てしまった「存在」については、
今思い出してもゾッとします。
生き霊とかそういう話も信じたくないけど、
妻と義姉はわりとそういうのを信じるタイプ。
義姉はその後、慌てて姪っ子を実家に迎えに行ったが、
特になんの異常もなかったです。
その姪っ子も今ではすっかり大きくなって、
母親がいないからとさびしがるような年齢ではなくなりました。
姪っ子にはこの話は誰もしていません。
生き霊といっても恨みつらみがどうこうという話ではないので、
あまり怖くない話だったかもしれません。
個人的には凄く怖い経験だったので投稿させて頂きました。
長文読んで頂いて感謝です。
355: 341 2011/01/31 19:05:40 ID:u2/av3K90
実はこの話には後日談?というか追加すべき話があります。
やはり姪っ子が3歳だった頃、某西日本で凄惨な電車事故がありました。
うちの義姉、あの電車にあわや乗るところだったんですけど、
姪っ子が突然ぐずったおかげで電車を乗り過ごし、
助かっているんですよ。
やっぱり3歳くらいの幼児って、
大人にはわからない能力をもっているのかもしれませんね……。
まあそんな姪っ子も今ではすっかり大きくなって、
おじちゃんとは全然遊んでくれないですけど(涙)
やはり姪っ子が3歳だった頃、某西日本で凄惨な電車事故がありました。
うちの義姉、あの電車にあわや乗るところだったんですけど、
姪っ子が突然ぐずったおかげで電車を乗り過ごし、
助かっているんですよ。
やっぱり3歳くらいの幼児って、
大人にはわからない能力をもっているのかもしれませんね……。
まあそんな姪っ子も今ではすっかり大きくなって、
おじちゃんとは全然遊んでくれないですけど(涙)
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