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518: のぶじゃなくてすんません 2008/07/31(木) 00:21:45 ID:IONUbVoK0
どこにでもある家族(父母息子)が夏休み海水浴に出掛けた
父親は事前に新しいカメラを購入しており撮影が楽しみな様子
天気もピーカン海も青く絶好の海水浴日和
現地の海はほとんど砂浜は無く磯になっており
複雑な地形で海の上にそそりでる岩場などもあり
飛び込むにはもってこいなポイントも結構ある
息子ははしゃぎ遊びまわり、父親はカメラを手に後を追うように
シャッターを次々と切っていく
そうこうしているうちに息子は飛び込みのできるポイントへ
しかし結構な高さの為しばらくためらっている
’男の子だろ’父親が言葉で後押しをすると
息子は’ヨ~シ’と飛び込んだ、もちろん父親はシャッターチャンスを
逃すまいと始終シャッターを切る、が
飛び込んだ息子がしばらく浮かび上がってこない
あいつも随分息長くなったな(毎年素潜りもやっていて年々息子は潜る時間が長く
なっていた)と父親が思ったのも束の間、’いや長すぎる’とすぐ心配になり
飛び込んだ岩の上へ行き下を覗き込んだ
なんと下は海藻や日があたらないのもあって今ひとつ視界が良くない
父親はすぐさま飛び込み、海藻を掻き分け息子を探す
’いた’息子はまるで海藻が足を掴んでいるかのように
両足にぐるぐる巻きになっており、息子はもう動いていない
急いで海藻を剥ぎ取り岩上に引上げた...
(すぐさま救急車にて病院に運びこむも息子は戻ってこなかった...)
父親は事前に新しいカメラを購入しており撮影が楽しみな様子
天気もピーカン海も青く絶好の海水浴日和
現地の海はほとんど砂浜は無く磯になっており
複雑な地形で海の上にそそりでる岩場などもあり
飛び込むにはもってこいなポイントも結構ある
息子ははしゃぎ遊びまわり、父親はカメラを手に後を追うように
シャッターを次々と切っていく
そうこうしているうちに息子は飛び込みのできるポイントへ
しかし結構な高さの為しばらくためらっている
’男の子だろ’父親が言葉で後押しをすると
息子は’ヨ~シ’と飛び込んだ、もちろん父親はシャッターチャンスを
逃すまいと始終シャッターを切る、が
飛び込んだ息子がしばらく浮かび上がってこない
あいつも随分息長くなったな(毎年素潜りもやっていて年々息子は潜る時間が長く
なっていた)と父親が思ったのも束の間、’いや長すぎる’とすぐ心配になり
飛び込んだ岩の上へ行き下を覗き込んだ
なんと下は海藻や日があたらないのもあって今ひとつ視界が良くない
父親はすぐさま飛び込み、海藻を掻き分け息子を探す
’いた’息子はまるで海藻が足を掴んでいるかのように
両足にぐるぐる巻きになっており、息子はもう動いていない
急いで海藻を剥ぎ取り岩上に引上げた...
(すぐさま救急車にて病院に運びこむも息子は戻ってこなかった...)
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519: のぶじゃなくてすんません2 2008/07/31(木) 00:28:59 ID:IONUbVoK0
葬儀も終わり、1年ほど経ち両親も落ち着きを取り戻しつつある時
ふと’そういえば最後の海に行った時の写真、現像してないな’と
父親が思い出し、息子と最後に行った海の思い出を見ようと思い立ち
カメラ屋に現像に出した
もう出来上がっている頃だろうとカメラ屋に赴き写真を受取った、が
何か店員(店長)が言いたそうな顔をしている、しかし早く写真が見たかったので
家に戻り早々に見始める..
息子の笑い顔が次々...思わず涙が出る
全部見終わった時、ふと何か足りない...
’そうだ最後海に飛び込んだ場面の写真が無い’
すぐカメラ屋に戻り店長に言ったが、そんなものは無かったと言い張る
仕方なしに父親は実はかくかくしかじかで息子との最後の思い出なので
どうしても欲しい旨を店長に言う
すると事情が飲み込めたようで店長は’事情はわかりました’
’実は写真ありました、でもあれは見ないほうが良いと思い意図的に外しました’との事
父親も何故外されたのか理解できなかったが、
見て何があっても店長さんには関係ないし絶対大丈夫とどうしても欲しいと懇願する
’わかりました、どうしてもと言うなら’と店の奥に行き一枚の写真を持って来た
父親は何とも言いようの無い気持ちで写真を見る
そこには.......
息子が飛び込む場面、正に海に手が触れる瞬間の写真
海から無数の手が出ており、おいでおいでをしているようなもの
何手かは既に息子の手足を掴んでいるものもあった...
end
ふと’そういえば最後の海に行った時の写真、現像してないな’と
父親が思い出し、息子と最後に行った海の思い出を見ようと思い立ち
カメラ屋に現像に出した
もう出来上がっている頃だろうとカメラ屋に赴き写真を受取った、が
何か店員(店長)が言いたそうな顔をしている、しかし早く写真が見たかったので
家に戻り早々に見始める..
息子の笑い顔が次々...思わず涙が出る
全部見終わった時、ふと何か足りない...
’そうだ最後海に飛び込んだ場面の写真が無い’
すぐカメラ屋に戻り店長に言ったが、そんなものは無かったと言い張る
仕方なしに父親は実はかくかくしかじかで息子との最後の思い出なので
どうしても欲しい旨を店長に言う
すると事情が飲み込めたようで店長は’事情はわかりました’
’実は写真ありました、でもあれは見ないほうが良いと思い意図的に外しました’との事
父親も何故外されたのか理解できなかったが、
見て何があっても店長さんには関係ないし絶対大丈夫とどうしても欲しいと懇願する
’わかりました、どうしてもと言うなら’と店の奥に行き一枚の写真を持って来た
父親は何とも言いようの無い気持ちで写真を見る
そこには.......
息子が飛び込む場面、正に海に手が触れる瞬間の写真
海から無数の手が出ており、おいでおいでをしているようなもの
何手かは既に息子の手足を掴んでいるものもあった...
end
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