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怖い話

目を開けて、ようやく気のせいか、とテレビに手を伸ばし。 気がついた。 血に染まった家族がこちらを画面の中から見つめていた。じっと。

編集・公開: オカルト速報
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ほどよく怖い話…7

http://viper.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1121356827/

227: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2005/07/15(金) 18:03:48 ID:B+L/YASF0

ある看守が聞いたという死刑囚の話。外国。
貧困のために人を殺して金を盗んだ男が、旅行中の家に忍び込んで隠れていた。
冷蔵庫の中にあったミルクを飲んでひといきいれていると、何かに監視されている気がする。
注意深くあたりを窺うが、警察に監視されている気配はない。
サイレンも遠く、うまく逃げおおせたはずだ。
安心し、自分のニュースを見るためにテレビをつけた。
短い画面の乱れの後に、大きな見出しで殺人事件のテロップ。
キャスターが逃亡中の犯人の特徴をつげている。
失敗した、顔を見られていた。
舌打ちしてしばらくテレビに見入っていた男だったが、やはり何かおかしいのに気づいた。
見られている気がする。
部屋中を調べ、二階に行き、窓の外をうかがい、誰もいないことを確認すると、また戻ってくる。

見られているのに、誰もいない。おかしい。
息遣いでも聞こえないだろうか、とテレビを消し、目を閉じる。
聞こえない。
冷蔵庫の稼動音が静かに響いている。
遠くにサイレン。
目を開けて、ようやく気のせいか、とテレビに手を伸ばし。
気がついた。

血に染まった家族がこちらを画面の中から見つめていた。じっと。

男は狂ったように家を飛び出し、警察にかけこんだ。
男は死ぬ間際まで鏡をみなかったそうだ。



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