引用元: ・死ぬ程洒落にならない怖い話しを集めてみない?104
760: 本当にあった怖い名無し 2005/07/26(火) 15:09:43 ID:jeSL3NOe0
3年半ほど前の話。
今も同棲している彼女と、ドライブをしていた。週末だった。
夜の山の中を走ってたら、大きくて真っ赤な鳥居の下にうつむいて立つ人がいた。
先に彼女が気づいた。俺もじっと見た。多分男だと思う。
なんかその人のまわり全体が黒っぽかった。
(オーラをまとってると言えば分かりやすいかな)
時間も夜中だし鳥居の下でうつむく黒っぽい人間なんて、どう考えてもおかしい。
すぐに俺と彼女は「絶対ヤバい。」と何か不穏なものを感じ取っていた。
そりゃ二人とも怖い話は好きだけど霊感とか全然ないし、もちろん体験したこともない。
ちなみに肝試しとか霊感スポットなんてのも絶対行かない。
(それって死んだ人間への冒涜行為だと俺は思ってる)
でもあのシチュエーションは、そんな俺たちが「ヤバい」と思うほどリアルだった。
霊感のあるなしとか見える・見えないなんて、ああいう場合関係ねーんだなぁって今は強く思う。
今も同棲している彼女と、ドライブをしていた。週末だった。
夜の山の中を走ってたら、大きくて真っ赤な鳥居の下にうつむいて立つ人がいた。
先に彼女が気づいた。俺もじっと見た。多分男だと思う。
なんかその人のまわり全体が黒っぽかった。
(オーラをまとってると言えば分かりやすいかな)
時間も夜中だし鳥居の下でうつむく黒っぽい人間なんて、どう考えてもおかしい。
すぐに俺と彼女は「絶対ヤバい。」と何か不穏なものを感じ取っていた。
そりゃ二人とも怖い話は好きだけど霊感とか全然ないし、もちろん体験したこともない。
ちなみに肝試しとか霊感スポットなんてのも絶対行かない。
(それって死んだ人間への冒涜行為だと俺は思ってる)
でもあのシチュエーションは、そんな俺たちが「ヤバい」と思うほどリアルだった。
霊感のあるなしとか見える・見えないなんて、ああいう場合関係ねーんだなぁって今は強く思う。
スポンサーリンク
761: 本当にあった怖い名無し 2005/07/26(火) 15:10:49 ID:jeSL3NOe0
雑談がすぎたので話を元に戻す。
その人を見つけて直感でヤバいと思った俺は
「速度あげて一気に前通るから、あんまり、いや絶対見るなよ」と彼女に言った。
彼女は顔が蒼白で、一言「うん」とだけ言った。
その時、立つ男をちらっと確認したのは、手前50メートル程度のところだった。
ざざっとブレるみたいにヘンにゆらゆらしてる。恐ろしい。絶対こいつは何かヤバいものだ。
すぐに目を逸らして、前、それもやや左前だけを見る。すると…
…参った。こんな構図になってるなんて。
鳥居
男
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄←車の進行方向
| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | 森
| |
簡単に図にするとこんな感じの急カーブの手前だった。
しかもカーブの向こう側は崖になっている。
つまり車を減速させなければ、あのカーブを曲がれないのだ。
加えて、道幅はけっこう狭い。つまり男の立ち位置が、運転席=俺側のすぐ外になる。
本当に、ガラスを隔てたすぐ外側だ。
立つ男の側を通るのに減速しなければならないなんて、本当にイヤだった。
その人を見つけて直感でヤバいと思った俺は
「速度あげて一気に前通るから、あんまり、いや絶対見るなよ」と彼女に言った。
彼女は顔が蒼白で、一言「うん」とだけ言った。
その時、立つ男をちらっと確認したのは、手前50メートル程度のところだった。
ざざっとブレるみたいにヘンにゆらゆらしてる。恐ろしい。絶対こいつは何かヤバいものだ。
すぐに目を逸らして、前、それもやや左前だけを見る。すると…
…参った。こんな構図になってるなんて。
鳥居
男
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄←車の進行方向
| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | 森
| |
簡単に図にするとこんな感じの急カーブの手前だった。
しかもカーブの向こう側は崖になっている。
つまり車を減速させなければ、あのカーブを曲がれないのだ。
加えて、道幅はけっこう狭い。つまり男の立ち位置が、運転席=俺側のすぐ外になる。
本当に、ガラスを隔てたすぐ外側だ。
立つ男の側を通るのに減速しなければならないなんて、本当にイヤだった。
762: 本当にあった怖い名無し 2005/07/26(火) 15:11:19 ID:jeSL3NOe0
とにかく減速し、横を通る。
すぐ横に男が見える。あんぐりと口を開けてる。本当に恐ろしい。
でも目は暗くて見えない…っていうか見ないようにした。全然動かない。
彼女は横で震えながら声をあげずにボロボロ泣いてる。
「目をつぶるなよ。前だけ見てな。」と小さく言うと、何も言わず頷いた。
カーブを通り過ぎるまでは可能な限り安全に気を配って車を走らせた。
そしてそのまま無事にカーブをやり過ごすことができた。
バックミラーで確認する。あれ、いない…
俺はそのまま山を下りるまで気を抜かずに、安全(でもなるべく急いで)運転を続けた。
隣の彼女は「なに?」「なんなのあれ?」「こわい」と泣きじゃくっていた。
もう大丈夫だと彼女と自分に言い聞かせながら、なんとか家まで帰ってきた。
途中何度も、車に乗り込まれていまいか後部座席をバックミラーで確認しながら…。
以後、幸いなことにヘンな体験は一切ない。
あのとき彼女が居てくれてよかった。
守るべき人が一緒に居なかったら、俺はパニックになってあのカーブを曲がりきれず、
崖から転落して死んでいたかもしれなかったから…
すぐ横に男が見える。あんぐりと口を開けてる。本当に恐ろしい。
でも目は暗くて見えない…っていうか見ないようにした。全然動かない。
彼女は横で震えながら声をあげずにボロボロ泣いてる。
「目をつぶるなよ。前だけ見てな。」と小さく言うと、何も言わず頷いた。
カーブを通り過ぎるまでは可能な限り安全に気を配って車を走らせた。
そしてそのまま無事にカーブをやり過ごすことができた。
バックミラーで確認する。あれ、いない…
俺はそのまま山を下りるまで気を抜かずに、安全(でもなるべく急いで)運転を続けた。
隣の彼女は「なに?」「なんなのあれ?」「こわい」と泣きじゃくっていた。
もう大丈夫だと彼女と自分に言い聞かせながら、なんとか家まで帰ってきた。
途中何度も、車に乗り込まれていまいか後部座席をバックミラーで確認しながら…。
以後、幸いなことにヘンな体験は一切ない。
あのとき彼女が居てくれてよかった。
守るべき人が一緒に居なかったら、俺はパニックになってあのカーブを曲がりきれず、
崖から転落して死んでいたかもしれなかったから…
コメント
コメントを読み込んでいます…