引用元: ・∧∧山にまつわる怖い・不思議な話Part66∧∧
913: 雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ 2013/01/30(水) 19:47:51.09 ID:si9PjxMw0
知り合いの話。
地元の山に、おかしな子供が現れるという。
目撃されるのはいつも遠くからだけ。
ただ、質素な着物姿の背中が見えるのだと。
どこの子供だろうと見ていると、足元が不自由なのか、時折躓く。
倒れまいと足を踏ん張ると、おかっぱ頭がポクンと揺れて、地面に落ちる。
その都度腰を屈め、首を拾い上げては、有るべき位置に載せ直す。
そして何事もなかったかのように、山の奥へ消えるという。
首ぽっくり。そう昔から呼ばれている。
人の間近に現れることはないといい、皆見ない振りをするのだそうだ。
地元の山に、おかしな子供が現れるという。
目撃されるのはいつも遠くからだけ。
ただ、質素な着物姿の背中が見えるのだと。
どこの子供だろうと見ていると、足元が不自由なのか、時折躓く。
倒れまいと足を踏ん張ると、おかっぱ頭がポクンと揺れて、地面に落ちる。
その都度腰を屈め、首を拾い上げては、有るべき位置に載せ直す。
そして何事もなかったかのように、山の奥へ消えるという。
首ぽっくり。そう昔から呼ばれている。
人の間近に現れることはないといい、皆見ない振りをするのだそうだ。
914: 雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ 2013/01/30(水) 19:48:45.33 ID:si9PjxMw0
知り合いの話。
山で作業をしていた折、一服して煙草を吸うことにした。
のんびりと紫煙を燻らせていると、おかしなことに気が付いた。
立ち上る煙が、何もない空間の一点に、吸い込まれるように消えていく。
戯れにその一点に向かって、煙を吹き付ける。
やはりその煙も吸われていったが、その直後「ほぅ」と聞こえた。
まるで誰かが満足気に、ゆっくり息を吐いたかのように。
不思議と言えば不思議だが、それ以上おかしいことは特に起こらない。
気にしないことにし、静かに一本吸い終えてから、作業に戻ったという。
山で作業をしていた折、一服して煙草を吸うことにした。
のんびりと紫煙を燻らせていると、おかしなことに気が付いた。
立ち上る煙が、何もない空間の一点に、吸い込まれるように消えていく。
戯れにその一点に向かって、煙を吹き付ける。
やはりその煙も吸われていったが、その直後「ほぅ」と聞こえた。
まるで誰かが満足気に、ゆっくり息を吐いたかのように。
不思議と言えば不思議だが、それ以上おかしいことは特に起こらない。
気にしないことにし、静かに一本吸い終えてから、作業に戻ったという。
スポンサーリンク
915: 雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ 2013/01/30(水) 19:50:17.82 ID:si9PjxMw0
友人の話。
一人で渓流釣りに出掛けた時のこと。
その日はどこに投げても入れ食いで、これまでに経験がないほどの釣果だった。
夕刻になり、鼻歌を歌いながら帰り支度を始めたところ、妙なことに気が付いた。
釣り上げた渓流魚のきっぱり半数が、その目玉を片方抉られていたのだ。
おかしい、身が欠けた個体など一匹もいなかった筈なのに。
気味が悪いので、片目が欠けた魚は放流して帰ったのだという。
後で地元の漁協関係者にこのことを話すと、こんなことを言われた。
「あぁ、それは山神様が手伝ってくれたから豊漁だったんだよ。
片目が取られた分は、山神様が『これは儂の分!』って主張していたんだ。
ちゃんと残して帰った? そりゃ良かったねぇ、罰は当たらないさ」
思わず「……罰……罰って……」と呟いてしまったそうだ。
「神様……御力添えくれるなら、その旨ちゃんと仰ってくれないと……」
気弱だが信心深い彼は、そう言って仕切に恐縮していた。
一人で渓流釣りに出掛けた時のこと。
その日はどこに投げても入れ食いで、これまでに経験がないほどの釣果だった。
夕刻になり、鼻歌を歌いながら帰り支度を始めたところ、妙なことに気が付いた。
釣り上げた渓流魚のきっぱり半数が、その目玉を片方抉られていたのだ。
おかしい、身が欠けた個体など一匹もいなかった筈なのに。
気味が悪いので、片目が欠けた魚は放流して帰ったのだという。
後で地元の漁協関係者にこのことを話すと、こんなことを言われた。
「あぁ、それは山神様が手伝ってくれたから豊漁だったんだよ。
片目が取られた分は、山神様が『これは儂の分!』って主張していたんだ。
ちゃんと残して帰った? そりゃ良かったねぇ、罰は当たらないさ」
思わず「……罰……罰って……」と呟いてしまったそうだ。
「神様……御力添えくれるなら、その旨ちゃんと仰ってくれないと……」
気弱だが信心深い彼は、そう言って仕切に恐縮していた。
コメント
コメントを読み込んでいます…