他サイトの新着記事

  • 新着記事を読み込んでいます…

※外部サイトへ移動します

他サイトの新着記事

  • 新着記事を読み込んでいます…

※外部サイトへ移動します

他サイトの新着記事

※外部サイトへ移動します

怖い話

【オカルト】ついさっきまで平気で夜中の墓地を眺めていたのに、「それ」を見た刹那ぞくりとし、異様な空気に支配された。

コメント 3 編集・公開: オカルト速報

あわせて読みたい 他サイトの話題

  • 新着記事を読み込んでいます…

※外部サイトへ移動します

あわせて読みたい 他サイトの話題

  • 新着記事を読み込んでいます…

※外部サイトへ移動します

350名無しのオカルト ID:

>>349
ありがとうございます!
では、お言葉に甘えて・・・

親から聞かされた幽霊の話1

うちの親は子供が出来るのが遅かった。
ゆえに親が20代後半の時分だと、私はおろか4つ年上の姉ですら、
いまだ親父の睾丸の中にさえ存在してなかっただろう。つまりこの話は私たち姉弟は
全く体験していない。ただ話として聞かされていたのみなのである。


ある日のことである。両親がお袋の実家に遊びにいった。
当時から俺の親父とお袋の実家(つまり俺にとってはじいちゃん・ばーちゃん)の仲は
とても良かったらしくて、週末ともなるときまって夫婦そろってお袋の実家まで遊びに
行っていたらしい。
その日もいつものように夫婦とその両親4人で楽しく食事をし、そしてしばし歓談の時を過ごした。
話に夢中になっているさなか、親父がふと時計を見た。すると時刻はその時すでに
午前0時を過ぎていたのである。
いくら週末の土曜日とはいえもうそろそろ帰らねばならない。これ以上長居しては
老齢の義父・義母に迷惑である。親父はそう思った。
「おい、そろそろ帰るか。」
親父がお袋に言った。




 

351名無しのオカルト ID:

>348
今日は暑いんで、ヒヤーっとくるのを
禿しくキボン!




352名無しのオカルト ID:

親から聞かされた幽霊の話2

お袋「そうやね、あんたもはよ帰って寝ないと週明けの仕事に響くやろうから・・」
それを聞いたお袋の父親(親父にとっては義父)は
「もう帰んのか?でも気をつけて帰れよ。今時分この辺りは真っ暗やからなあ」
両親は自家用車でここまで来ていた。暗い夜道を歩いていて、視界の悪い道で
人身事故などを起こしてしまってはおおごとである。当時の(俺にとっての)じいちゃんは
それを心配したのだ。
「ああ、大丈夫です。真っ暗なかわりに、人通りも少ないですから。」
その通りだった。じいちゃん・ばーちゃんの住居は田舎というほどの立地ではなかったのだが、
はっきり言って都会とはお世辞にも言えない。大阪は北摂地方の片田舎。時は昭和の40年代。
当然コンビニなどはあたりには一軒もなく、ポツンポツンと点在する街灯のわずかな灯りの支配から
逃れた、真の「闇」がそこかしこに存在していた。
とはいえ、親父もこの辺りは何度も来ている。慣れた道である。いつもならば、なんの問題もなく
運転して、なんてことのない帰途である筈だった。




353名無しのオカルト ID:

親から聞かされた幽霊の話3

親父とお袋は車に乗り込んだ。
「それでは失礼します。本日は長い間たいへんおじゃましました。」
親父が見送りに出てきている義父母に言った。
「ほんなら、お父さん、お母さん、また来るからねー」
お袋が言った。
「ほんま、○○さん(親父の名前)、運転気をつけてくださいね」
義母が親父に心配そうにつぶやく。それを聞いた義父は少し怒ってこう言った。
「お前は!女が大の男をつかまえて、差し出た事言うもんやあらへん!失礼や。!のう、○○君?」
義父が親父に問いかける。このあたりが男尊女卑が当たり前だった時代の人間である。
親父は苦笑してそれには直接返答せずに、そして義父母に向かって会釈した。
「それじゃあ、今日は失礼します」
親父は車を発車させた。
周囲は想像以上に暗闇が覆っていた。灯りは車のヘッドランプのみである。




スポンサーリンク

354名無しのオカルト ID:

親から聞かされた幽霊の話4

車を走らせているとお袋が口を開いた。
「ねえ、夜も遅いからなあ、例の近道通っていかへん?」
義父母の自宅周辺はかなり広い田んぼに囲まれている。つまり道路は田んぼの畦道ということになる
。お袋の言った近道というのは、その畦道の少し端のほうにある、さらに狭い畦道のことである。
ここを通ればものの数分で畦道をぬけ、国道に出られる。しかし、普通の道を道なりに行くだけだと
大きく迂回してしまうため、軽く見積もって(国道まで)数十分はかかってしまう。急いで帰るのな
ら、この近道を利用しない手はなかった。ところが、である。この近道には少々問題があった。
道の左サイドが延々と墓地だったのだ。

そこまで聞いていて、聞き手の俺は話し手である親父にこう突っ込んだ。
「ええ~!そんなん怖いやん、そんな道、いくら近道でもよう通らんわ・・」
「いや、その時はそんなん全然なかったんや。怖い、とかそんな気持ち、まったくなかったんや」
親父は真顔でそう答える。
「そうやねえ、幽霊とかお化けとか、あの時は全然眼中になかったねえ。なんでやろうな?
 私たちも若かったからかな・・」
台所で洗い物をしていたお袋が親父の話を聞きつけたのか、濡れ手をエプロンで拭きながら、話に
割って入ってくる。

ここで一つ確認しておく。この時、親父たちの間には恐怖心・不安感などの偏見、いわゆる「枯れ尾
花効果」が働く余地は完全になかった、ということである。だいたいにしてその近道はその時以外に
も何度となく利用しておりその際にはなんの異変も怪異も、それどころか妖しい気配すら微塵も感じ
なかったというのである。




355名無しのオカルト ID:

親から聞かされた幽霊の話5

「そうやな、急いでることやし、そっちで帰ろうか・・」
親父はハンドルを切った。
ガタン、ガタン・・と車に振動が伝わる。その近道は、道幅が狭いだけではなく、ひどく悪路だった
のだ。当然親父は速度を落とす。「その時の速度は時速20キロ少々のノロノロ運転やった」とは親
父本人の談である。
・・・前述の通り、道は真っ暗。狭い農道であるため、街灯もほとんど存在しない。
見えるのはヘッドランプに照らし出された畦道のみ。もちろん、左サイドにはずぅーっと墓場が続い
ている。
近道を走り始めて数分もたった頃であろうか。突然、親父が少し大きな声で言った。
「あれ、なんや?」
お袋は時助手席の窓、つまり左サイドの墓地をボーっと眺めていたという。(この事からも、その時
のお袋は心霊現象一般をなんら恐れていなかったことが分かる)、親父の声にビクッとして親父の方
に顔を向けた。お袋から見た親父は、前方のウインドーをじいっと睨みつけていた。その時の親父が
「ちょっとただごとではない感じの雰囲気だった」とはお袋自身の談。お袋はその雰囲気に押されて
、自然、親父が凝視している方向、正面の窓に視線を移した。・・・・・・・、

ランプの灯り以外は何も見えない農道、その100メートルほど前方に、長細い、ポツンと白いもの
があった。




スポンサーリンク

356名無しのオカルト ID:

親から聞かされた幽霊の話6

「それ」を見た刹那、お袋は背中から水を流し込まれたかのような錯覚を覚えたという。
ついさっきまで、平気な気分で夜中の墓地を眺めていたお袋が、である。
車内は、その時すでに、異様な空気に支配されていたのだ。
親父はトロトロ運転だった車の速度をさらに落とし、時速は10キロ、歩くより少し速い程度の
速度にした。「それ」の正体を見きわめたかったのだ。
「それ」、「その白い物体」は徐々にこちらに近づいてくる(無論、車を走らせている以上、こちら
からも向こうに近づいていってるわけだが)。はじめ、およそ100メートルほどから90メートル
、80メートル、70メートル・・・50メートルほど「それ」に接近したころだろうか、
「それ」の輪郭が少しづつはっきりしてきた。「それ」の上部はなんとなく、黒い。そして、
その黒い部分は二つに分かれて、「それ」本体の真ん中部分まで細く垂れているようだ。・・・・、


「あれ・・・、女や・・・・。」
親父が低い声で押し殺すように呻いた。
なるほど、「それ」に細く垂れている黒いものとは、その白い女の、ながいながい髪の毛だった
のである。
その瞬間のお袋の心情たるや、脳髄に電気がはしったようであった。
とにかく、「「それ」はただの「女」ではない」、と即座に直感するのに充分なほどの
戦慄であっただろう。




357名無しのオカルト ID:

親から聞かされた幽霊の話7

二人とも心底恐怖を覚えた。しかし、これからどうするか。もう、まもなくあの「女」と接触して
しまう。狭い狭い一本道の農道である。まずカーブはできない。バックも困難だろう。それでは停止
するか?・・・いや、あの「女」の方からもこっちに接近して来ている以上、それでは最悪の事態に
突入してしまうことも免れなくなってしまう・・・・

・・・・結局何も出来ないまま、どんどんその「女」に接近していく。20メートルを切った。
そして、「女」の白い部分が真っ白な着物、白装束、つまりは「死に装束」であることが分かった。
ああ、もうそんな余計な事、分かりたくもないのに!!
「死に装束」を身に纏った「女」が10メートル以下の間近に迫った。もうはっきり顔もそして
その表情もうっすらではあるが視認できる距離である。
「若い女」であった。

ここでもう一度繰り返す。時代は昭和40年代である。時間は午前0時をとうに過ぎている。辺りは
数百メートル四方、人家はない。そんな状況の中、長々と続く墓地の横の畦道を死に装束を纏った
若い女が歩いてくる「必然性」がいったいどこに存在するというのだろう。
まったく考えたくもないが「生きている人間ではない」と考えた方が一番しっくりくるのである!




358名無しのオカルト ID:

親から聞かされた幽霊の話8

「そいつと・・そいつとすれちがう時はどんな感じやったの?」
半ベソをかきながら俺は上ずった声で親父に聞いた。
「それはお母さんに聞け」
そう言ってお袋のほうを向いた。
「?・・・、なんで?なんでそこだけお母さんにきくん・・?」
親父は言った。
「それはな、その幽霊、いや、白~い着物きた女は左側、つまり助手席のお母さんのほうを
通ってすれ違ったからや・・・」
(俺はその時点から、お袋から具体的に話を聞く前から、泣きそうになっていた)
そして、お袋が語り出した。




359名無しのオカルト ID:

親から聞かされた幽霊の話9

「う~ん、お母さんもね、今から考えたらあれ、人間やったんちゃうかなって思うときも
 あるんよ。だって、幽霊とかお化けとか、お母さん全然信じてないしね。
 でもね、その女の人とすれちがう時、-すれ違うんやから、もちろん窓越しにその人と
 数十センチの近さで顔をあわせるんよ(笑)、すれ違う時にね、その時初めてその人と
 まともに目と目が合ってんよ。そしてらね、その人の目、真っ黒やねん。白い部分がない
 ねん。全部、黒目やねん。それがギョロギョロってこっちをみんねん。でも顔自体は全部
 無表情。氷みたいな表情っていったら分かるかなあ?そんな顔してんねんあれはほんまに怖かったで。
 それと、・・・な、お父さん」
 「おう(笑)」
親父とお袋がなにやら相槌を打っている。意味ありげな顔をして笑いあう。
親父が口を開いた。
「あのな、その白い女と通り過ぎた直後にな、お父さんすぐバックミラーで確認したんや。
 そしたら、なんもなかったんや、そこには誰もおらんかったんや。ほんま、一瞬前まで見てた人間
 が、次の瞬間にはおらんようなってるんやで?これは人間に出来る事やろか?」




スポンサーリンク

360名無しのオカルト ID:

親から聞かされた幽霊の話10

長くて、それでいてたいして怖くもない話をしてすまんかった。
でも、この話を聞かされた時、縮み上がるほどの恐怖を感じたのだ。
それはなぜかと言えば、この話からなにか強烈な「ライブ感」みたいなもの、つまりは、
体験した者にしか絶対に出せないようなオーラがビシビシ感じられたからだ。
それにはまったく「創作臭さ」がなかった。戒めや躾けなんかの目的でこっちを作為的に
怖がらせてやろう、などという邪まなオトナの意志がまったく感じられなかった。
なんか、「見てきたこと」を「見てきたまま」淡々と語っている感じなのだ。
それが 異常に 怖かった 。
幽 霊 の 存 在 な ん か 絶 対 に 信 じ た く な い の に


「(すれ違った)そのあとは・・どうなったの?」
恐る恐る俺は親父に聞いた。
「ああ、それがな、家に帰ってな、ドアを開けたんや。そしたら、真っ暗な部屋の中に
 さっきの女がおって、長~い黒髪をびっしょり濡らしてな、お~か~え~り~な~さ~い~って・
・・」
「うわぁああああ!!」
限界だった。俺は号泣した。
それを見た親父が笑いながら言った。
「そ こ は 、 嘘 や (笑 」 

 
 
  完




361名無しのオカルト ID:

オツカレー




362名無しのオカルト ID:

途中、割り込みスマンかった
とても(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブルモノでした!




365名無しのオカルト ID:

>>362
おおぅ!ありがとう!!
一人でも「怖いっ!!」って言って頂ける方がいて、
長い事封印してきた話を一気に放出した甲斐があったというものだ!!




364名無しのオカルト ID:

いいオチだ(w
関西人らしくて。




368名無しのオカルト ID:

>>親が語った幽霊の話さん
そのライブ感、あなたの書き方で伝わってきたよ。すげぇ怖いw
だから長文でもスラスラ読めたよ。文章上手いね。お疲れでした。




380名無しのオカルト ID:

だらだらと小説風情景描写されるより、あっさり1レスくらいで
書いてる話の方がぞくっとくるのが多い。多少文章が拙くとも。

つまり墓場の脇で女の幽霊見ますた、というだけの話を引き伸ばすなと。




381名無しのオカルト ID:

>>380

ものによるなあ。
ネタ入れてくれるだけでオールオッケーって思うのは甘ちゃん?
案外探すとあるものだけど、制限付きのネタ出汁さあ。

ま、人それぞれ(w




383名無しのオカルト ID:

>>380

それは単に「あなたが」短いネタが好きっていうだけ。
ネタの種類により、長い描写を必要とされるものも
あるし、あなたのいうとおり1レスくらいのほうが逆に想像力を刺激され
ゾクッっとくる種類のネタもある。「新耳袋」みたいにね。
「親から語られた~」の場合、書き手が感じたリアリティー、その空気を
伝えたいってのが目的の話なんだから、1レスには「向かない」
それこそ「母親が墓場で白い女を見た。で幽霊かもしれない」
で終わっちゃう。なによりもそれではネタにすらなってない。




引用元:身内に起こった怖い話 4話目
3 コメント欄を読む この記事の感想・反応をどうぞ
スポンサーリンク

コメント

コメントを読み込んでいます…