57:名無しのオカルト 2020/01/01(水)21:10:27.78 ID: au1eCD6B0.net
病院の怖い話と怖くない話 101、手
小学校低学年くらいの子が入院してきた。
先天的に腕に障害があるらしく、スプーンを持っても手がプルプル震える。(アル中ではない)
なので食事介助をしていたのだけれど、「自分で食べるんでいいです」
反抗期なのかな?と最初は思ったんだけど、次の巡回の時にはきれいに食べ終わってる。
スプーンでは難しいサラダとかもきれいに食べてある。
(まさかどこかに捨ててるのか?)
さりげなくベッドの周りとかチェックしたんだけどそんな形跡もない。
(もしかして仮病?)
ある日巡回に行くと、その子のベッドでかすかに咀嚼音が聞こえる。
(どうやって食べてるんだろ?)
ちらっとカーテンの隙間から見ると、知らないおばあさんがお箸で食べさせている。
「今日のはおいしいかい?」
「…あんまり」
「そうか…もうちょっとの辛抱だよ」
お見舞いのおばあさんなんだろう。けど、初めて見る顔だ。
つい、「あの…」声をかけると、おばあさんがこっちを向いて、す〜って消えた。
驚いたのはその後。
少年の口が開き、明らかに子供ではないしゃがれた声で
「この子の好物はベーコンだよ。覚えといて」
小学校低学年くらいの子が入院してきた。
先天的に腕に障害があるらしく、スプーンを持っても手がプルプル震える。(アル中ではない)
なので食事介助をしていたのだけれど、「自分で食べるんでいいです」
反抗期なのかな?と最初は思ったんだけど、次の巡回の時にはきれいに食べ終わってる。
スプーンでは難しいサラダとかもきれいに食べてある。
(まさかどこかに捨ててるのか?)
さりげなくベッドの周りとかチェックしたんだけどそんな形跡もない。
(もしかして仮病?)
ある日巡回に行くと、その子のベッドでかすかに咀嚼音が聞こえる。
(どうやって食べてるんだろ?)
ちらっとカーテンの隙間から見ると、知らないおばあさんがお箸で食べさせている。
「今日のはおいしいかい?」
「…あんまり」
「そうか…もうちょっとの辛抱だよ」
お見舞いのおばあさんなんだろう。けど、初めて見る顔だ。
つい、「あの…」声をかけると、おばあさんがこっちを向いて、す〜って消えた。
驚いたのはその後。
少年の口が開き、明らかに子供ではないしゃがれた声で
「この子の好物はベーコンだよ。覚えといて」
59:名無しのオカルト 2020/01/01(水)21:12:08.61 ID: au1eCD6B0.net
病院の怖い話と怖くない話 102、医療詐欺
患者さんというのは、気が弱くなっている事があるので悪質な詐欺に引っかかる事がある。
単純なのは壺を売りつけるとかなんかだけど、最近のは手が込んできていて、家族に取り入って
「あの先生はインターン上がってすぐだからこっちの病院の方が信用できますよ」
で、移した先の病院からバックマージンを取る。
(医者の腕なんてドラマみたいに天と地ほどの差があるわけでもないのに、待合室で座れないようなところもあれば、閑古鳥が鳴いているようなところもある。そういう意味では詐欺ではなく慈善事業と言えなくもない)
が、ある患者さん、騙されて、とんでもないやぶ医者の所に転院した。
風の噂に聞いたのだが、その医者は全然見当違いな治療を行い、結果、悲惨な事に患者さんは痛みによってショック状態に陥り、亡くなったそうだ。
("北の国から"の"母さん"みたいな話)
しばらく後、新聞の3面で記事を見つけた。
ある男性(自称自営業)が、部屋で自分の首を絞めて自殺したそうだ。
次の話は自分的には怖い話なんだけど、他の方にはそれほどでもないと思う。しかも長い。
患者さんというのは、気が弱くなっている事があるので悪質な詐欺に引っかかる事がある。
単純なのは壺を売りつけるとかなんかだけど、最近のは手が込んできていて、家族に取り入って
「あの先生はインターン上がってすぐだからこっちの病院の方が信用できますよ」
で、移した先の病院からバックマージンを取る。
(医者の腕なんてドラマみたいに天と地ほどの差があるわけでもないのに、待合室で座れないようなところもあれば、閑古鳥が鳴いているようなところもある。そういう意味では詐欺ではなく慈善事業と言えなくもない)
が、ある患者さん、騙されて、とんでもないやぶ医者の所に転院した。
風の噂に聞いたのだが、その医者は全然見当違いな治療を行い、結果、悲惨な事に患者さんは痛みによってショック状態に陥り、亡くなったそうだ。
("北の国から"の"母さん"みたいな話)
しばらく後、新聞の3面で記事を見つけた。
ある男性(自称自営業)が、部屋で自分の首を絞めて自殺したそうだ。
次の話は自分的には怖い話なんだけど、他の方にはそれほどでもないと思う。しかも長い。
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60:名無しのオカルト 2020/01/01(水)21:14:04.77 ID: au1eCD6B0.net
病院の怖い話と怖くない話 103、データベース
唐突に病院らしくないタイトルだな。
でも今時、どこの医者でもデータ管理にコンピューターくらいは使ってる。
私の知り合いは看護師が多いって話は書いたけど、実は先生の方にも個人的な知り合いがいる。
小児科の先生なんだけど、かなりの僻地なんで子供だけでなく内科全般面倒を見ている。
一度、診察がてら遊びに行った。
血液検査の数値を見て、怖そうな看護師さんが「どうしてもお酒やめられませんか?」
「はい」「やめるくらいなら死にます」
しょうがないわねえ、という表情で引き下がった。
まあそれはさておき、色々院内を見せてもらった。
実を言うと、そもそもここに来た本当の理由は、「PCシステムの調子が悪いからちょっと見てくれない?」という相談がきっかけだったのだ。
(どうせ某N社かT社かF社あたりに丸投げしたんだろな)思っていた。
見ると、案の定N社製品でシステムが統一されている。(会社は系列だけど)
(あ〜、これ3000万以上は軽く取ってるな)
(でもどうせ実働は3次受けか4次受けで、手を動かしてるのは私みたいな派遣なんだよなあ)
しかもメインサーバーが型落ちのデスクトップ。
私が1個前に使ってたVAIOの方が性能良いんじゃね。
あくまでも他社さんの仕事なので勝手にプログラムいじったりデバッグするわけにはゆかないが、とりあえず見せてもらった。
画面を見ると、もうVBなの丸わかり。
(これ、DBもAccessかせいぜいSQLServerだろなあ。まさかExcel?それなら逆に凄い)
少し調べてすぐに気づいた(これ、データのやり取りにCSV使ってる)
CSVというのは"Comma Separated Value" の略で、非常に使い勝手が良いので30年以上前から使われている。
(上位互換で"XML"というのもあるんだけれど、習得に時間がかかるのであんまり普及してない)
ただCSVには弱点があって、それは"文字コード"。
皆さんも掲示板のコメントとかで変な記号の羅列を見た事あると思うんだけど、あれはプログラムが文字コードの判別をちゃんとしてない(あるいはできない)からなんだよね。
唐突に病院らしくないタイトルだな。
でも今時、どこの医者でもデータ管理にコンピューターくらいは使ってる。
私の知り合いは看護師が多いって話は書いたけど、実は先生の方にも個人的な知り合いがいる。
小児科の先生なんだけど、かなりの僻地なんで子供だけでなく内科全般面倒を見ている。
一度、診察がてら遊びに行った。
血液検査の数値を見て、怖そうな看護師さんが「どうしてもお酒やめられませんか?」
「はい」「やめるくらいなら死にます」
しょうがないわねえ、という表情で引き下がった。
まあそれはさておき、色々院内を見せてもらった。
実を言うと、そもそもここに来た本当の理由は、「PCシステムの調子が悪いからちょっと見てくれない?」という相談がきっかけだったのだ。
(どうせ某N社かT社かF社あたりに丸投げしたんだろな)思っていた。
見ると、案の定N社製品でシステムが統一されている。(会社は系列だけど)
(あ〜、これ3000万以上は軽く取ってるな)
(でもどうせ実働は3次受けか4次受けで、手を動かしてるのは私みたいな派遣なんだよなあ)
しかもメインサーバーが型落ちのデスクトップ。
私が1個前に使ってたVAIOの方が性能良いんじゃね。
あくまでも他社さんの仕事なので勝手にプログラムいじったりデバッグするわけにはゆかないが、とりあえず見せてもらった。
画面を見ると、もうVBなの丸わかり。
(これ、DBもAccessかせいぜいSQLServerだろなあ。まさかExcel?それなら逆に凄い)
少し調べてすぐに気づいた(これ、データのやり取りにCSV使ってる)
CSVというのは"Comma Separated Value" の略で、非常に使い勝手が良いので30年以上前から使われている。
(上位互換で"XML"というのもあるんだけれど、習得に時間がかかるのであんまり普及してない)
ただCSVには弱点があって、それは"文字コード"。
皆さんも掲示板のコメントとかで変な記号の羅列を見た事あると思うんだけど、あれはプログラムが文字コードの判別をちゃんとしてない(あるいはできない)からなんだよね。
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61:名無しのオカルト 2020/01/01(水)21:15:53.44 ID: au1eCD6B0.net
103話続き
ソースコードを探したんだけど、さすがにそれは納品物には入ってないようで見つからない。
ただ、もうちょっと探したら"java"というフォルダがあって、中に"regist.class"とか"search.class"とかいうファイルが入ってる。
(へえ〜、Javaのオブジェクト使いまわしてるんだ。それなりに優秀なSEいるんだな)
だいたい原因は見えてきたがソースが見れない事には確証が無いので、データの方を調べた。
(やっぱり)
ファイル名に全角文字と半角スペースが混じっている。
初期型Javaって全角文字と半角文字が混在してると分割して処理するって致命的な欠陥があるんだよね。何度泣かされた事か。
念のためにJavaのバージョンを確認すると、なんと"1.4"。これ、一番初期の奴じゃん。
(どうしようかなあ?)
勝手にバージョンを上げたらテストを全部やり直さなけりゃならないし、そうなると完全に仕事だ。
先生か奥さんに説明して営業に電話して貰うのが正式な手順なんだけど、それだと"伝言ゲーム"+"伝言ゲーム"になって、収集がつかなくなるのは目に見えている。
(仕方ねえ)
直接私が営業に電話した。「こういうものです」って事を簡単に説明して、「とにかくプログラムの責任者か、せめて話の通じる方に電話を通して下さい」
5分以上待たされた。
ようやく技術者が出たので、Javaの虚弱性について調べる事と、テストをやり直す事をくどくどと伝えた。
「あと、納品物にソースコードも添付して下さい」
忘れた頃に先生から連絡が入って「修正したものを持ってくるらしいから立ち会ってくれない?」
実はその病院、怖い看護師さんの他にすごく色っぽいバツイチの看護師さんがいて、もう一度会いたかったので了解した。
見に行って、まずはソースコードを確認すると
「if(strFileName.contains" ")」みたいなコードが入ってる。
日本語に訳すと
「もしファイル名に半角スペースが入っていたら」みたいな意味。
技術者さんなら分かると思うんだけど、こういうのを"場当たり的な対処"って言うんだよ!!!
幽霊が出てくる話じゃなくて申し訳ないんだけど、技術者としては幽霊より怖い。
ソースコードを探したんだけど、さすがにそれは納品物には入ってないようで見つからない。
ただ、もうちょっと探したら"java"というフォルダがあって、中に"regist.class"とか"search.class"とかいうファイルが入ってる。
(へえ〜、Javaのオブジェクト使いまわしてるんだ。それなりに優秀なSEいるんだな)
だいたい原因は見えてきたがソースが見れない事には確証が無いので、データの方を調べた。
(やっぱり)
ファイル名に全角文字と半角スペースが混じっている。
初期型Javaって全角文字と半角文字が混在してると分割して処理するって致命的な欠陥があるんだよね。何度泣かされた事か。
念のためにJavaのバージョンを確認すると、なんと"1.4"。これ、一番初期の奴じゃん。
(どうしようかなあ?)
勝手にバージョンを上げたらテストを全部やり直さなけりゃならないし、そうなると完全に仕事だ。
先生か奥さんに説明して営業に電話して貰うのが正式な手順なんだけど、それだと"伝言ゲーム"+"伝言ゲーム"になって、収集がつかなくなるのは目に見えている。
(仕方ねえ)
直接私が営業に電話した。「こういうものです」って事を簡単に説明して、「とにかくプログラムの責任者か、せめて話の通じる方に電話を通して下さい」
5分以上待たされた。
ようやく技術者が出たので、Javaの虚弱性について調べる事と、テストをやり直す事をくどくどと伝えた。
「あと、納品物にソースコードも添付して下さい」
忘れた頃に先生から連絡が入って「修正したものを持ってくるらしいから立ち会ってくれない?」
実はその病院、怖い看護師さんの他にすごく色っぽいバツイチの看護師さんがいて、もう一度会いたかったので了解した。
見に行って、まずはソースコードを確認すると
「if(strFileName.contains" ")」みたいなコードが入ってる。
日本語に訳すと
「もしファイル名に半角スペースが入っていたら」みたいな意味。
技術者さんなら分かると思うんだけど、こういうのを"場当たり的な対処"って言うんだよ!!!
幽霊が出てくる話じゃなくて申し訳ないんだけど、技術者としては幽霊より怖い。
62:名無しのオカルト 2020/01/01(水)21:16:56.33 ID: au1eCD6B0.net
病院の怖い話と怖くない話 104、白い布
ご遺体の顔にハンカチとか布をかぶせる奴、あれ"お顔伏せ"と言って、まあ由来は諸説あるんだけれど、ご遺体の顔をさらしたくないってのがまあ定番。
でもすごいベテランの先輩に聞いたんだって、「あれ、昔は塗れ布巾被せてたんだよ」理由は「ごくたまに、蘇生する事があったから」「でも一定時間脳に酸素が行かないと、仮に蘇生しても障害が残るから、本人にも家族にも負担にしかならないから」
「その名残なのね」
彼女自身一度だけ体験したそうだ。
霊安室からご遺体を運び出す時に、"お顔伏せ"の鼻から下の部分がめくれあがっていたんだって。
「まあ、空調の風があたっただけだと思うけど」
ご遺体の顔にハンカチとか布をかぶせる奴、あれ"お顔伏せ"と言って、まあ由来は諸説あるんだけれど、ご遺体の顔をさらしたくないってのがまあ定番。
でもすごいベテランの先輩に聞いたんだって、「あれ、昔は塗れ布巾被せてたんだよ」理由は「ごくたまに、蘇生する事があったから」「でも一定時間脳に酸素が行かないと、仮に蘇生しても障害が残るから、本人にも家族にも負担にしかならないから」
「その名残なのね」
彼女自身一度だけ体験したそうだ。
霊安室からご遺体を運び出す時に、"お顔伏せ"の鼻から下の部分がめくれあがっていたんだって。
「まあ、空調の風があたっただけだと思うけど」
71:名無しのオカルト 2020/01/02(Thu)12:48:11 ID: /n1MO9ab0.net
>>62
非常に面白かっ
非常に面白かっ
159:名無しのオカルト 2020/01/13(月)16:55:36.42 ID: Ujqg6xfK0.net
>>62
面白かった
面白かった
引用元:ほんのりと怖い話スレ 139
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