今回集めたのは、10月18日に生まれた6本の蔵出し。軸になっているのは、日航ジャンボ機墜落事故で亡くなった女性が遺した同人誌の作品を、当時の仲間が本人に代わって今もネットで公開し続けているという一件だ。善意からの行為だとわかっていても、誰かが「死んでからも晒され続けるなんて……」と漏らした一言が、妙に引っかかって離れない。
今回選んだのは、気づいた瞬間にじわっと落ち着かなくなる話ばかり。近所で順番に鳴っていくインターホン、墓の隣に建つ赤い鳥居、十六年住んで「ただ……」と言う投稿者、洗濯物を狙うように向けられたカメラへ使い捨てカメラで撮り返した話——日常のすぐ隣にある小さな裂け目を集めた。当時のコメ欄にも反応が残っている記事には、スレの温度が伝わる一件を添えている。
01
【事件】日航ジャンボ機墜落事故で死んだ人の同人誌がすごい。受賞して、そのイベントの帰りに事故に遭われたんだよね
2018年コメ9件
亡くなった同人作家の絵を、かつての仲間が今もブログで公開し続けているという話。善意だとわかっていても、「死んでからも晒され続ける」というコメントの一言が妙に刺さる。
1. 名無しのオカルト 2018/10/18
生き恥ならぬ、死に恥を友達によって晒されるとは… → コメ欄を全部読む02
【怖い話】原子力の人類に早すぎた感は異常。生物に対する殺意が高すぎる。
2022年コメ8件
深夜のスレで核融合やもんじゅの話まで飛び火していく、妙に熱量の高い原子力談義。「数百キロ圏内から避難すべきだったのでは」という温度感だけでも覗いてみてほしい。
4. 名無しのオカルト 2022/10/19
人間が即死レベルの放射線でも昆虫は平気で生きていけるから、核戦争が起こって放射能で地球が覆われても生物が滅亡することはないよ。新しい進化がまた始まる。 → コメ欄を全部読む スポンサーリンク
03
【オカルト】近所で鳴り続けるインターホン。一軒一軒しつこいと思っていたが、怖いことにどの家も対応しないことに気づいた。
2020年コメ6件
自分の家からお隣、さらにお隣へと、インターホンの音だけが順番に近づいてくる夕方の話。誰も出ない、という事実に気づいた瞬間のじわっとした怖さがいい。
1. 名無しのオカルト 2020/10/18
そこの住宅街を請け負った業者がチョイスしたチャイムって爆音なんだろ 夏に窓を開けてると隣の家の息子のオンラインゲームの絶叫とか娘の 配信とかまで聞こえてくるうちの住宅地でさえそんな何件も先のチャイムが 聴こえるなんて無いからね → コメ欄を全部読む04
【風習・信仰】地元のお寺に稲荷神社がありました。お墓と赤い鳥居の組合せが不思議……よくあるんでしょうか?
2019年コメ5件
お寺の中にある稲荷神社、お墓と赤い鳥居の組み合わせへの素朴な疑問から始まるスレ。神仏習合の名残という回答の奥に、ちょっと不穏な単語が混ざっているのも見どころ。
2. 名無しのオカルト 2019/10/18
最近まで(とはいえ数十年前だけど)神仏習合だったから神社と寺院が混ざってるところはあるよ 不思議な感じするとは思うけど ちなみに寺院にある稲荷は大抵が荼枳尼天、ダーキニーと呼ばれるインドの邪神、こちらでは善神として祀られてるけど、一度信仰したらずっと祀らなければならないのはこっち 稲魂神の神使の狐とは別ものだよ → コメ欄を全部読む05
【怖い話】自殺者のでたワンルームマンションの部屋に16年住んでたけどなんともなかったよ ただ……
2017年コメ5件
自殺のあった部屋に16年住んで「なんともなかったよ ただ……」と言う投稿者。その「ただ……」の先に何があったのかは、本文を読んでからのお楽しみ。
2. 名無しのオカルト 2017/10/18
我が家も中古で買った家だから、前家主とその両親はこの家で死んでると思う。 子供は一人立ちして、残されたお嫁さんから買ったから間違いないだろう。 → コメ欄を全部読む06
【オカルト】洗濯物を干してると路上でカメラを向けている男が! むかついて私も使い捨てカメラを向けた。
2023年コメ4件
洗濯物を干していたら路上から見知らぬ男にカメラを向けられ、むかついて使い捨てカメラで撮り返した投稿者。現像した写真に何が起きていたのかは、本文で確かめてほしい。
1. 名無しのオカルト 2023/10/18
真剣気味悪くは方言か。 使い捨てカメラの正式名称はレンズ付きフィルム。 → コメ欄を全部読む6本を並べて読むと、怖さの正体は怪異そのものではなく、気づいてしまった後に消えない違和感の方だと分かってくる。あなたの身の回りにも、似たような「ただ……」が転がっていないだろうか。気づいたことがあれば、コメ欄で教えてほしい。
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