327:名無しのオカルト 2009/05/13(水) 20:18:39 ID: ID:k3aqzg/A0
知り合いの話。
渓流に沿って歩いていると、行く手の川縁に誰かが蹲っているのが見えた。
ボロ布を纏っているような奇妙な格好をしていたらしい。
足元から何かを掬っては頭を上下させている。
何かを咀嚼している様子だ。
大きな岩を迂回してからもう一度目をやると、人影は消えていた。
足元に気を付けながらその場所に下り立ったところ、砂の上に何か穿ったような跡が
残されていた。
「こんな山奥まで来て、川の砂なんかを飲み込んでいたのかな?」
辺りを見回したが、何の気配も感じられなかった。
変わった人もいるものだと思いながら、そのまま川を下り続けた。
下山し無事に家に辿り着いたその日の夜、おかしな夢を見た。
夢の中で彼は川沿いの砂地に立っていた。
あの影を目撃した場所だ。
彼の前に、例のボロ布に包まれた背中があった。
クチャクチャと湿った音が聞こえてくる。
やがてそいつはくるりと首を回し、彼を真正面から睨め付けてきた。
目の大きさが左右で異なる、異様な風貌をしている老人の顔がそこにあった。
右目は細く閉じられていて白目の部分しか見えず、目脂が酷い。
左目は大きく見開かれ、瞼が無いのかほとんど真円に近かった。
口元に濡れた川砂がこびり付いている。
渓流に沿って歩いていると、行く手の川縁に誰かが蹲っているのが見えた。
ボロ布を纏っているような奇妙な格好をしていたらしい。
足元から何かを掬っては頭を上下させている。
何かを咀嚼している様子だ。
大きな岩を迂回してからもう一度目をやると、人影は消えていた。
足元に気を付けながらその場所に下り立ったところ、砂の上に何か穿ったような跡が
残されていた。
「こんな山奥まで来て、川の砂なんかを飲み込んでいたのかな?」
辺りを見回したが、何の気配も感じられなかった。
変わった人もいるものだと思いながら、そのまま川を下り続けた。
下山し無事に家に辿り着いたその日の夜、おかしな夢を見た。
夢の中で彼は川沿いの砂地に立っていた。
あの影を目撃した場所だ。
彼の前に、例のボロ布に包まれた背中があった。
クチャクチャと湿った音が聞こえてくる。
やがてそいつはくるりと首を回し、彼を真正面から睨め付けてきた。
目の大きさが左右で異なる、異様な風貌をしている老人の顔がそこにあった。
右目は細く閉じられていて白目の部分しか見えず、目脂が酷い。
左目は大きく見開かれ、瞼が無いのかほとんど真円に近かった。
口元に濡れた川砂がこびり付いている。
328:名無しのオカルト 2009/05/13(水) 20:20:46 ID: ID:k3aqzg/A0
(続き)
やがて老爺は、嗄れ声を絞り出しながらこう言った。
「好きでこんなモン喰うているとでも思うたか」
そこで目が覚めた。全身に嫌な汗をかいていたそうだ。
「馬鹿にしたつもりなどないんだけどな・・・」
ボヤきはしたものの、何となく悪い気もしたので、取りあえず布団の上に正座し、
「すいませんでした」と適当な方面に頭を下げてみた。
何に対して謝ったのかは、自分でもよくわからなかったが。
まぁ間が悪かったよな、そう考えて自分を慰めという。
謝罪が功を奏したか、以来夢の中に老人は現れていない。
ちなみに彼は、それ以来あの渓流には近よっていないのだそうだ。
やがて老爺は、嗄れ声を絞り出しながらこう言った。
「好きでこんなモン喰うているとでも思うたか」
そこで目が覚めた。全身に嫌な汗をかいていたそうだ。
「馬鹿にしたつもりなどないんだけどな・・・」
ボヤきはしたものの、何となく悪い気もしたので、取りあえず布団の上に正座し、
「すいませんでした」と適当な方面に頭を下げてみた。
何に対して謝ったのかは、自分でもよくわからなかったが。
まぁ間が悪かったよな、そう考えて自分を慰めという。
謝罪が功を奏したか、以来夢の中に老人は現れていない。
ちなみに彼は、それ以来あの渓流には近よっていないのだそうだ。
347:名無しのオカルト 2009/05/14(木) 06:51:15 ID: ID:imHbw3LO0
>>327
ロシアに土を好きこのんで食べるばあさんいたよね。
体にいいんだと。
ロシアに土を好きこのんで食べるばあさんいたよね。
体にいいんだと。
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355:名無しのオカルト 2009/05/14(木) 15:01:34 ID: ID:6Z7vRINn0
>>347
土が食べたくなって食べたりする症状が出るのは
貧血気味だったりするそうだ。土には鉄分含まれてるから。
砂は何入ってるのかな。
土が食べたくなって食べたりする症状が出るのは
貧血気味だったりするそうだ。土には鉄分含まれてるから。
砂は何入ってるのかな。
359:名無しのオカルト 2009/05/14(木) 22:11:18 ID: ID:l2CIyqa10
>>355
異食症
異食症
361:名無しのオカルト 2009/05/15(金) 01:28:38 ID: ID:OrTOWpfM0
>>355
昔話に出てくる仙人の食事に近いのかなー
土を食べる話は知らないけど、仙人はなるべく火を使わず生に近い形で食べるとか
生食をする現代の取り組み↓
ローフード
出典: Wiki
ローフードの一例。生のトマトソースをかけた生のズッキーニの「パスタ」とオリーブ、セロリ、ホウレンソウローフード(英語:raw food)とは、加工されていない生の食材(多くは有機栽培)を用いた食品、
あるいは食材を極力生で摂取する食生活(ローフーディズム)のことである。リビングフードとも呼ばれる。
食物が持つ、加熱によって失われがちな酵素やビタミン、ミネラルなどを効率よく摂取することを目的とする。 ただし、酵素が破壊されないとされている摂氏46度以下でならば加熱してもかまわない。
ローフードの支持者は、加熱しない食物を多く摂取することで、ダイエットや病気の予防、
治療効果があると信じている。医学専門家の研究では、ローフード食は健康的だという報告もある一方、 身体にさまざまな問題を起こすという研究結果もある。
ローフーディズムは、1900年代から欧米で提唱されてきた食生活であり、近年では、アメリカ西海岸や、イギリス、ドイツ、オーストラリアなどを中心に人気があり、
大都市ではローフード専門のレストランが開店し、芸能人の実践者も多い。
昔話に出てくる仙人の食事に近いのかなー
土を食べる話は知らないけど、仙人はなるべく火を使わず生に近い形で食べるとか
生食をする現代の取り組み↓
ローフード
出典: Wiki
ローフードの一例。生のトマトソースをかけた生のズッキーニの「パスタ」とオリーブ、セロリ、ホウレンソウローフード(英語:raw food)とは、加工されていない生の食材(多くは有機栽培)を用いた食品、
あるいは食材を極力生で摂取する食生活(ローフーディズム)のことである。リビングフードとも呼ばれる。
食物が持つ、加熱によって失われがちな酵素やビタミン、ミネラルなどを効率よく摂取することを目的とする。 ただし、酵素が破壊されないとされている摂氏46度以下でならば加熱してもかまわない。
ローフードの支持者は、加熱しない食物を多く摂取することで、ダイエットや病気の予防、
治療効果があると信じている。医学専門家の研究では、ローフード食は健康的だという報告もある一方、 身体にさまざまな問題を起こすという研究結果もある。
ローフーディズムは、1900年代から欧米で提唱されてきた食生活であり、近年では、アメリカ西海岸や、イギリス、ドイツ、オーストラリアなどを中心に人気があり、
大都市ではローフード専門のレストランが開店し、芸能人の実践者も多い。
362:名無しのオカルト 2009/05/15(金) 01:34:42 ID: ID:OrTOWpfM0
>>361
つづき
仙人食といわれるものは例えば古典「抱朴子」などに細かい記述がありますが、いわば「山野草」や樹木の類に関するものですね。
中国古代には仙人は山野に住していた「山の人」であったわけですから、当然のことですが、いわゆる「仙気」の強い植物を常食としていたと思われます。
つまり
●仙草 仙気の強い野草。アカザ、雪ノ下、スベリヒュウ、ハコベ、オオバコ、セリなど。
●仙果 仙気の多い果物。胡桃、松実、腰果、乾葡萄、紅棗など。
などの山野に産する植物がそうで、これらを「生食」する。仙草などはできるだけ芽の部分を生食。ということであったようです。
http://www.ops.dti.ne.jp/~taoistyi/senninshoku2.htm
つづき
仙人食といわれるものは例えば古典「抱朴子」などに細かい記述がありますが、いわば「山野草」や樹木の類に関するものですね。
中国古代には仙人は山野に住していた「山の人」であったわけですから、当然のことですが、いわゆる「仙気」の強い植物を常食としていたと思われます。
つまり
●仙草 仙気の強い野草。アカザ、雪ノ下、スベリヒュウ、ハコベ、オオバコ、セリなど。
●仙果 仙気の多い果物。胡桃、松実、腰果、乾葡萄、紅棗など。
などの山野に産する植物がそうで、これらを「生食」する。仙草などはできるだけ芽の部分を生食。ということであったようです。
http://www.ops.dti.ne.jp/~taoistyi/senninshoku2.htm
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363:名無しのオカルト 2009/05/15(金) 06:54:27 ID: ID:T3HzEq//0
>>362
面白いな
漢の成帝の時代、狩人が山中で、裸で全身黒い毛で覆われている人間を見た。
狩人は、捕まえてみようと追いかけたが、これは堀を越え谷を越えて逃げ、
その足の速さにはとうていついてゆけない。そこで、ひそかに後を追って、その棲家をつきとめた。
すると、それは、ひとりの女であった。
そこで、狩人はこの女から話を聞いた。
「私はもともと秦の宮殿で宮仕えをしていましたが、敵である楚の兵隊に占領され、
秦王は滅ぼされ、宮殿も焼けたと聞いて、驚いて山中に逃げ込みました。
山中では食べる物も無く、餓死寸前のところ、ひとりの老人が現われ、
松葉と松の実は食べることができることを教わりました。最初は苦くて食べにくかったのですが、
次第と慣れ、餓えや渇きを感じなくなり、冬も凍えず、夏も暑さを感じなくなりました。」
この女の話からすると、秦王子嬰に仕えていたらしい。
とするとこの女、二百歳となる。狩人は、この女を連れて帰り、穀物の飯を食べさせた。
最初は穀物の匂いをかぐだけでも嘔吐していたが、次第と慣れていった。
二年ほどたつと、女の全身を覆っていた黒い毛は抜け落ちたが、ついに、老衰で死んでしまった。
この女、山中で人と会わなければ、仙人となっていただろうに。
面白いな
漢の成帝の時代、狩人が山中で、裸で全身黒い毛で覆われている人間を見た。
狩人は、捕まえてみようと追いかけたが、これは堀を越え谷を越えて逃げ、
その足の速さにはとうていついてゆけない。そこで、ひそかに後を追って、その棲家をつきとめた。
すると、それは、ひとりの女であった。
そこで、狩人はこの女から話を聞いた。
「私はもともと秦の宮殿で宮仕えをしていましたが、敵である楚の兵隊に占領され、
秦王は滅ぼされ、宮殿も焼けたと聞いて、驚いて山中に逃げ込みました。
山中では食べる物も無く、餓死寸前のところ、ひとりの老人が現われ、
松葉と松の実は食べることができることを教わりました。最初は苦くて食べにくかったのですが、
次第と慣れ、餓えや渇きを感じなくなり、冬も凍えず、夏も暑さを感じなくなりました。」
この女の話からすると、秦王子嬰に仕えていたらしい。
とするとこの女、二百歳となる。狩人は、この女を連れて帰り、穀物の飯を食べさせた。
最初は穀物の匂いをかぐだけでも嘔吐していたが、次第と慣れていった。
二年ほどたつと、女の全身を覆っていた黒い毛は抜け落ちたが、ついに、老衰で死んでしまった。
この女、山中で人と会わなければ、仙人となっていただろうに。
364:名無しのオカルト 2009/05/15(金) 09:24:41 ID: ID:1YnbIOYNO
>>363
何故か山月記を思い出した
全然仙人関係ないけどね
何故か山月記を思い出した
全然仙人関係ないけどね
367:名無しのオカルト 2009/05/15(金) 16:57:55 ID: ID:OrTOWpfM0
>>363
>裸で全身黒い毛で覆われている人間
イェティ、ビッグフット?
でも、言葉を話すってのが不思議
松の実とかは、めったにないけど食べることあるよ
>裸で全身黒い毛で覆われている人間
イェティ、ビッグフット?
でも、言葉を話すってのが不思議
松の実とかは、めったにないけど食べることあるよ
329:名無しのオカルト 2009/05/13(水) 20:24:43 ID: ID:Q+ghCPc20
彼岸も此岸も紙一重な感じの話ってやけに心にしみるのは何でなんだろう…
引用元:∧∧山にまつわる怖い・不思議な話Part41∧∧
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