762: ピクニック 2006/06/15(木) 21:49:51 ID:f3Wwtzk60
去年の夏、高校最後の夏休みのお盆期間中に、
親戚の叔父さん叔母さん、いとこの年下の女の子といとこの弟、私の5人で、
東北の田舎にある親戚の別荘にバカンスに行った時の話です。
一日目はバーベキューや花火などをして何事も無く過ごしました。
二日目は親戚の叔父さんの実家で行われる法事のようなちょっとした用事に私以外出かけるということで
叔父さんの提案もありその日は私一人で綺麗な景色を堪能できるちょっとした遊び場があるという、
近くの山の中頃にある自然公園にハイキング気取りで行ってみたらと言われ、
実際自然豊かな環境に飢えていた私は、親戚を送り出すと朝食を済ませ
ちょっとしたお弁当を作ると意気揚々と木々が生い茂った山に入りました。
細い道が左右に生い茂る藪が延々と続く遊歩道を、私は鼻歌まじりでで歩き始めました。
すれ違う人とにこやかに挨拶を交し、一時間ほど歩くと目的地のアスレチックやちょっとした憩いの場的施設が広大な芝の草原と共にたたずむ湖畔にたどりつきました。
ぐるっと湖の周りを散策したり綺麗な景色を写真に収めたり普段では味わえない体験に夢中になり、気づくと昼を過ぎていました。天気もよくカップルや親子連れがボートに乗ったりアスレチックで遊んだりしている景色を眺めつつ私は持参したおにぎりを平らげると
芝生に横になり、平地では感じられない心地よい風を感じながら
うとうとし始めいつの間にか眠ってしまいました。
気づくとあんなに真っ青だった晴れ空は暑い雲に覆われ、太陽がすっかり隠れてしまい
あれほどたくさんいた人達はまったくいなくなっており、時計を見ると午後6時にもうすぐ差し掛かるところでした。急激にひっそりと静まり返った今の状況をひしひしと感じ、どうしようもなく心細くなった私はビニールシートをたたむと足早に遊歩道を引き返すことにしました。
親戚の叔父さん叔母さん、いとこの年下の女の子といとこの弟、私の5人で、
東北の田舎にある親戚の別荘にバカンスに行った時の話です。
一日目はバーベキューや花火などをして何事も無く過ごしました。
二日目は親戚の叔父さんの実家で行われる法事のようなちょっとした用事に私以外出かけるということで
叔父さんの提案もありその日は私一人で綺麗な景色を堪能できるちょっとした遊び場があるという、
近くの山の中頃にある自然公園にハイキング気取りで行ってみたらと言われ、
実際自然豊かな環境に飢えていた私は、親戚を送り出すと朝食を済ませ
ちょっとしたお弁当を作ると意気揚々と木々が生い茂った山に入りました。
細い道が左右に生い茂る藪が延々と続く遊歩道を、私は鼻歌まじりでで歩き始めました。
すれ違う人とにこやかに挨拶を交し、一時間ほど歩くと目的地のアスレチックやちょっとした憩いの場的施設が広大な芝の草原と共にたたずむ湖畔にたどりつきました。
ぐるっと湖の周りを散策したり綺麗な景色を写真に収めたり普段では味わえない体験に夢中になり、気づくと昼を過ぎていました。天気もよくカップルや親子連れがボートに乗ったりアスレチックで遊んだりしている景色を眺めつつ私は持参したおにぎりを平らげると
芝生に横になり、平地では感じられない心地よい風を感じながら
うとうとし始めいつの間にか眠ってしまいました。
気づくとあんなに真っ青だった晴れ空は暑い雲に覆われ、太陽がすっかり隠れてしまい
あれほどたくさんいた人達はまったくいなくなっており、時計を見ると午後6時にもうすぐ差し掛かるところでした。急激にひっそりと静まり返った今の状況をひしひしと感じ、どうしようもなく心細くなった私はビニールシートをたたむと足早に遊歩道を引き返すことにしました。
引用元: ・死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?132
763: ピクニック 2006/06/15(木) 21:53:25 ID:f3Wwtzk60
どんよりとした曇り空はより一層暗くなっていきます。湖畔に向かう時はあれほどすれ違った
ハイキング客も誰一人としてすれ違うことなく、心細くてしかたない私は
いたたまれなくなり誰でもいいから人と会いたい気持ちになり、
誰でもいいから山を降りる人に追いつきたいと願いつつ
時折小走りになっていました。しかし走れど走れど他のハイキング帰りの人に
追いつくような気配はなくいつまでも変わる事のない目の前に広がる景色に
おびえつつひどく自分があせってきているのに気がつきました。
ようやく道のりの半分を過ぎたころ、程靴紐が解けたのに気づいた私はふとしゃがみこむと靴紐を結いなおしました。
‥‥ガサガサ‥ガサガ‥‥誰かいるの?と思い後ろを振り返るとその音はピタッとやみました。
‥蛇?‥動物?‥‥‥まさか熊?とも思い息を潜め様子を伺いましたがシーンと静寂が訪れます。
ハイキング客も誰一人としてすれ違うことなく、心細くてしかたない私は
いたたまれなくなり誰でもいいから人と会いたい気持ちになり、
誰でもいいから山を降りる人に追いつきたいと願いつつ
時折小走りになっていました。しかし走れど走れど他のハイキング帰りの人に
追いつくような気配はなくいつまでも変わる事のない目の前に広がる景色に
おびえつつひどく自分があせってきているのに気がつきました。
ようやく道のりの半分を過ぎたころ、程靴紐が解けたのに気づいた私はふとしゃがみこむと靴紐を結いなおしました。
‥‥ガサガサ‥ガサガ‥‥誰かいるの?と思い後ろを振り返るとその音はピタッとやみました。
‥蛇?‥動物?‥‥‥まさか熊?とも思い息を潜め様子を伺いましたがシーンと静寂が訪れます。
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764: ピクニック 2006/06/15(木) 21:55:36 ID:f3Wwtzk60
気のせいか‥と思いつつも徐々に闇に覆われる大自然の移り変わりの速さに
恐怖感がじわじわ沸いてきた私は小走りのペースをさらに速め走り出しました。
5分ほど立った頃でしょうか、一息入れようと水筒のお茶を蓋状のコップに注ごうとした瞬間
手がすべりふたを地面に落とすと自分より後ろに転がっていきました。
蓋を拾い上げ何気なく自分が走ってきた道を振り返ると、
はるか向こうの藪を何か白いものががさがさとこっちに向かって走ってくるのが見えます。
どうやらシーツのような布の塊に見えます‥‥
ガサゴソという藪を縦断する音とは別にぶつぶつと何かささやくような声も同時に聞こえてきました。
100mぐらいに迫ったでしょうか、それは間違いなくこちらに向かってきます‥‥
「‥勘弁‥して‥‥!」そう思わざるを得ませんでした
こっちに向かってくるのは、白装束を着て顔を真っ白に塗りたくり、
サザエさんの漫画であるような前かがみで両手を突き出した姿で
長髪を振り乱しながら走ってくる、間違いなくまともでないであろう女性でした。
「憑りついてやる‥憑りついてやる‥憑りついてやる‥‥‥」
もうわけがわかりません、私は全速力で走り出しました。このまま待っていたら
ろくな目に合わない事だけはわかったからです。
恐怖感がじわじわ沸いてきた私は小走りのペースをさらに速め走り出しました。
5分ほど立った頃でしょうか、一息入れようと水筒のお茶を蓋状のコップに注ごうとした瞬間
手がすべりふたを地面に落とすと自分より後ろに転がっていきました。
蓋を拾い上げ何気なく自分が走ってきた道を振り返ると、
はるか向こうの藪を何か白いものががさがさとこっちに向かって走ってくるのが見えます。
どうやらシーツのような布の塊に見えます‥‥
ガサゴソという藪を縦断する音とは別にぶつぶつと何かささやくような声も同時に聞こえてきました。
100mぐらいに迫ったでしょうか、それは間違いなくこちらに向かってきます‥‥
「‥勘弁‥して‥‥!」そう思わざるを得ませんでした
こっちに向かってくるのは、白装束を着て顔を真っ白に塗りたくり、
サザエさんの漫画であるような前かがみで両手を突き出した姿で
長髪を振り乱しながら走ってくる、間違いなくまともでないであろう女性でした。
「憑りついてやる‥憑りついてやる‥憑りついてやる‥‥‥」
もうわけがわかりません、私は全速力で走り出しました。このまま待っていたら
ろくな目に合わない事だけはわかったからです。
765: ピクニック 2006/06/15(木) 22:01:42 ID:f3Wwtzk60
後ろをふりかえらなくても、私の発する音とは明らかに違う藪を掻き分ける音が
あの女の存在を如実に実感させてくれます。半狂乱に陥りそうになりながらも
私は全速力で走り続けました。
「‥憑りついてやる‥憑りついてやる‥お前に‥‥憑りついてやる‥」
一定の距離を保ちながら、脳髄に染み渡るような不気味な低い声がはっきりと聞こえてきます。
もう泣きべそになりながら私は一定のスピードでついてくる白いものから必死に逃げ回りました。
幸い駅伝選手の候補選手として練習に借り出された事のある持久力を持つ私はしばらくすると
なんとかやつを引き離す事に成功したようです、はるか遠くに見えるしろいものは
「ちくしょう‥‥ちくしょう‥‥憑りついてやる‥‥‥殺してやる」そうはき捨てるように言い放ちました。
‥‥どうやら引き離す事に成功したようでした。必死に山道を駆け下りた私は親戚の別荘に逃げ込みました。
以上です。半端なようですが実体験なのでこれ以上書きようがありません。
一つ付け加えるとすれば、その日から二日後、神社の近くで深夜に通り魔事件があったというニュースを耳にしたという事です。
半端じゃない実体験話系のホームページのコピペでした。
あの女の存在を如実に実感させてくれます。半狂乱に陥りそうになりながらも
私は全速力で走り続けました。
「‥憑りついてやる‥憑りついてやる‥お前に‥‥憑りついてやる‥」
一定の距離を保ちながら、脳髄に染み渡るような不気味な低い声がはっきりと聞こえてきます。
もう泣きべそになりながら私は一定のスピードでついてくる白いものから必死に逃げ回りました。
幸い駅伝選手の候補選手として練習に借り出された事のある持久力を持つ私はしばらくすると
なんとかやつを引き離す事に成功したようです、はるか遠くに見えるしろいものは
「ちくしょう‥‥ちくしょう‥‥憑りついてやる‥‥‥殺してやる」そうはき捨てるように言い放ちました。
‥‥どうやら引き離す事に成功したようでした。必死に山道を駆け下りた私は親戚の別荘に逃げ込みました。
以上です。半端なようですが実体験なのでこれ以上書きようがありません。
一つ付け加えるとすれば、その日から二日後、神社の近くで深夜に通り魔事件があったというニュースを耳にしたという事です。
半端じゃない実体験話系のホームページのコピペでした。
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