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不可解な体験、謎な話

【不思議な話三篇】天井一杯に大きく人の顔 / やけに青白く恨めしそうな残念そうな表情をした大伯父 / 手紙を書きながら零れた涙

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84: 本当にあった怖い名無し 04/08/02 19:53 ID:q/PTOsKr
俺が生まれる時の話だそうです。
父方の祖父は俺が生まれてくるのをとても楽しみにしていたそうです。
しかし、出産予定日の二ヶ月前に祖父は突然亡くなってしまったそうです。
前日まで元気だったのに、寝ている間に死んでしまったそうです。
お葬式など色々ありましたが、出産予定日になりました。
我が家は珍しく、産婆さんによる自宅出産でした。
出産は安産という言葉の例になるほど順調で、順調に終わったそうです。
その日の夜です。
母が視線を感じて目を覚ますと、天井一杯に大きく人の顔があったそうです。
普通なら恐怖に駆られるでしょうが、不思議と何も感じなかったそうです。
よく見ればそれは、亡くなった祖父の顔だったそうです。
その祖父は、眠っている俺に目をやると微笑んで何か口を動かして消えたそうです。
そのとき、音は出ていませんでしたが、母はそれが「座椅子」と言っていると理解出来たそうです。
翌日、父にその出来事をはなし、祖父の家の生前祖父が使っていた座椅子を調べたところ、手すりのところに引き出しが付いていて、そこに一枚の半紙が入っていたそうです。
それは生前祖父が書いたであろう、俺の名前の案だったそうです。
そして今、俺の名前はその祖父が考えていた名前です。
俺は今までにも、事故に遭いそうになって危ないところで助かった事が二回ほどあります。
そのとき確かに何かに守られているような安らぎにも似た感覚を感じていました。
俺の誕生を楽しみにしていた祖父は、今でも俺を守ってくれているのかもしれません。


引用元: ・死ぬほど洒落にならない怖い話を集めてみない?81

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240: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/08/04 12:58 ID:eblBXXfa
戦争中の話なんだけど、母方のばあさんの兄(大伯父)が陸軍士官学校を出たエリートで、
当時満州の部隊に配属されていた。時々実家のある鹿児島に手紙を出していたんだけど、
1944年の秋ごろから急に手紙がぱったり途絶えてしまったらしい。
ばあさんやひいばあさんは、最悪のパターンを想像しながら不安な日々を送っていた。
1945年になって間もない冬の夜。ばあさんが部屋で寝ていたら革靴の音がしたらしい。
あの当時革靴を履いているのは軍人と一部の政治家ぐらいのものだから、すぐに
「これは兵隊だ」と気づいたそうだ。ばあさんはそのまま横で寝ていた姉に、誰か
来ていることを知らせた。ばあさんの姉はおとなしく寝ているように言い聞かせて、
自分は薄目を開けて音のするほうに頭を動かした。
そしたら、部屋の横の縁側に、ぼうっと大伯父が現れた。帽子をかぶって腰にサーベルをさし、
マントを着た正装姿だったらしいけど、やけに青白くて恨めしそうな、残念そうな表情を
していたそうだ。ばあさんは思わず、「兄さんが帰ってきた!!」と叫んで、隣に寝ていたひいばあさんを
起こしに走っていった。ひいばあさんやばあさんのもう一人の姉が駆け込んでくると、
大伯父は軽く会釈をすると、どこか苦しそうに胸を押えながらすうっと消えていった。
それから1ヶ月ほどして、大伯父の戦死通知が来た。でもただ満州で指揮中に死んだ
と書かれているだけで、戦死か病死かは分からなかったし、遺骨も最後まで見つからなかった。
おそらく部隊が撤退中に大伯父は病臥していたため置いていかれたのでは、とばあさんは
考えている。
そのあとばあさんの二番目の姉は病気で亡くなって、ばあさんも鹿児島の空襲で
大怪我した。その時にも、ばあさんは防空壕で大伯父らしき人が日本刀を左手に握って
正座している姿を見たらしい。
鹿児島の空襲は結構酷かったけど、ばあさんの実家は焼け残った。死んだ大伯父が守って
くれたんだといって、親戚はみんな感謝している。


291: 本当にあった怖い名無し 04/08/05 11:14 ID:QpB3V+rH
昔、ウチの死んだじいちゃんから聞いた話。

戦争があって(じいちゃんは戦争については詳しくは話したがらない人だった。)
出兵する事になったじいちゃんは、
その時すでに亡くなってたお父さん(俺のひいじいちゃんにあたる。)に
名誉な事だからと、墓前に手紙をあげようとして
夜に手紙を書いていたんだって。
命と引き換えになっても、母を守りたいって事を書こうとしたら
ばあちゃんの事を思い出して、もし死んで独り身で残す事になったらと
思ったら悲しくなってしまい涙がこぼれたって。
せっかく書いた手紙が濡れちゃうなと思って手紙に目を落とすと
手紙に落ちた涙は染みたけど何故か広がらずに点からジワジワ、色々な形になっていって
じいちゃんが不思議に思って見ていたら

ナ ク ナ シ ヌ ナ

って、涙が染みた場所が最後には片仮名みたいになったんだって。

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